クラシックを中心に徒然なるままに…withらいとにんぐ

所持しているCDの感想、演奏会の感想などクラシックの事を出来るだけ書きたいと思います♪雑感色々♪

セントラル愛知交響楽団2017年度予定発表

2016-10-31 22:00:26 | 日記
どうも、らいとにんぐです。

セントラル愛知交響楽団の来年度予定が発表されていたのでお知らせします。

http://ameblo.jp/centralaichi/entry-12214112345.html

2017年度定期演奏会 ~心魂揺さぶる弦楽の妙~



第154回定期演奏会 国民主義から新境地への挑戦

2017年5月12日(金)18:00開場 18:45開演 三井住友海上しらかわホール
指揮/角田鋼亮(当団指揮者)

ヴァイオリン/アンドレア・オビソ

チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.35
チャイコフスキー:交響曲第3番ニ長調Op.29「ポーランド」


第155回定期演奏会 倫敦(ろんどん)の豊麗なる息吹き

2017年6月16日(金)18:00開場 18:45開演 三井住友海上しらかわホール
指揮/藤岡幸夫   

ヴァイオリン/イ・ユジン

ヴォーン・ウィリアムズ:グリーンスリーヴスによる幻想曲
メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲ホ短調Op.64
ヴォーン・ウィリアムズ:交響曲第5番ニ長調


第156回定期演奏会 新古典なるファンタジー

2017年7月28日(金)18:00開場 18:45開演 三井住友海上しらかわホール
指揮/レオシュ・スワロフスキー(当団音楽監督)

ヴァイオリン/フランシスコ・ガルシア

ドヴォルザーク:序曲「オセロ」Op.93 B.174
ドヴォルザーク:ヴァイオリン協奏曲イ短調Op.53 B.108
ドヴォルザーク:交響曲第9番ホ短調Op.95 B.198「新世界より」


第157回定期演奏会 純粋と深遠なるペーソス

2017年9月29日(金)18:00開場 18:45開演 三井住友海上らかわホール
指揮/松尾葉子(当団特別客演指揮者)

ヴィオラ/百武由紀

コダーイ:ガランダ舞曲
コダーイ:ハンガリー民謡「くじゃく」による変奏曲
バルトーク:ヴィオラ協奏曲 BB 128/Sz.120
バルトーク:舞踏組曲 BB86a


第158回定期演奏会 モノラル・ステレオが交差する素朴な旋律

2017年11月24日(金)18:00開場 18:45開演 三井住友海上しらかわホール
指揮/レオシュ・スワロフスキー(当団音楽監督)

ヴァイオリン/アンドレイ・バラーノフ

グリンカ:歌劇「ルスランとリュドミラ」序曲 Op.5
プロコフィエフ:ヴァイオリン協奏曲第2番ト短調 Op.63
チャイコフスキー:交響曲第5番ホ短調Op.64


第159回定期演奏会 華麗なる異邦人的パッセージ

2018年1月26日(金)18:00開場 18:45開演 三井住友海上しらかわホール
指揮/レオシュ・スワロフスキー(当団音楽監督)

コントラバス/アレクサンドル・シーロ

ベルリオーズ:序曲「ローマの謝肉祭」Op.9
クーセヴィツキー:コントラバス協奏曲嬰ヘ短調Op.3
ベートーヴェン:交響曲第2番ニ長調Op.36


第160回定期演奏会 知性的気高い抒情

2018年3月10日(土)13:45開場 14:30開演 三井住友海上しらかわホール
指揮/大友直人 

チェロ/佐藤晴真

大栗裕:大阪俗謡による幻想曲(1970年版)
エルガー:チェロ協奏曲ホ短調Op.85
エルガー:創作主題による変奏曲「謎(エニグマ)」Op.36


第157回定期のバルトーク&コダーイプロは興味あります♪
昨日アップしたバルトークのピアノ協奏曲みたいに楽しいプロになるのではないかと思います。

東京シティフィル2017年度予定発表

2016-10-31 21:47:34 | 日記
どうも、らいとにんぐです。

東京シティフィルの2017年度ラインナップが発表されました!

