クラシックを中心に徒然なるままに…withらいとにんぐ

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【雑感】ベルリンフィル次期芸術監督は誰なのか?パート2

2015-05-14 01:26:08 | 雑感
どうも、らいとにんぐです。

傘を盗られて荒れてましたが、落ち着いたのでベルリンフィルの件でも。ちなみにベルリンフィルを生で聴いた事のあるのは2013年の来日公演(春の祭典プロ、ブル7プロの2回)のみですので、あとはYouTubeとデジタルコンサートホールのトレイラーから妄想を…(笑)

以前、ベルリンフィルの次期芸術監督はティーレマンが良いと書きました。

ベルリンフィルの演奏って超高性能といいますか…ズレない、低音が凄まじく重い(だから高音が幾ら音量を出してもバランスを崩さない)、全体が1つの音となるような一体感…まさにそんな演奏を感じました。

西宮で聴いたブルックナー。西宮は時々行きますが、残響がそれほど無く、ホール一杯に音を響かせる事が難しい印象です。ホール自体は綺麗ですけどね(笑)
ベルリンフィルの凄い所はホールへの音の充満を易々とやってのけました。アンサンブルを崩すこと無く…厳密にはホールに音が飽和状態になると耳鳴りがするので、その手前の程好い状態といいますか。

あの時の感覚は忘れませんね。彼らは世界一と言っても過言ではありません。


そんなオケの方向性を決める芸術監督。改めてデジタルコンサートホール(ベルリンフィルの演奏会を、お金を払えばネットにて見られる)のトレイラーで候補者と呼ばれるティーレマン、ネルソンス、ドゥダメルを見てみたら、僕個人としてはティーレマンが良いです。意見は変わらず。

ティーレマンはドイツ音楽とフランス音楽+αを指揮していました。主にドイツ作曲家ですが。レパートリーが少ないのか、わざと指揮しないのか分かりませんが、その気になれば指揮は出来ると思います。多分(^^;)

一番ドイツらしい音色の重さや繊細さ、そして纏まりのある音楽をオケから引き出していたように感じました。今の状態を引き継いでいけそう…。


ネルソンスはモーツァルトから現代音楽まで何でもOKという感じで、現・芸術監督のサイモン・ラトルとレパートリーの広さでは近いです。

しかし、ネルソンスの指揮って大味に聞こえるのです(^^;;大きく鳴らすけれども、少し荒れてしまって、ベルリンフィルの良さの1つである一体感を感じない。ラトルもオケを鳴らすけれども、抑制を効かせているのだが、ネルソンスは制御し切れずに感じるのがなぁ。良い指揮者なのだけど…ボストン交響楽団の音楽監督に就任していますが、アメリカのオケの方が合いそうかなとは思うのです。


グスタボ・ドゥダメルは一時期、日本でも話題になりました。ベネズエラのシモン・ボリバル・ユースオーケストラのマンボが話題になりましたね。

ベルリンフィルの次期芸術監督候補の筆頭でしたが、最近かつての若さが感じられなくなってきた…落ち着いてきたのか、普通になってしまったような印象です(^^;;アグレッシブなテンポでリズム良く指揮するのがドゥダメルの良さの1つだと思ったので、ちょっと残念かも。


指揮の印象のみで書きましたが、色々な要素が絡んでいることは言うまでもありません。一年以内に次期芸術監督が決まるようです。

僕が、とやかく言おうが何もありませんので(笑)一応ティーレマン推しという事を再度記しておきますm(__)m