どうも、らいとにんぐです。
先週の土日に演奏会本番の指揮者さんに言われた事を再び思い返し、チャイコフスキー交響曲第6番「悲愴」のスコアを見ました。
例えば画像に上げてますが、第1楽章130小節~137小節。中間激しくなる所の少し前。有名な旋律が流れる所と言えばピンと来るかも…。
スコアに色を塗っちゃいましたが、其処のメロディ担当は、フルート1番、ヴァイオリン、ヴィオラ。
伴奏はフルート1番以外の木管、ホルン、トロンボーン3、チューバ、ティンパニ。
トランペット1・2番、トロンボーン1・2番が彩りを付けるような感じかな…。
IMSLPでスコアを見てもらった方が分かりやすいかも知れません(笑)
其処の速度記号は、Andanteから始まり→134小節にincalzando(だんだん早く激しく)→136小節よりritenuto(すぐに遅く)
かなり揺れます。Andanteのテンポを意識しながらincalzandoのテンポ上昇を図らないと、ritenutoの効果が薄れてしまう危険があります。
強弱記号に関してメロディ担当は、メゾフォルテから強弱を繰り返し、incalzandoでフォルティッシモに盛り上がり、またメゾフォルテへと。この曲を象徴するかのように不安定なメロディ展開。
人間の心って安定していると思っていても、何処かに不安も感じる時があります。実際目まぐるしく心情は変化しています。そんな人間の実態を表したかのようです。
伴奏担当はピアノ(小さく)からincalzandoへはメゾフォルテ、ritenutoでスフォルツァンド、ピアノ、メゾフォルテ…と、ころころ変わります。pesante(重く)という指示があります。
トロンボーン3番、チューバは伴奏ですが、一部のみ吹いてます。
ティンパニはincalzandoにてピアノからメゾフォルテへのロール奏方。ドコドコ鳴らすやつですね。
トランペット、トロンボーン1・2番は、incalzandoにてメゾフォルテで吹いてます。メゾフォルテのmarcato(強調)ということで、メロディを邪魔しない程度にということでしょう。
此所は、「悲愴」の中でも非常に難しい部分であると言えます。メロディと伴奏の音量バランスをどうするか。各担当の人数も音量も違います。メロディが良い感じに聴こえる最善のバランスとは…?
ティンパニは此所では一人だけ違った動きです。盛り上げるのでしょうが、やり過ぎてはいけません。メゾフォルテということで、他の伴奏とのバランスを常に気を付けておかないと。
速度の移り変わりにも、周りを見た方が対処しやすいでしょう。周りが見過ぎて、御互い遠慮をしてしまったら本末転倒ですが(^^;)
たった8小節なんだけど、スコアを解剖すると色々気にしなければならない部分が見えてきます。ただスコアを眺めるだけでは良い音楽は出来ません。また一人が頑張ってもどうにもならない。皆が気を付けてくれたら良いのになぁ(゜_゜)
我々はテレビやネット、CDでプロオケの演奏を気軽に聴けます。NHKで日本でもトップクラスのN響の演奏を楽しめるのは有り難い話です。しかし、その裏ではプロアマ問わず、演奏家達は色々悩みながら練習をしているという事も心の片隅に留めて置いてね。
さて、指揮者さんに言われた事は凄くシンプルな作業ですが、実際に音にするのは大変です。
まぁ言っても良いかなと思いますので言っちゃいますが、来年1月の我がオケのメインはリムスキー=コルサコフの「シェエラザード」をします!今年の2月に聞かされて、暫くザワザワしてました(^^;)多分スネアをします。
スコアを買って見たり、個人練習もしましたが、どうなるやら…。この曲はおとぎ話のような音楽なので、ファンタジー色を前面に出したいですね♪
ご承知の通り、各パートのソロが大変です。ヴァイオリンはゲストコンマスとして、元東響のコンマス、高木和弘さんを御呼びします!其処は安心ですが…^^;
「悲愴」よりも全体的には難しい印象です。なので、指揮者さんに言われた事をしっかり忘れずに次に生かしていかないといけません。
まだ定期演奏会は終わってませんが(笑)
因みに、来年の定期演奏会のメインも決まっています(笑)早いでしょう。まだ言えませんが、「シェエラザード」より編成の大きい、難度MAXの大曲です。アマオケでは殆どやりません…。また発表出来る日が来れば発表します。。。。゛(ノ‥)ノ
先週の土日に演奏会本番の指揮者さんに言われた事を再び思い返し、チャイコフスキー交響曲第6番「悲愴」のスコアを見ました。
例えば画像に上げてますが、第1楽章130小節~137小節。中間激しくなる所の少し前。有名な旋律が流れる所と言えばピンと来るかも…。
スコアに色を塗っちゃいましたが、其処のメロディ担当は、フルート1番、ヴァイオリン、ヴィオラ。
伴奏はフルート1番以外の木管、ホルン、トロンボーン3、チューバ、ティンパニ。
トランペット1・2番、トロンボーン1・2番が彩りを付けるような感じかな…。
IMSLPでスコアを見てもらった方が分かりやすいかも知れません(笑)
其処の速度記号は、Andanteから始まり→134小節にincalzando(だんだん早く激しく)→136小節よりritenuto(すぐに遅く)
かなり揺れます。Andanteのテンポを意識しながらincalzandoのテンポ上昇を図らないと、ritenutoの効果が薄れてしまう危険があります。
強弱記号に関してメロディ担当は、メゾフォルテから強弱を繰り返し、incalzandoでフォルティッシモに盛り上がり、またメゾフォルテへと。この曲を象徴するかのように不安定なメロディ展開。
人間の心って安定していると思っていても、何処かに不安も感じる時があります。実際目まぐるしく心情は変化しています。そんな人間の実態を表したかのようです。
伴奏担当はピアノ(小さく)からincalzandoへはメゾフォルテ、ritenutoでスフォルツァンド、ピアノ、メゾフォルテ…と、ころころ変わります。pesante(重く)という指示があります。
トロンボーン3番、チューバは伴奏ですが、一部のみ吹いてます。
ティンパニはincalzandoにてピアノからメゾフォルテへのロール奏方。ドコドコ鳴らすやつですね。
トランペット、トロンボーン1・2番は、incalzandoにてメゾフォルテで吹いてます。メゾフォルテのmarcato(強調)ということで、メロディを邪魔しない程度にということでしょう。
此所は、「悲愴」の中でも非常に難しい部分であると言えます。メロディと伴奏の音量バランスをどうするか。各担当の人数も音量も違います。メロディが良い感じに聴こえる最善のバランスとは…?