http://www.cityphil.jp/concert/index_2017.html

【定期演奏会】

第306回定期演奏会
2017/5/10(水)19:00 東京オペラシティコンサートホール
指揮:高関 健

ヴァイオリン:堀米 ゆず子

武満徹:3つの映画音楽
ベルク:ヴァイオリン協奏曲
ブルックナー:交響曲第3番(1877年 第2稿)


第307回定期演奏会
2017/6/24(土)14:00 東京オペラシティコンサートホール
指揮:下野 竜也

メゾ・ソプラノ:池田 香織

フンパーティング:歌劇「ヘンゼルとグレーテル」前奏曲
ワーグナー(ヘンツェ編):ヴェーゼンドンク歌曲集(女声のための5つの詩)
ドヴォルザーク:交響曲第6番


第308回定期演奏会
2017/7/22(土)14:00 東京オペラシティコンサートホール
指揮:藤岡 幸夫

ヴァイオリン:木嶋 真優

パーセル(ブリテン編):シャコンヌ(弦楽合奏のための)
ショスタコーヴィチ:ヴァイオリン協奏曲第1番
エルガー:交響曲第1番


第309回定期演奏会
2017/9/8(金)19:00 東京オペラシティコンサートホール
指揮:高関 健

ソプラノ:安井 陽子
テノール:中嶋 克彦
バス:妻屋 秀和
合唱:東京シティ・フィル・コーア
合唱指揮:藤丸 崇浩

ハイドン:オラトリオ「天地創造」


第310回定期演奏会
2017/10/19(木)19:00 東京オペラシティコンサートホール
指揮:飯森 範親

チェロ:岡本 侑也

チャイコフスキー:イタリア奇想曲
チャイコフスキー:ロココの主題による変奏曲
チャイコフスキー:交響曲第4番


第311回定期演奏会
2017/11/11(土)14:00 東京オペラシティコンサートホール
指揮:川瀬 賢太郎

ヴァイオリン:郷古 廉
ハープ:平野 花子

メンデルスゾーン:序曲「静かな海と楽しい航海」
ブルッフ:スコットランド幻想曲
メンデルスゾーン:交響曲第3番「スコットランド」


第312回定期演奏会
2018/1/20(土)14:00 東京オペラシティコンサートホール
指揮:飯守 泰次郎
 
~ブラームス交響曲全曲演奏シリーズⅠ~

ブラームス:交響曲第4番
ブラームス:交響曲第2番


第313回定期演奏会
2018/2/17(土)14:00 東京オペラシティコンサートホール
指揮:高関 健

ピアノ:マティアス・キルシュネライト

ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番
ラヴェル:スペイン狂詩曲
ラヴェル:高雅にして感傷的なワルツ
ラヴェル:ラ・ヴァルス


第314回定期演奏会
2018/3/17(土)14:00 東京オペラシティコンサートホール
指揮:高関 健

ヴァイオリン:渡辺 玲子

~バーンスタイン生誕100周年記念プログラム~

バーンスタイン:「キャンディード」序曲
バーンスタイン:セレナーデ(プラトンの饗宴による)
バーンスタイン:ディヴェルティメント
バーンスタイン:「ウェスト・サイド物語」よりシンフォニック・ダンス


【ティアラ定期演奏会】

第49回ティアラ定期演奏会
2017/6/3(土)14:00 ティアラこうとう大ホール
指揮:高関 健
 
チャイコフスキー:弦楽セレナーデ
ヴェルディ:歌劇「シチリア島の夕べの祈り」序曲
ヴェルディ:歌劇「ナブッコ」序曲
ヴェルディ:歌劇「椿姫」第1幕前奏曲
ヴェルディ:歌劇「運命の力」序曲
ヴェルディ:歌劇「アイーダ」より凱旋行進曲


第50回ティアラ定期演奏会
2017/9/30(土)14:00 ティアラこうとう大ホール
指揮:高関 健

つう:腰越 満美
与ひょう:小原 啓楼
運ず:谷 友博
惣ど:峰 茂樹
児童合唱:江東少年少女合唱団

~第50回記念演奏会~

團 伊玖磨:オペラ「夕鶴」(演奏会形式)


