goo blog サービス終了のお知らせ 

英語脳構築「オウム返し英会話学習法」

ワンフレーズでのオウム返しを基本にして、それを「きちんとした表現」へと展開させていく学習法を公開

(英語)【どうしてBasic Englishなのか?】その2 トランプの就任演説

2017-01-25 16:49:49 | どうして3ヶ月で英語脳の構築ができるか



【おそらく皆さんが受けたことがない英語教育】

トランプの就任演説は「文法は小学6年レベル?大衆的な言葉遣い」だと報道されていました。しかしこれはマスコミによる情報操作・世論誘導の一つだと私は思います。

イ ギリスでもアメリカでも第二次世界大戦後にPlain Englishの運動がありました。
plainとは、「平易な、簡単な」といった意味です。
このプレイン・イングリッシュというのは、だれが読んでも 聞いても、こちらの言いたいことがきちんと伝えられる英語のことです。
発信を中心にしたコミュニケーションの英語といえます。いろいろなバックグランド を持った人たちがコミュニケーションするときに、プレイン・イングリッシュが不可欠になってくるわけです。一番良い例はアメリカ大統領のスピーチと言われ ています。

小学四年生くらいの英語だという報道もありましたが、内容はともかく私は感動しました。

確か、上の記事は当時の朝日新聞が報じたものであったと記憶します。

【今日の学習】

私はこのブログでベーシックイングリッシュが日本人にとって「話せる英語」のためにとても重要な要素となると常々述べてきました。
そのためにこのオンライン講座の副教材に
「基本16動詞語彙力増強英会話実況中継 動画を採用しました。

たった16の動詞で日常会話のすべてができると指摘したのはイギリスの言語学者、C. K. Ogden (1889-1957)だ。彼はたった850語が20,000語に相当する働きをするとし、Basic Englishというものを提唱した。
この内動詞だけに注目すれば、動詞はたった16だ。彼は無制限な語彙を使わなくても、英語は造語法*や一定の範囲の方位語(方位副詞。前置詞)の組み合わせで多様な意味を表し、しかも英語のネイティブスピーカーにはそのような表現を好んで使う傾向があるとした。


トランプのスピーチに「約束する」を動詞のmakeではなく、「よく働く動詞」の一つであるmakeを使っています。
さらに同じmakeを使って
Make America Strong again、Make America Proud Again、Make America Safe Again、Make America Great Againと韻をふんだ表現となっています。
言うまでもなくmakeは「現実化」が本質的な意味です。つまり今までなかったものを現実化させると言うことです。
この表現には以下のbe動詞の表現が基礎となっていることがわかりますか。意味的にそれがあって、make
Make America Strongなどと拡大しているのです。

America is Strong
 America is Proud

 America is Safe
 America is Great

もちろんここではWe willというファンクションフレーズを使っていますが、これをWe mustとか、We want toに変えたらどうでしょうか。言うまでもなくこれがファンクションメソッドです。

To all Americans tonight, in all of our cities and in all of our towns,

I make this promise:
We Will Make America Strong Again.
We Will Make America Proud Again.
We Will Make America Safe Again.
And We Will Make America Great Again.

God bless You And Good Night. I love you


今夜、すべての都市、すべての町のすべてのアメリカ国民に私はこう約束します。

私たちはアメリカを再び強くします。
アメリカの誇りを取り戻します。
アメリカを再び安全にします。
そして、アメリカを再び偉大にします。

皆さんに神のご加護を。おやすみなさい。皆さんを愛しています。

[当研究会からのお知らせ]

当研究会からのお知らせ


Sample ファンクションメソッド独習テキスト
Sample 英会話発想トレーニング ALL
Sample 日常英会話必須基本16動詞HTML版
Sample ネイティブが選んだ日常会話必須基本62動詞HTML版
Sample English-trekking vol-1 Basic
Sample English-trekking vol-3 Fundamental
Sample English-trekking vol-5 Essential 2

