八=捌 (ハツ・さばく)
漢字で「八」と書くと下の方が広がる事から「末広がり」を意味し、特に古代日本においては 「八」は聖数とされ、また、漠然と数が大きいことを示すのにも使われた。
捌は八の大字。
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八個一組で数えるもの
八方 :北・南・東・西・北東・南東・北西・南西・
八卦 :乾・兌・離・震・巽・坎・艮・坤
八徳 :仁・義・礼・智 . . . 本文を読む
七=漆 (シツ・うるし)
七は切断した骨の形で、これに刀を加えると 「切」 になる。
中国では奇数を尊ぶ風があり、三・五等とともに、七は聖数とされた。
漆は 「七」 の大字
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七 についての関連記事を探しているうちに、主旨がわからなくなってしまって、気がついたら 「この日何の日?」 をメモしていた。
記念日とは、そもそもの謂れさえ忘 . . . 本文を読む
六=陸 (リク・ロク・おか・くが)
坴 は六を重ねた形で、六の字形から見ると、小さなテントのような形の建物の形である。 阜(阝)は神が天に昇り降りするときに使う神の梯の形であるから、陸は神を迎える幕舎のあるところである。
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六といえば、 昔から「6歳の6月6日に芸事のお稽古を始めると必ず上達する」という風潮があった。
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五=伍 (ゴ・いつつ・)
木を斜めに交叉させて作った器物の二重の蓋の形、コレを数字の五に用いるのは、その音だけを借りる仮借の方法である。 一から四までの数字の字は、細長い算木を一、二、三とそれぞれの数だけ横に並べた形である。五は二重になった大きな木の蓋の形で、これを神への祈りの文である祝詞を入れる器の上に置いた形の字が吾であり、固く蓋をして祈りの効果を守るので「まもる、ふせぐ」 の意味となる。
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四=肆 (し、ほしいまま)
本来の四は、数を数える用具の算木を四本重ねた形で、その字は指事であるが、のち四の字形を用いるようになった。
数の「よつ」をいう。 算木を重ねる線が不正確なことがあるので、音による表示にかえたのだろう.。
肆の字源では 「長(ながく)」+「隶(手に持つ)」でものをならべるの意。後に「聿」に書き誤った。
四との関連が見当たらないが、四の大字となっている。
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参 (サン・シン・まいる・まじわる・みつ)
元の形は參 三本のかんざしを中央に集めて頭髪に挿している形。 かんざし三本から「みつ」の意味となり、「あつまる、ふぞろい」 の意味となる。
参詣は多くの人が集まって神社仏閣にお参りすること、ふぞろいなことを参差(しんし) という。
数字の三は加筆して変改しやすいので、変改防止のため参をその代用として用いる事がある。
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弐 (ニ・ジ・ふたつ・たがう)
元の字は貮 貮は、貝(もと青銅器の祭器である鼎(かなえ)の形) に刻まれている銘文をほこで削って変改を加えるという意味で、原文を帰ることをいう。
それで「ふたたび、ふたつ」 の意味となり、また文書の副本をいう。
今は数字の変改を防ぐために二の代わりに弐万円のように用いる。
また弐過(じか・・・同じ過ちを二度繰り返すこと) 弐志(じし) ・弐心(じしん) . . . 本文を読む
壱 (イツ・イチ・もっぱら・ひとつ)
元の字は壷に作り、壷の形。壷の中のものが発酵して、その気が壷の中に満ちる状態をいう。 壱は中に満ちていっぱいになることをいうので、「もっぱら」の意味となる。
その満ち足りた壷を一杯、一つと数えたので「ひとつ」の意味にも用いる。
それで一と壱とは同じ音である。一は二や三などに書き換えられやすいので、それを防ぐために一の代わりに壱(壷)を使う事がある。
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零 (レイ・ふる・おちる)
雨の雫が落ちるように、草木の花や葉が枯れ落ちることを零落といい、人が落ちぶれる事をもいう。それで「おちる、うらぶれる」の意味に用いる。
非常に小さい事、わずかなことを零細といい、「わずか」の意味にも用いる。数のゼロの意味にも用い、寒暖計の示す温度が零度以下であることを零下という。
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新シリーズ 漢 . . . 本文を読む
ちょうど良いフレームを見つけたので、セットしてみる事にした。
自身の干支を大切にするのは言うまでもないが、真向かいにある干支とは相性が良いそうで、その向かい干支の置物も大切にすると良いと、聞いたことがある。
私は 「午」 皇子が 「子」
相性がいいというより、お互いに良いように利用し合ってる、都合のいい相性なのかもしれない。 参考になれば・・・
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