第51回ティアラ定期演奏会
2017/11/25(土)14:00 ティアラこうとう大ホール
指揮:栗田 博文

ピアノ:奥田 弦

グローフェ:ミシシッピ組曲-音による旅行
ガーシュイン:ラプソディー・イン・ブルー
J.ウィリアムズ:「ハリーポッターと賢者の石」よりヘドウィグのテーマ
J.ウィリアムズ:「スターウォーズ」組曲


第52回ティアラ定期演奏会
2018/2/3(土)14:00 ティアラこうとう大ホール
指揮:飯守 泰次郎

ヴァイオリン:青木 尚佳

モーツァルト:歌劇「ドン・ジョヴァンニ」序曲
ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲
チャイコフスキー:交響曲第6番「悲愴」


この中なら第309回定期のハイドン「天地創造」かなと思います。
ティアラ定期なら第50回定期のオペラ「夕鶴」かな・・。
高関さんの堅実な指揮で素敵な演奏が聴けるかと思います♪

ユジャ・ワンのバルトーク ピアノ協奏曲第1番

2016-10-30 13:06:54 | 日記
どうも、らいとにんぐです。


動画紹介です!
ユジャ・ワンの演奏するバルトーク、ピアノ協奏曲第1番です

https://www.youtube.com/watch?v=xVGA6goHQMM

サロネン指揮、スウェーデン放送交響楽団

ユジャらしくリズミカルな演奏を展開していきます。最後が速過ぎて目が回りそうですが、
バルトーク本人が、あるピアニストに送った手紙よると「オーケストラにとって非常に演奏困難なので、一流のオーケストラと指揮者を揃え、かつ充分に練習できないならお止めになるべきです」

と書いてます(汗)←Wiki


アマオケにはツラい曲です・・。


どうしても聴きたければ、上手いオケで聴きましょう(笑)

2017年、西宮にサロネンがマーラー「悲劇的」

2016-10-28 22:03:26 | 日記
どうも、らいとにんぐです。

2017年5月にサロネン&フィルハーモニア管弦楽団が兵庫で来日公演をすることが分かりました!

http://www1.gcenter-hyogo.jp/contents_parts/ConcertDetail.aspx?kid=4290911302&sid=0000000001


2017年5月14日(日) 開 演14:00 (開 場 13:15) 会 場 兵庫県立芸術文化センター KOBELCO大ホール

指揮エサ=ペッカ・サロネン

管弦楽フィルハーモニア管弦楽団

ベートーヴェン:ピアノ協奏曲 第3番 ハ短調
[ピアノ]チョ・ソンジン
マーラー:交響曲 第6番 イ短調 「悲劇的」

料 金A ¥15,000/B ¥12,000/C ¥9,000/D ¥6,000/E ¥4,000

いやー、大曲を持ってきましたね!ベートーヴェン協奏曲の後にマラ6なんて・・
以前書いた予想通りでした。定期でやる曲を持ってきました。
名古屋のベト7プロの他に、もう1プロあるかなぁ。無いかも。

此処って助成が出ているのか、チケット代は全般的に安いです。そしてここのホールは4階席、3階バルコニーが音響的にはグッドかと。
音が上に行くので1階は良くないらしいです。
僕はいつも3階バルコニーか4階です。3階正面は、天井(4階の足場の部分)が非常に近いので、音響悪し。

つまり取るなら安い席が良いかと。


前々回のベト協4(アンスネス)&マラ1「巨人」が非常に素晴らしかったので、これは期待できるかも!

僕が行けるかは未定です・・。

大阪交響楽団2017年度予定発表

2016-10-28 20:40:53 | 日記
どうも、らいとにんぐです。

大阪交響楽団の2017年度予定が発表されました!

http://sym.jp/publics/index/355/&anchor_link=page355_838#page355_838

第209回 定期演奏会
2016~2018年度全6回シリーズ
ウィーン世紀末のルーツ
~フックスとブラームスから始まる系譜(3)

2017年4月13日(木)19:00開演  ザ・シンフォニーホール

※18:40より、常任指揮者 寺岡清高によるプレ・トークがあります。

指揮:寺岡 清高(常任指揮者)