ファンクションメソッドオンライン講座

ファンクションメソッド英語研究会カート

dlmarketカート


ファンクションメソッド英語研究会

(英語)【どうしてBasic Englishなのか?】その1

2017-01-24 16:40:23 | どうして3ヶ月で英語脳の構築ができるか


今回から、少し観点を変えて「誰も教えなかった英会話学習法」について述べていきます。
これは学校英語やそれを焼き直した市販の英会話本には、「ことばの進化」についてまったく説明されていないということです。

私は、2003年に「ムリなく身につくイメトレ英語学習法」日本実業出版社刊において、そのことについて約50ページをさいて説明しています。
※現在この本は「電子書籍」として改訂・増補版を出しています。
またこの本はオンライン講座の副教材して採用しています、

一口に「ことばの進化」について述べることはできません。今回からそれについて順に述べていきますが、今回はbe動詞系列から一般動詞系列への「ことばの進化」です。

英語で何かを表現したいときに、日本語の意味に当たる英語の動詞が何かと考えるよりも、「よく働く動詞」16の内の何を使うかと考える方が、はるかに効率がいい。
つまり間口をせばめて攻略するのが英語という外国語を修得する大きなポイントの一つだと言える。場面に応じた自由な英会話をする場合には、「よく働く動詞」の守備範囲と応用範囲を徹底的に学ぶ必要があるのだ。


以下は、上にあげた「ムリなく身につくイメトレ英語学習法」からの引用記事です。

 [be動詞系列のフレーズのパターン]
[Aグループ]

 (1) be動詞+方位副詞
 (2) be動詞+前置詞+名詞
 (3) be動詞+形容詞
 (4) be動詞+名詞

[Bグループ]
 (5) be動詞+to+原形動詞フレーズ (be to~ の文)
 (6) be動詞+ing形動詞フレーズ (進行形)
 (7) be動詞+ed形動詞フレーズ (受身形)

ちなみに教育文法では補語を形容詞と名詞に限っています。いわゆるSVCの文型だと言うのです。
しかし私はこれら(1)から(7)をすべて補語としています。つまりbe動詞で表す「存在」を補って説明している表現なので文字通り補語としています。

ここで絶対に認識しておいていただきたいのは、補語はすべてワンフレーズ表現で成り立つということです。
例えば、(Are you) up?「起きてるの?」とか、(Are you) getting up?「起きつつあるの?」といった表現では、イディオムとか進行形だとワケのわからない説明は不要なのです。

さて今回は、(1)の be動詞+方位副詞について述べます。
方位副詞というのは、about, away, back, down, here, in, outなど方位や位置を表すもっとも英語らしい表現です。

上にあげた「ムリなく身につくイメトレ英語学習法」では以下のような説明をしています。

  Be up! ---> Get up! 「起きなさい、身を起こしなさい」
  Be down! ---> Get down! 「伏せなさい!」

  Be Away! ---> Get away! 「立ち去りなさい!、あちらに行っていなさい!」
  Be off! ---> Get off! 「ただちに立ち去りなさい!」
  Be out! ---> Get out! 「外に出なさい!」

私はこの本で、これらの方位副詞の本質的な意味を説明しています。

 about 「周囲」、away「離脱状態」、up「上方」、down「下方」、off「急速離脱」
 in {範囲内」、out「範囲外」 略
しかしここで言えるのはbe動詞で表現が、一般動詞getを使った動的な表現へと進化していることです。これが私の言う「ことばの進化」です。

言うまでもありませんが、be動詞ではam, are, is was, wereが支配し基本的に進行形はありません。一方一般動詞getを使うとdo, does, didが支配し、進行形としての表現へと進化して行きます。、

理解しやすいように[コミニカ英作法]で説明します。.

ここでは、一般動詞getをcome, goに進化させています。

 (1) 私は、すぐに戻ります
    
   ① 私は ~つもり → I will
   ② すぐに戻る   → be back soon
   (完成文)  → I will be back soon.