ティンパニは此所では一人だけ違った動きです。盛り上げるのでしょうが、やり過ぎてはいけません。メゾフォルテということで、他の伴奏とのバランスを常に気を付けておかないと。
速度の移り変わりにも、周りを見た方が対処しやすいでしょう。周りが見過ぎて、御互い遠慮をしてしまったら本末転倒ですが(^^;)
たった8小節なんだけど、スコアを解剖すると色々気にしなければならない部分が見えてきます。ただスコアを眺めるだけでは良い音楽は出来ません。また一人が頑張ってもどうにもならない。皆が気を付けてくれたら良いのになぁ(゜_゜)
我々はテレビやネット、CDでプロオケの演奏を気軽に聴けます。NHKで日本でもトップクラスのN響の演奏を楽しめるのは有り難い話です。しかし、その裏ではプロアマ問わず、演奏家達は色々悩みながら練習をしているという事も心の片隅に留めて置いてね。
さて、指揮者さんに言われた事は凄くシンプルな作業ですが、実際に音にするのは大変です。
まぁ言っても良いかなと思いますので言っちゃいますが、来年1月の我がオケのメインはリムスキー=コルサコフの「シェエラザード」をします!今年の2月に聞かされて、暫くザワザワしてました(^^;)多分スネアをします。
スコアを買って見たり、個人練習もしましたが、どうなるやら…。この曲はおとぎ話のような音楽なので、ファンタジー色を前面に出したいですね♪
ご承知の通り、各パートのソロが大変です。ヴァイオリンはゲストコンマスとして、元東響のコンマス、高木和弘さんを御呼びします!其処は安心ですが…^^;
「悲愴」よりも全体的には難しい印象です。なので、指揮者さんに言われた事をしっかり忘れずに次に生かしていかないといけません。
まだ定期演奏会は終わってませんが(笑)
因みに、来年の定期演奏会のメインも決まっています(笑)早いでしょう。まだ言えませんが、「シェエラザード」より編成の大きい、難度MAXの大曲です。アマオケでは殆どやりません…。また発表出来る日が来れば発表します。。。。゛(ノ‥)ノ
聴くときは「よぉ~し、よぉ~し、来た来た来た来た…!」的に聴いてしまいそうですが(笑)
こんなに大変なのですね
多分ソロの曲でも美メロへ持っていくところって息を詰めるようにして緊張感を保ち続ける感覚があるような気がしますが、
これがオケで他のメンバーと共に、そして更に不安定な目まぐるしく変わる心情の如くというのは、おっしゃる通り合わせるのがすごく難しいだろうと思います。
互いの音を聴き合って、全員が一つのイメージを持って演奏し、調整していく…奏者の苦労ってやっぱりすごいなと
らいとにんぐさんもバランスの上でとても大事なパートにいらっしゃるのですね。
きっと道は開けるはず。頑張ってください!
そしてなんと来年の新春はシェエラザード!
流麗なオケの美しさが堪能できそう…
あ、もちろん練習は大変だと思いますが…
各パートのソロも気になりますが、元東響のコンマス、高木和弘さんがソロをとるというのも楽しみですね
悲愴もシェエラザードも聴くだけでも聴きごたえ満点の曲。
演奏するのはさぞかし…と思いますが、らいとにんぐさんなら、その努力の向こうにある素晴らしい音楽を手にできると思います
そして来年の定演のメインは…
気になりますね
妄想は夢の中で…ということになりそうです
らいとにんぐさんが素敵コンサート情報を次々アップしてくださっているので、
シルバーウィークの妄想材料がたくさんできて幸せです
有難くゆっくり楽しませて頂きたいと思います。
「悲愴」の楽譜には細かい指示が書かれており、楽譜に忠実に表現するのは至難です!
交響曲第5番よりも細かく書いてそうです。気合いが入ってたのでしょう(笑)
昨日も練習がありましたが、まだ煮え切らない部分は沢山ありました。このシルバーウィークで何かが変わるかなぁ(゜_゜)
何にせよ時間はありませんので、出来ることをキッチリやりたいと思います♪
とうとう「シェエラザード」を演奏する事になりました(^^;)現在の「悲愴」の出来を考えると、非常に厳しい練習が予想されますが、体を壊さない程度に頑張りたいと思いますo(`^´*)
来年の定期演奏会の某曲は…今から泣きそうです°・(ノД`)・°・そんな曲ですので、2016年は試練の年になりますが、上手くやっていきます!
色々御気遣いありがとうございました(*^ー^)ノ♪