ブラームス:大学祝典序曲 作品80        
ロベルト・フックス :セレナーデ 第3番 ホ短調 作品21
フランツ・シュミット:交響曲 第2番 変ホ長調

 2017/18シーズンの開幕は常任指揮者寺岡清高による「ウィーン世紀末のルーツ〜フックスとブラームスから始まる系譜」シリーズ第3回目、ブラームス、フックスとフランツ・シュミットの作品。前半は言わずと知れた「大学祝典序曲」と、ブラームスが激賞したロベルト・フックスの「セレナーデ第3番」。フックスのセレナーデは当時人気が高く、『セレナーデ屋の狐("Serenaden-Fuchs")』の異名を取ったほど!後半はフランツ・シュミットの交響曲第2番。これまで寺岡/大阪響のコンビで彼の交響曲を第1番(第190回定期)、第3番(第183回定期)、第4番(第142回定期と第164回定期)で採り上げていて、今回の第2番で『完結』となります。フランツ・シュミットの交響曲の中で最大規模となるこの交響曲をどう「調理」するか、寺岡のタクトに注目の的です。


第210回 定期演奏会 
2017年5月18日(木)19時00開演 ザ・シンフォニーホール

指揮 : オーラ・ルードナー(ヴェルテンベルク・フィル首席指揮者)

トロンボーン:ファブリス・ミリシェー(ミュンヘン国際コンクール優勝)

ベートーヴェン : バレエ音楽「プロメテウスの創造物」序曲 作品43         
ニーノ・ロータ : トロンボーン協奏曲
チャイコフスキー: 交響曲 第1番 ト短調「冬の日の幻想」作品13   

5月の定期はスウェーデンの実力派指揮者、オーラ・ルードナーの登場!ヴァイオリニストとしてキャリアをスタートさせたルードナーは、パガニーニ国際コンクール入賞後、カメラータ・ザルツブルクやウィーン響など世界有数のオーケストラのコンサートマスタ-を歴任後に指揮者転向、これまでにタスマニア響(2001年~2003年)、ボルツァーノ・ハイドン管(2003年~2004年)の首席指揮者を務め、現在はヴュルテンベルク・フィルの首席指揮者を務めています。
ベートーヴェンの「プロメテウスの創造物」序曲は、彼が経験豊富な劇場でのキャリアの一端を、チャイコフスキーの交響曲第1番では、シンフォニー・オーケストラでの豊富なキャリアを魅せてくれるでしょう。ニーノ・ロータのトロンボーン協奏曲では、ミュンヘン国際コンクールで優勝し、現在はザールブリュッケン=カイザースラウテルン・ドイツ放送フィルの首席奏者を務めるファブリス・ミリシェーが登場。現在活躍する若手トロンボニストのなかでも随一の豊かな才能を持ち、また最も完成された音楽家として絶賛を浴びている若き天才の妙技をぜひ!


第211回 定期演奏会
ーシューベルト生誕220年ー
2017年7月27日(木)19:00開演  ザ・シンフォニーホール

指揮 : ガブリエル・フェルツ(ドルトムント市音楽総監督、ドルトムント・フィル首席指揮者)

ソプラノ :木澤 佐江子(関西二期会)

シューベルト: 交響曲 第4番 ハ短調「悲劇的」D417
リヒャルト・シュトラウス: 交響詩「死と変容」作品24
リヒャルト・シュトラウス: 4つの最後の歌
シューベルト: 交響曲 第7(8)番 ロ短調「未完成」D759

ガブリエル・フェルツは、1971年ベルリン生まれ。ハンブルク州立歌劇場でG.アルブレヒトのアシスタントを務め、リューベック、ブレーメンの歌劇場で研鑽を積み、2001年にはアルテンブルク・ゲラ市の管弦楽団および歌劇場の音楽総監督に就任、さらに2005年にはシュトゥットガルト・フィルの首席指揮者、シュトゥットガルト市の音楽総監督も兼任。2013/14シーズンからは、ドルトムント市の音楽総監督、ドルトムント・フィルの首席指揮者に就任するなど、ドイツを中心に圧倒的な勢いで大活躍中のマエストロ。ドイツでは大胆な解釈と無尽蔵のアイディアが通の間では評判で、ティーレマンより重厚、アーノンクールよりも過激と評されている鬼才指揮者です。関西初登場の今回は選び抜かれたシューベルトのふたつの交響曲に挟まれて、R.シュトラウスの初期と晩期という作曲された時期は違えども関連性のあるふたつの作品が演奏されます。「4つの最後の歌」には、関西で活躍中の実力派ソプラノ木澤佐江子がソリストとして指名されているのも聴きものです。