 (2) 私は、(どうにかして)すぐに戻ります
    
   ① 私は ~つもり → I will
   ② すぐに戻る   → get back soon
   (完成文)  → I will get back soon.

 (3) 私は、すぐに戻ります
    
   ① 私は ~つもり → I will
   ② すぐに戻る   → come back soon
   (完成文)  → I will come back soon.

ここで指摘しておきたいのは、左のbeを使ったものと、getを使ったものにおいて日本語訳はほとんど区別できないということです。
本質的にはbeを使うと「そんな存在であれ!」であり、getは「到達」を表すので意味は動的なものになるとしか説明できません。
※comeは「出現」を表し、電話などで家や事務所にいる人などに外出先から伝えるセリフです。

 (4) 私は、すぐに帰ります
    
   ① 私は ~つもり → I will
   ② すぐに帰る   → go back soon
   (完成文)  → I will go back soon.
※goは「去り行き」を表し、事務所にいる同僚に「帰るよ」といったことです。

①のファンクションフレーズI willをYou shouldやYou had betterに変えてください。
あるいはI am going to, I want to, I have toに変えてください。
これが簡単にできることが、「自由に英語を話す」ということです。

オンライン受講生の方は動画「語彙力増強英会話実況中継」で学習を続けてください。
プログの記事は一貫しないことがありますが、いずれ英語の有機的な結びつきに感動されるでしょう。

オンライン受講の方にはすべての動画を公開とています。


http://trekking1.seesaa.net/category/26331518-1.html

○新副教材「基本16動詞語彙力増強英会話実況中継 動画」について

オンライン講座をさらに充実させるために3つ目の副教材(音声付き解説全15時間動画)
すべの動画はU-Tubeの限定公開にて閲覧できます。

 ファンクションメソッド英語脳構築オンライン講座 受講者募集

[当研究会からのお知らせ]

当研究会からのお知らせ


Sample ファンクションメソッド独習テキスト
Sample 英会話発想トレーニング ALL
Sample 日常英会話必須基本16動詞HTML版
Sample ネイティブが選んだ日常会話必須基本62動詞HTML版
Sample English-trekking vol-1 Basic
Sample English-trekking vol-3 Fundamental
Sample English-trekking vol-5 Essential 2

ファンクションメソッドオンライン講座

ファンクションメソッド英語研究会カート

dlmarketカート


ファンクションメソッド英語研究会

(英語)【どうしてBasic Englishなのか?】その1

2017-01-24 16:40:23 | どうして3ヶ月で英語脳の構築ができるか


今回から、少し観点を変えて「誰も教えなかった英会話学習法」について述べていきます。
これは学校英語やそれを焼き直した市販の英会話本には、「ことばの進化」についてまったく説明されていないということです。

私は、2003年に「ムリなく身につくイメトレ英語学習法」日本実業出版社刊において、そのことについて約50ページをさいて説明しています。
※現在この本は「電子書籍」として改訂・増補版を出しています。
またこの本はオンライン講座の副教材して採用しています、

一口に「ことばの進化」について述べることはできません。今回からそれについて順に述べていきますが、今回はbe動詞系列から一般動詞系列への「ことばの進化」です。

英語で何かを表現したいときに、日本語の意味に当たる英語の動詞が何かと考えるよりも、「よく働く動詞」16の内の何を使うかと考える方が、はるかに効率がいい。
つまり間口をせばめて攻略するのが英語という外国語を修得する大きなポイントの一つだと言える。場面に応じた自由な英会話をする場合には、「よく働く動詞」の守備範囲と応用範囲を徹底的に学ぶ必要があるのだ。


以下は、上にあげた「ムリなく身につくイメトレ英語学習法」からの引用記事です。

 [be動詞系列のフレーズのパターン]
[Aグループ]

 (1) be動詞+方位副詞
 (2) be動詞+前置詞+名詞
 (3) be動詞+形容詞
 (4) be動詞+名詞

[Bグループ]
 (5) be動詞+to+原形動詞フレーズ (be to~ の文)
 (6) be動詞+ing形動詞フレーズ (進行形)
 (7) be動詞+ed形動詞フレーズ (受身形)

