たった16の動詞で日常会話のすべてができると指摘したのはイギリスの言語学者、C. K. Ogden (1889-1957)だ。彼はたった850語が20,000語に相当する働きをするとし、Basic Englishというものを提唱した。 この内動詞だけに注目すれば、動詞はたった16だ。彼は無制限な語彙を使わなくても、英語は造語法*や一定の範囲の方位語(方位副詞。前置詞)の組み合わせで多様な意味を表し、しかも英語のネイティブスピーカーにはそのような表現を好んで使う傾向があるとした。
トランプのスピーチに「約束する」を動詞のmakeではなく、「よく働く動詞」の一つであるmakeを使っています。 さらに同じmakeを使ってMake America Strong again、Make America Proud Again、Make America Safe Again、Make America Great Againと韻をふんだ表現となっています。 言うまでもなくmakeは「現実化」が本質的な意味です。つまり今までなかったものを現実化させると言うことです。 この表現には以下のbe動詞の表現が基礎となっていることがわかりますか。意味的にそれがあって、make Make America Strongなどと拡大しているのです。
America is Strong America is Proud America is Safe America is Great
To all Americans tonight, in all of our cities and in all of our towns,
I make this promise: We Will Make America Strong Again. We Will Make America Proud Again. We Will Make America Safe Again. And We Will Make America Great Again.
そもそも英語の発想では、She isというファンクションフレーズと、the brain of the companyという補語フレーズは切り離されていることを知っておいてください。 「会社のブレーン」と言われる人は,彼女ばかりでないのは当たり前です。
このようにとらえたら、これを否定表現,疑問表現,あるいは否定疑問表現で運用するのは簡単なことです。
She is the brain of the company. She isn't the brain of the company. 会社のブレーンではない Is she the brain of the company? 会社のブレーンなの? Isn't she the brain of the company? 会社のブレーンじゃないの?
会社のブレーンだ、多才だ、感情的な人だ、理性的な人だ、果断の人だ、口数の少ない人だ、などと頭に意味をイメージすることが重要です。 例えば,会社内である人を指差して,the brain of the companyとワンフレーズで言っても通じてしまいます。 主語がどうの、be動詞は何かと考えるよりまずこのようなワンフレーズがとっさに口から出るのが英語か話せる最初のステップです。
a man of~ men of~ 「~な男性(達)だ」 a woman of~ women of~ 「~な女性(達)だ」 a boy of~ boys of~ 「~な少年(達)だ」 a girl of~ girls of~ 「~な少女(達)だ」 a person of~ people of~ 「~な人(達)だ」
(1)の現在形動詞フレーズを使って She is happy. (2)の過去形動詞フレーズを使って She was happy. (3)の原形動詞フレーズを使って She will behappy. She won't behappy. She may behappy. She may not behappy. She can behappy. She can't behappy.
She seems to behappy. She doesn't seem to behappy. She wants to behappy. (4)のing形動詞フレーズを使って She keeps beinghappy. (5)のed形動詞フレーズを使って She has beenhappy. She may have beenhappy. She may not have beenhappy. She seems to have beenhappy.
be動詞五段活用 補語が形容詞 もの主語
(1)の現在形動詞フレーズを使って The market is active. (2)の過去形動詞フレーズを使って The market was active. (3)の原形動詞フレーズを使って The market will beactive. The market won't beactive. The market may beactive. The market may not beactive. The market can beactive. The market can't beactive.
The market seems to beactive. The market doesn't seem to beactive. (4)のing形動詞フレーズを使って The market keeps beingactive. (5)のed形動詞フレーズを使って The market has beenactive. The market may have beenactive. The market may not have beenactive. The market seems to have beenactive. [当研究会からのお知らせ]