第212回 定期演奏会 
2017年9月21日(木)19:00開演  ザ・シンフォニーホール

指揮 : ダニエーレ・アジマン(ヨーロッパ各地で活躍するオペラ指揮者)

ソプラノ:尾崎 比佐子(関西二期会)
ア ル ト :福原 寿美枝(関西二期会)
テノール:松本 薫平(関西二期会)
バス:萩原 寛明(関西二期会)

合唱:関西二期会合唱団

ヴェルディ:死者のためのミサ曲「レクイエム」

 イタリアの実力派指揮者ダニエーレ・アジマンが満を持して挑む9月の定期は、ヴェルディの「レクイエム」です。この作品はイタリアの文豪、マンゾーニを追悼する目的で作曲され、彼の一周忌に初演されています。初演時はあまりにイタリア・オペラ的であり、ドラマ性が強すぎて教会に相応しくないと言われ、「最も華麗なレクイエム」と評されましたが、今ではモーツァルトやフォーレのそれとともに「三大レクイエム」のひとつに数えられています。アジマンはイタリア各地のオーケストラをはじめ、モスクワ放送響やウィーン室内管などで活躍。オペラでは数多くのプロダクションを指揮、ルガーノ音楽祭をはじめとする著名な音楽祭に登場し、関西でもおなじみとなっているアジマンがヴェルディの最高傑作を、尾崎比佐子(S)、福原寿美枝(A)、松本薫平(T)、萩原寛明(Bs)といった関西を代表する歌手たち、さらに関西二期会合唱団によって壮大なドラマを展開させてくれるでしょう!


第213回 定期演奏会 
2017年10月26日(木)19時00開演 ザ・シンフォニーホール

指揮:外山 雄三(ミュージック・アドバイザー)

ピアノ:コルネリア・ヘルマン(ザルツブルク生まれの若手ピアニスト)

北爪 道夫 : 大阪交響楽団 委嘱作品(世界初演)
シューマン : ピアノ協奏曲 イ短調 作品54
ブラームス : 交響曲 第3番 へ長調 作品90

 ミュージック・アドバイザーの外山雄三が指揮する10月の定期はまず、日本を代表する現代作曲家、北爪道夫の委嘱作品を世界初演します。北爪氏は1948年東京生まれ。池内友次郎、矢代秋雄、松村禎三に師事し、自然や自己との対話から紡ぎ出される透明でピュアな響きを特徴とする作品を数多く発表しています。今回の作品のタイトルは現在のところ未定だが、どういった作品になるのか期待大です。シューマンのピアノ協奏曲にはソリストにコルネリア・ヘルマンが登場。ザルツブルク生まれの彼女は、オーストリアをはじめ世界各国でソロ、室内楽そしてオーケストラとの共演など活躍しており、若手ピアニストのホープとして注目を浴びています。メインはブラームスの交響曲第3番、『いぶし銀』のこの曲を名匠外山氏がどのように料理するかが愉しみです。


第214回 定期演奏会 
2017年12月8日(金)19時00開演 ザ・シンフォニーホール

指揮 : デリック・イノウエ(カナダ生まれの国際的な経歴と経験豊富なマエストロ)

コントラバス : エディクソン・ルイース(ベルリン・フィルに史上最年少の17歳で入団)

シューマン : 序奏とスケルツォ、フィナーレ 作品52
クーセヴィツキー : コントラバス協奏曲 嬰へ短調 作品3
シューマン : 交響曲 第4番 二短調 作品120