ちなみに教育文法では補語を形容詞と名詞に限っています。いわゆるSVCの文型だと言うのです。
しかし私はこれら(1)から(7)をすべて補語としています。つまりbe動詞で表す「存在」を補って説明している表現なので文字通り補語としています。

ここで絶対に認識しておいていただきたいのは、補語はすべてワンフレーズ表現で成り立つということです。
例えば、(Are you) up?「起きてるの?」とか、(Are you) getting up?「起きつつあるの?」といった表現では、イディオムとか進行形だとワケのわからない説明は不要なのです。

さて今回は、(1)の be動詞+方位副詞について述べます。
方位副詞というのは、about, away, back, down, here, in, outなど方位や位置を表すもっとも英語らしい表現です。

上にあげた「ムリなく身につくイメトレ英語学習法」では以下のような説明をしています。

  Be up! ---> Get up! 「起きなさい、身を起こしなさい」
  Be down! ---> Get down! 「伏せなさい!」

  Be Away! ---> Get away! 「立ち去りなさい!、あちらに行っていなさい!」
  Be off! ---> Get off! 「ただちに立ち去りなさい!」
  Be out! ---> Get out! 「外に出なさい!」

私はこの本で、これらの方位副詞の本質的な意味を説明しています。

 about 「周囲」、away「離脱状態」、up「上方」、down「下方」、off「急速離脱」
 in {範囲内」、out「範囲外」 略
しかしここで言えるのはbe動詞で表現が、一般動詞getを使った動的な表現へと進化していることです。これが私の言う「ことばの進化」です。

言うまでもありませんが、be動詞ではam, are, is was, wereが支配し基本的に進行形はありません。一方一般動詞getを使うとdo, does, didが支配し、進行形としての表現へと進化して行きます。、

理解しやすいように[コミニカ英作法]で説明します。.

ここでは、一般動詞getをcome, goに進化させています。

 (1) 私は、すぐに戻ります
    
   ① 私は ~つもり → I will
   ② すぐに戻る   → be back soon
   (完成文)  → I will be back soon.

 (2) 私は、(どうにかして)すぐに戻ります
    
   ① 私は ~つもり → I will
   ② すぐに戻る   → get back soon
   (完成文)  → I will get back soon.

 (3) 私は、すぐに戻ります
    
   ① 私は ~つもり → I will
   ② すぐに戻る   → come back soon
   (完成文)  → I will come back soon.

ここで指摘しておきたいのは、左のbeを使ったものと、getを使ったものにおいて日本語訳はほとんど区別できないということです。
本質的にはbeを使うと「そんな存在であれ!」であり、getは「到達」を表すので意味は動的なものになるとしか説明できません。
※comeは「出現」を表し、電話などで家や事務所にいる人などに外出先から伝えるセリフです。

 (4) 私は、すぐに帰ります
    
   ① 私は ~つもり → I will
   ② すぐに帰る   → go back soon
   (完成文)  → I will go back soon.
※goは「去り行き」を表し、事務所にいる同僚に「帰るよ」といったことです。

①のファンクションフレーズI willをYou shouldやYou had betterに変えてください。
あるいはI am going to, I want to, I have toに変えてください。
これが簡単にできることが、「自由に英語を話す」ということです。

オンライン受講生の方は動画「語彙力増強英会話実況中継」で学習を続けてください。
プログの記事は一貫しないことがありますが、いずれ英語の有機的な結びつきに感動されるでしょう。

オンライン受講の方にはすべての動画を公開とています。


http://trekking1.seesaa.net/category/26331518-1.html

○新副教材「基本16動詞語彙力増強英会話実況中継 動画」について

オンライン講座をさらに充実させるために3つ目の副教材(音声付き解説全15時間動画)
すべの動画はU-Tubeの限定公開にて閲覧できます。

 ファンクションメソッド英語脳構築オンライン講座 受講者募集

[当研究会からのお知らせ]

