クラシックを中心に徒然なるままに…withらいとにんぐ

所持しているCDの感想、演奏会の感想などクラシックの事を出来るだけ書きたいと思います♪雑感色々♪

鳴門の第九2016 、本番の日

2016-06-05 22:00:35 | 日記
どうも、らいとにんぐです。

今日は鳴門で行われる第九本番でした!


このブログでしつこく書きましたが、モーツァルトしか出ないのでリハの出番は最後です。

なので11時頃ホールに到着…重役出勤です(笑)


既に第3楽章の終わり辺りを練習していました。で、第4楽章。


昨日より合唱の皆さんは元気が良さそうでしたので、良い演奏会になりそうだなぁと思いました。


で、最後に序曲。10分くらいで終わり(笑)1回通して、数ヵ所指摘のみでした。まぁ当然か(^。^;)

今回モーツァルトを演奏するにあたって、色々考えてました。適当に演奏をしていませんからね!

先ずは歌劇の序曲である点。3時間近くある歌劇なので、本来は此所でお客さんの興味を引いたり、期待を抱いて貰わないといけません。
歌劇の内容がドロドロとした部分もあり、しかしモーツァルトらしいルンルン気分な要素もある。

其れを意識しながら演奏をしました。序奏は痛み、序奏が終わりアレグロに突入したら爽快感という風に。


楽譜通りに演奏をすると味気無い演奏になると思いましたので、ワザとらしさを感じさせない程度にリズムを強調して、全体のメリハリを付けました。

このタイミングで突然強いアタックをすれば、吃驚するんだろうなぁと、昔を思いながら演奏しました。


総合的に良い演奏になったと思います♪

しかし音が少し重たかったかも知れません…ベートーヴェンまでとは言わないが、モーツァルトらしい洒落た軽快な音色は不十分だったと思われます。


次にモーツァルトをやる時は、その辺りは気を付けます。



しかし、今回の演奏会は不完全燃焼でした。

「僕は今日の演奏会に本当に出たのだろうか(笑)?」という実感の無さが原因です。

全~~~~~くありません(笑)疲れてないの…。高揚感も皆無。

昨年ティンパニを演奏した時は、舞台での経験を忘れなかったのですが、どうしたもんじゃろの~。

モーツァルトの楽曲への経験値が少しだけ増えたことは良ですが…。
楽器の運搬と、弁当屋から昼の弁当を受け取ったのが、今日の大仕事でした°・(ノД`)・°・


やはり序曲だけでは満足できませんので、来年は必ず出るように交渉しよう。やっぱティンパニだろう(゜-゜)。
序曲だけだったら、演奏会自体を降りて観客として聴いた方が良さそうですね(¬_¬)

終演後、裏に居たら合唱の奥様に声を掛けられました。昨年僕がティンパニをやった事を覚えてくれてて、今年は出てなかったねぇと言われました。昨年の前日リハで、チューニングがズレていると周りから言われて(本皮なので、ホールの室温に適応するまで時間が掛かってしまった)、意地になって演奏中過剰にチューニングをしていた事が印象的だったらしいです。

お陰で昨年は良い演奏が出来ましたが(キリッ!

こんな事を言われたら、流石に出ないわけにはいきません!


という1日でした。

来年どうなるか分かりませんが、合唱の皆様お元気で…また会いましょう!

御来場の皆様、今日は有難うございましたm(__)m