年の瀬の定期は、カナダ生まれの指揮者デリック・イノウエの登場。彼は国際的な経歴とオーケストラの指揮経験豊富で、オペラの世界でも輝かしい成果を挙げているマエストロ。彼が取り上げるのはシューマンの「序奏とスケルツォ、フィナーレ」と交響曲第4番。妻クララとの結婚(1840年)の翌年に作曲されたこのふたつの曲は、作曲活動が順調に進んだ年でもあり、いろいろな方向性の管弦楽曲の作曲を試した意欲的な時期の作品です。
ソリストにコントラバス奏者のエディクソン・ルイースを迎えてお贈りするのは、クーセヴィツキーのコントラバス協奏曲。ルイースは1985年、ベネズエラのカラカス生まれ。ベネズエラの画期的な音楽教育システム「エル・システマ」で才能を開花し、ベルリン・フィルに史上最年少の17歳で、かつ初の南米出身として入団を果たした『奇跡のスター』。クーセヴィツキーは長くボストン響の指揮者を務めていましたが、指揮者になる前はコントラバス奏者として活躍していて、その時代に自身の演奏のために、コントラバスの独奏作品をいくつか残しています。彼が創設したタングルウッド音楽祭で育てられたイノウエ氏によるタクトというもの縁(えにし)を感じるところです。


第215回 定期演奏会
2016~2018年度全6回シリーズ
ウィーン世紀末のルーツ
~フックスとブラームスから始まる系譜(4)

2018年1月12日(金)19:00開演  ザ・シンフォニーホール

※18:40より、常任指揮者 寺岡清高によるプレ・トークがあります。

指揮:寺岡 清高(常任指揮者)

ハンス・ロット:「ハムレット」序曲(日本初演)
ハンス・ロット:「管弦楽のための組曲」からの二章
変ロ長調(日本初演)
ハンス・ロット: 管弦楽のための組曲 ホ長調 
マーラー   : 交響詩「巨人」(1893年ハンブルグ稿)

年が明けて最初の定期は常任指揮者寺岡清高による「ウィーン世紀末のルーツ〜フックスとブラームスから始まる系譜」シリーズ第4回目、ハンス・ロットとマーラーの作品。前半はすべてハンス・ロットの作品3曲で、「ハムレット」序曲、「管弦楽のための組曲」からの二章 変ロ長調、そして管弦楽のための組曲 ホ長調です。寺岡/大阪響でのハンス・ロット作品は、2008年5月の第125回定期(交響曲第1番 ホ長調)、2013年5月の第176回定期(「ジュリアス・シーザー」への前奏曲、管弦楽のための前奏曲 ホ長調、管弦楽のための組曲 ホ長調、交響曲第1番 ホ長調)、そして2014年12月の第190回定期(「ジュリアス・シーザー」への前奏曲)以来であり、聴きもののひとつ。後半は“級友” マーラーの交響詩「巨人」(1893年 ハンブルグ稿)。この「ハンブルク稿」は、マーラーが1889年のブダペストでの初演の失敗後、ハンブルクでの再演に際して第2楽章(花の章)、第3楽章(スケルツォ)、第5楽章(フィナーレ)に改訂を施した形態を復元したもので、全2部・5楽章制で「交響形式による音詩『巨人』」と題されたもので、現行の交響曲第1番とオーケストレーションの細部の異動も数多い。聴き比べにも興味が尽きないところだ!


第216回 定期演奏会 
2018年2月22日(木)19:00開演  ザ・シンフォニーホール

指揮 : 外山 雄三(ミュージック・アドバイザー)

ヴァイオリン:森下 幸路(首席ソロコンサートマスター)

モーツァルト  : 歌劇「フィガロの結婚」序曲
外山 雄三   : ヴァイオリン協奏曲 第1番 作品40
チャイコフスキー: 交響曲 第4番 へ短調 作品36 

シーズン最後はミュージック・アドバイザーの外山雄三が指揮します。はじめは言わずと知れたモーツァルトの歌劇「フィガロの結婚」序曲、それと当団首席ソロコンサートマスターの森下幸路のヴァイオリンで外山雄三のヴァイオリン協奏曲第1番、この曲は1963年に、当時N響のコンサートマスターであった海野義雄氏の依頼により作曲されたもので、同年の尾高賞に選ばれている。日本的リリシズムが横溢する作品です。
後半は一転してチャイコフスキーの交響曲第4番。チャイコフスキーの後援者だったフォン=メックという『幸運』と、『不幸』な結婚に悩み、「襲い掛かる運命と戦い、それを乗り越える」というベートーヴェンの「運命」交響曲と似た図式を持つこの曲を外山はどのように我々に魅せてくれるのかが注目です!


http://sym.jp/publics/index/356/&anchor_link=page356_843#page356_843

【いずみホール定期】
第28回 いずみホール定期演奏会
“シューマンの春”