当研究会からのお知らせ


Sample ファンクションメソッド独習テキスト
Sample 英会話発想トレーニング ALL
Sample 日常英会話必須基本16動詞HTML版
Sample ネイティブが選んだ日常会話必須基本62動詞HTML版
Sample English-trekking vol-1 Basic
Sample English-trekking vol-3 Fundamental
Sample English-trekking vol-5 Essential 2

ファンクションメソッドオンライン講座

ファンクションメソッド英語研究会カート

dlmarketカート


ファンクションメソッド英語研究会

(英語)よく働く動詞beでこれだけ英語が話せるその3

2017-01-23 16:27:27 | どうして3ヶ月で英語脳の構築ができるか

 

【どうしてBasic Englishなのか?】

日本人と他の国の人々と大きく異なっているのは、彼らは母国で考えたことをどのようにして英語表現するかが英語教育の目的となっていることです。
一方、日本の英語教育は明治時代の英文読解が目的となっています。五文型理論はそのためのものです。
今回とりあげたbe動詞の表現では、単にその意味を「です、ある、いる」と教えていますが、これは
今回とりあげた補語が形容詞のものを見ても、典型的な「幸運です」「忙しいです」などの意味は「なめほど」と理解したような錯覚をします。

しかし日本語と英語は異なる言語であることは当たり前です。私は、この動画でbe動詞の本質的な意味を「存在」と説明しています。
身のまわりに様々な「存在」があって、その「存在」を「補って説明する」のが「補語」なのです。
まず、「be動詞は「存在」を表す」と認識し、日本語からではなくそのまま英語表現へと変換するトレーニングが必要なのです。日本以外の人たちができて、なぜ私たちにできないのか疑問です。

たった16の動詞で日常会話のすべてができると指摘したのはイギリスの言語学者、C. K. Ogden (1889-1957)だ。彼はたった850語が20,000語に相当する働きをするとし、Basic Englishというものを提唱した。
この内動詞だけに注目すれば、動詞はたった16だ。彼は無制限な語彙を使わなくても、英語は造語法*や一定の範囲の方位語(方位副詞。前置詞)の組み合わせで多様な意味を表し、しかも英語のネイティブスピーカーにはそのような表現を好んで使う傾向があるとした。

【今日の学習】

当分の間、動画「語彙力増強英会話実況中継」に準拠してこのプログを配信します。

今回は、
動画「語彙力増強英会話実況中継」be動詞,補語が名詞について述べています。

オンライン受講の方にはすべての動画を公開とています。


http://trekking1.seesaa.net/category/26331518-1.html

○新副教材「基本16動詞語彙力増強英会話実況中継 動画」について

オンライン講座をさらに充実させるために3つ目の副教材(音声付き解説全15時間動画)
すべの動画はU-Tubeの限定公開にて閲覧できます。

 ファンクションメソッド英語脳構築オンライン講座 受講者募集

【beの動詞フレーズ】

beの動詞フレーズのパターンは以下の通りです。学習はこの順に進んでいきます。当教材ではこのbeの動詞フレーズだけで,合計480の文例が所収されています。

[VC感覚] beの動詞のフレーズ
中学で,be動詞の意味を「です、ある・いる」と教えられたと思います。
このように教えるのは,いわゆる五文型では以下のようにとらえるからです。

  S(主語)+V(動詞) + C(補語)
  〜ハ  デス  〜ナ

  彼女は会社のブレーンです
  She + is + the brain of the company.

