寂しいな

今日は母の命日だった。

毎月、命日には父とお墓参りに行っている。
今日もお墓参りに行こうと思っていたら、雨。

父から電話で「今日はやめておこう」ということに・・・
昨日の夜もちょっと遅くまで色々やっていたので再び眠りについた。

「ちょっと休めばぁ？」

そんな母の声が聞こえてきたような気がした。


母が亡くなって5ヶ月。
あんなに暑かった夏。
通り抜ける風はそんな夏をすっかり忘れている。

息子の体の変調にドキドキしながら、母の看病、そして母が亡くなり葬儀から納骨、新盆、ご挨拶周り・・・・
そして、父の体調不良と白内障手術。

毎日、生死の境目を行ったりきたりする命と向き合い、張り詰めた感情は、辛いとか苦しいとか感じることなく必死だった。
驚くほど元気だとも思った。

でも、今日は母がなくなって初めて寂しさを感じた。

母が最後に愛用していた特大のビーズクッションにうずくまりウトウトしながら・・・

「そっか、もういないんだっけぇ」

判りきっている現実を改めて確認してしまうと果てしなく切なくなる。

「そんな時は寝てしまおうねぇ～～」

午前中はグッタリ眠る。

夢うつつの中で、母のカラカラカラって笑う笑い声が聞こえて気がして目が覚めた。
目が覚めると、母がいたわけではなく、電話が鳴っていた。

そうだ。
営業いかなきゃ！
心の擦り傷に絆創膏貼って！！（笑
いざ、出陣！！
外へ出ると雨がやんでいた。

「泣いてる場合じゃないってば」

さぁ、今日も明日も飛び込むわよぉ～～♪