2017年4月26日(水) いずみホール
<昼の部>14:30開演(14:00開場)
<夜の部>19:00開演(18:30開場) 

指揮:阿部 加奈子(インドネシア・ユース交響楽団音楽監督)

フルート:南部 やすか(神戸出身の気鋭のフルーティスト)

モーツァルト:交響曲 第29番 イ長調 K.201
モーツァルト:フルート協奏曲 第2番 ニ長調 K.314
シューマン :交響曲 第1番 変ロ長調 作品38「春」

 2017/18シーズンの最初のいずみホール定期はフランスを本拠に作曲および指揮活動を展開している阿部加奈子の登場となります。1973年大阪生まれの彼女は、2歳より音楽の手ほどきを受け、東京藝術大学音楽学部作曲科を経て、パリ国立高等音楽院で作曲と指揮を学び、レパートリーは、古典から現代音楽までカバーしていますが、特に現代音楽を得意としており、コンサート、オペラ両面で活躍しています。今回は彼女のレパートリーのうち、古典的なモーツァルトの交響曲第29番と、フルート協奏曲第2番、それにシューマンの交響曲第1番「春」で勝負します。ソリストには神戸出身の気鋭のフルーティスト、南部やすかが登場。ふたりのフレッシュなアーティストによる春爛漫のひとときに相応しい演奏を届けてくれることでしょう。


第29回 いずみホール定期演奏会 
“ベートーヴェン・夏”ーベートーヴェン没後190年ー

2017年7月5日(水) いずみホール
<昼の部>14:30開演(14:00開場)
<夜の部>19:00開演(18:30開場)

指揮 :外山 雄三(ミュージック・アドバイザー)

ベートーヴェン : 交響曲 第6番 へ長調 作品68「田園」
ベートーヴェン : 交響曲 第7番 イ長調 作品92

 巨匠・外山雄三が、大阪響といずみホール定期演奏会でいよいよ『王道』のプログラムに挑む時が来ました。今回はベートーヴェンの交響曲第6番「田園」と交響曲第7番!まさしくみなさんが待ち望んでいたプログラムではないでしょうか。外山がミュージック・アドバイザー就任記念の第202回定期演奏会で指揮した「英雄」の名演が記憶に新しいのですが、その時の楽譜に忠実で、全く作為なしに淡々と、しかし堂々たる風格漂うベートーヴェンにオーケストラの迫力とあいまって感動を憶えた聴衆は少なからずいたはずです。
巨匠・外山雄三の魂のタクトによる壮大なベートーヴェンの宇宙に、今から期待大です。


第30回 いずみホール定期演奏会 
“秋深まるブラームス”

2017年10月18日(水) いずみホール
<昼の部>14:30開演(14:00開場)
<夜の部>19:00開演(18:30開場)

指揮 :大井 剛史 (山形交響楽団正指揮者、東京佼成ウインドオーケストラ正指揮者)

ピアノ : エドゥアルト・クンツ(「明日の偉大なピアニスト10人」にも挙げられているロシアの気鋭)

ベートーヴェン : ピアノ協奏曲 第3番 ハ短調 作品37
ブラームス   : 交響曲 第1番 ハ短調 作品68

 今シーズン最後のいずみホール定期演奏会は、指揮に山形交響楽団正指揮者、東京佼成ウインドオーケストラの正指揮者を務める大井剛史を迎えて、ブラームスの交響曲第1番で真っ向勝負に挑みます。今さらながら説明をしなくても良い『名曲中の名曲』をどのように料理するのか、シェフのお手並みはいかに。
前プロにはベートーヴェンのピアノ協奏曲第3番を、イギリス・BBCマガジンより『明日の偉大なピアニスト10人』にも挙げられているロシアの新鋭、エドゥアルト・クンツがソリストを務めます。
こちらも楽しみです。



このオケはマイナーな曲を定期で取り上げてましたが、今年は少し抑え目かな(笑)
それでも知らない曲はありますが・・。ちょっと存じ上げない指揮者やソリストがいらっしゃって、コメントし辛いですが
お薦めは第213回定期かなぁと思います。
北爪さんの世界初演曲、外山さん指揮のブラームスの交響曲第3番、

何か良い予感が!保障しませんが(笑)