このように英語と日本語の単語が一対一に対応するかのような教え方が日本人を英語オンチにしています。
つまり中学英語で,「私は」+「です」+「会社のブレーン」という無機的な単語を並べて英文を生産するようなことはばかりを教えられたから簡単な英語も話せないのです。
こんなことを中学の最初で教えられたとき,英語のネイティブスピーカは変な語順で話す変な人たちだと思ったのは私だけではないと思います。

そもそも英語の発想では、She isというファンクションフレーズと、the brain of the companyという補語フレーズは切り離されていることを知っておいてください。
「会社のブレーン」と言われる人は,彼女ばかりでないのは当たり前です。

このようにとらえたら、これを否定表現,疑問表現,あるいは否定疑問表現で運用するのは簡単なことです。

 She is the brain of the company.
 She isn't the brain of the company. 会社のブレーンではない
 Is she the brain of the company? 会社のブレーンなの?
 Isn't she the brain of the company? 会社のブレーンじゃないの?

会社のブレーンだ、多才だ、感情的な人だ、理性的な人だ、果断の人だ、口数の少ない人だ、などと頭に意味をイメージすることが重要です。
例えば,会社内である人を指差して,the brain of the companyとワンフレーズで言っても通じてしまいます。
主語がどうの、be動詞は何かと考えるよりまずこのようなワンフレーズがとっさに口から出るのが英語か話せる最初のステップです。

【beの動詞フレーズ】

beの動詞フレーズのパターンは以下の通りです。学習はこの順に進んでいきます。当教材ではこのbeの動詞フレーズだけで,合計480の文例が所収されています。

be動詞が補語として名詞をともなった用法 その2

 (2) be動詞+名詞
    She is a pretty girl.
    彼女は可愛い(女の子だ)

【POINT】
ここでは、be動詞が補語として名詞を導き、その名詞をof~と飾る用法をとりあげた。
personやpeopleは「人」や「人たち」を表す一般的なことばです。
それをa manおやmenを使うと「男性だ」とか「男性たちだ」といった意味となります。

 a man of~    men of~
  「~な男性(達)だ」
 a woman of~   women of~   
  「~な女性(達)だ」
 a boy of~    boys of~  
  「~な少年(達)だ」
 a girl of~   girls of~  
  「~な少女(達)だ」
 a person of~  people of~  
  「~な人(達)だ」

ただし、「~な人たちだ」と複数で表すときは、persons of~ではなく、people of~を使うのが普通だ。

(5) 彼は口数が少ない人だ
(6) 彼はいい縁故のある人だ
(8) 彼はかなり重要な人物だ
(9) 彼はきゃしゃな人です
(10) 彼は(この上もなく)評判のよい人だ
(12) 彼はなんでも屋だ
など

【瞬間英作トレーニング】

(1) 彼女は会社のブレーンだ
    the brain of the company

(2) 彼は多才だ
* giftは、「天から与えられた才、才能」の意味。
     a man of many gifts

(3) 彼は感情的な人ですか、それとも理性的な人ですか?
* personは、「 (他と違い個性のある一個人としての)人、 人間」の意味。
     a person of feeling or a man of reason

(4) 私たちの上司は果断の人だ
    a person of decision


【解答】
(1) She's the brain of the company.

(2) He is a man of many gifts.

(3) Is he a person of feeling or a man of reason?

(4) Our boss is a person of decision

  以上の記事は「サクサク瞬間英作トレーニング16動詞編 PDF版」から引用
 ※この教材は「
日常英会話必須基本16動詞(HTML版・音声つき) 」に所収されています。

以上、英語はとても機械的で論理的にしくみをしているかを確認していただけたと思います。
皆さんはいつまでセリフ覚えや基本文丸暗記の学習を続けるのですか?
--------------------------------------

3つの通信講座のブログには、受講者専用「ナビゲータルーム」を設置しています。
※このIDとpasswordを 一旦入れておくと受講者専用の「ナビゲータルーム」の記事はそのままご覧になれます。
 当講座は3ヶ月単位となっていますが、講座はくり返し続きます。
 登録料の意味は、「くり返し受講」ができます。

-------------------------------------------------

[当研究会からのお知らせ]


 


Sample ファンクションメソッド独習テキスト
Sample 英会話発想トレーニング ALL
Sample 日常英会話必須基本16動詞HTML版
Sample ネイティブが選んだ日常会話必須基本62動詞HTML版
Sample English-trekking vol-1 Basic
Sample English-trekking vol-3 Fundamental

ファンクションメソッドオンライン講座

ファンクションメソッド英語研究会カート

dlmarketカート


ファンクションメソッド英語研究会

(英語)よく働く動詞beでこれだけ英語が話せるその2

2017-01-21 16:38:06 | どうして3ヶ月で英語脳の構築ができるか




【おそらく皆さんが受けたことがない英語教育】

ずっと前のことになりますが、私のFACE BOOKに以下の投稿がありました。
ピアノでも弾くことができるのまで多くの年月がかかります。しかし英語が話せるようになるのにたった3ヶ月というのはウソだ」と書かれていました。
言い逃れをするのは大嫌いなので多くのことは述べません。
ただ私が言っているのは、曲がりながらも?中学や高校で英語を学んでいるのだからその遺産を生かせば
3ヶ月でも「英語が話せるようになる」ということです。
ただ、やり直す場合は私のファンクションメソッドで行なってくださいと言っているのです。
そして今回
副教材して採用したのは「語彙力増強英会話実況中継」です。
冒頭にあげた動画を閲覧していただけたでしょうか。
その動画では、以下のように記事が登場しています。断っておきますが、これはC.K.Ogden氏のBasic Englishの教え方ではありません。これらのテーブルは私が発案したものです。私のオリジナルです。
つまり、皆さんが
中学や高校で学んできた英語を言葉としての英語して有機的、体系的に表現したものです。

ここには、「助動詞will、canなどは原形の動詞をとる」とか、動詞seemはto不定詞を目的語をとる」といった説明。あるいは動名詞、完了形はhave、has+過去分詞といった説明はありません。これは C.K.Ogden氏のBasic Englishも同じです。

以下にあげたシンプルで合理的なしくみを「日本語訳」を声をあげて読んでください。
ちなみに、今回の動画にとりあげている形容詞は基本的にこのような表現展開をすることをすることを知っておいてください。

【今日の学習】

be動詞五段活用 補語が形容詞 人主語

(1)の現在形動詞フレーズを使って
  She is happy.
(2)の過去形動詞フレーズを使って
  She was
happy.
(3)の原形動詞フレーズを使って
  She will be
happy.
  She won't
be happy.
  She may
be happy.
  She may not
be happy.
  She can
be happy.
  She can't
be happy.

  She seems to
be happy.
  She doesn't seem to
be happy.
  She wants to
be happy.
(4)のing形動詞フレーズを使って
  She keeps being
happy.
(5)のed形動詞フレーズを使って
  She has been
happy.
  She may have
been happy.
  She may not have
been happy.
  She seems to have
been happy.

be動詞五段活用 補語が形容詞 もの主語

(1)の現在形動詞フレーズを使って
  The market is active.
(2)の過去形動詞フレーズを使って
  The market was
active.
(3)の原形動詞フレーズを使って
  The market will
be active.
  The market won't
be active.
  The market may
be active.
  The market may not
be active.
  The market can
be active.
  The market can't
be active.

  The market seems to
be active.
  The market doesn't seem to
be active.
(4)のing形動詞フレーズを使って
  The market keeps being
active.
(5)のed形動詞フレーズを使って
  The market has been
active.
  The market may have
been active.
  The market may not have
been active.
  The market seems to have
been
active.

[当研究会からのお知らせ]

当研究会からのお知らせ


Sample ファンクションメソッド独習テキスト
Sample 英会話発想トレーニング ALL
Sample 日常英会話必須基本16動詞HTML版
Sample ネイティブが選んだ日常会話必須基本62動詞HTML版
Sample English-trekking vol-1 Basic
Sample English-trekking vol-3 Fundamental

ファンクションメソッドオンライン講座

ファンクションメソッド英語研究会カート

dlmarketカート


ファンクションメソッド英語研究会