ひかるんち

セレブな日々にあこがれて・・・

中学校の授業

2006-06-21 00:10:05 | 教育
年に何度か中学校に「講師」として招かれます。
総合学習の授業で「職業人に聞く」という授業で中学1年生が対象でした。

さて、めまぐるしく姿を変え、いったい自分の職業が何なのかがわからない日々の私が今回語った職業は「ナレーター」でした。
まぁ、学校からの要請でそうなったのですが・・・
何人か他にも講師が招かれており、その中に何と!男性ナレーターがぁ!!!
リングアナとして有名なM尾氏。
この方、私のいとこの結婚式で司会もしていただいており、いとこの友達でもあります。

ああ、この人とならんで講師するなんで、私もすさまじい度胸だと思いながら・・・

授業の内容はというと私のナレーターへの道のりを語ること約10分。
それ以上は大人の話なんて子供達は聞いていられません。
よって、子供達にディレクターになってもらい、CMを作ってみよう!ということにしました。

内容はというと・・・
♪旅と食を愛するあなたに贈る ワクワクサイト!!
 日本全国旅してあつめたガイドブックには載っていない各地の美味しい情報が満~~~載
 普通の旅に飽きてしまったそこのあなた!
 一度アクセスしてみてね~~~
 詳しくはHPで!♪

というonitangのHPをネタに作った私のボイスサンプルの内容を黒板にでかでかと書く。

喋ってみてよぉ~~と子供達にせかされ色んな声を出してみる。
子供達が「もっとアイドルみたいな感じで喋って~」とか
「さっきのほうがいい!」
「えーーー今のほうがいいよぉ~~」
と色々言い出す。
最終的に子供達の意見がまとまったナレは子供達は大爆笑だったが、とても商品にはならない笑えるものでした。

最後10分くらい時間があまり、子供達に国語の教科書を読まそうと思っていたが、子供達が「えーーー先生なんか読んでよ~~」といわれ、昔話を披露。
子供達が食い入るように聞いている・・・
最後のクライマックスで「しーーーーーんとしている」という部分では教室もシーーーーンとしている・・・
おおおおおお、気分いいぞぉ~~~~

というわけで、ナレーターとしても語れるようになった私でした。

放課後はやはり「ピアニスト」として講師にいらしていた「アモーレ泉姫」のミニコンサートが音楽室にて開催されました。
どっぷりお客様で楽しむ私。
ああ、生イズミの演奏だわ~~~
もう、むちゃくちゃコンディションの悪い学校のピアノをガンガンならしてくれるアモーレの演奏は最高でした。

お話もとっても楽しくて、お仕事終了後はプロヴァンスにて超ハイテンションな夜を過ごしたのでした。

教育について

2005-12-18 23:57:17 | 教育
非常に堅苦しい題名だが、今夜も語らせて下さい。

昨日、「企業の教育担当もどき」と書きましたが、そんな立場の延長で、某中学校にボランティアで講師に招かれ、「サービス接遇マナー」や「職業とは」などの授業をさせていただく機会が何度がありました。

わが子と同じ中学生を相手に「働く」ということをお話した授業。
学校としては「総合」という授業にあたるらしい。

中学校時代、部活(バレーボール)以外はまともに出席した覚えもなく・・・(汗
間違いなく、先生を困らせた生徒の一人であったに違いない私。
時は流れても、やはり同じようないわゆる「ワル」といわれる生徒さんを発見!
しかし、大人に意地を張るそんな子供たちが何とも可愛らしく、懐かしく、心の奥がジンワリとする。

はじめに出会ったのは野球少年。
教室の真ん中の席で大きな体なのに、さらに目立つ行動と発言。
担当の先生は外部から招いた講師を前に冷や汗タラタラ。
私の質問にいちいち笑いをとるような回答をする。
坊主頭の彼をみて「野球やってるの?チームは強いの?」と質問すると、照れくさそうに「うるせーなー、授業と関係ないこと聞くなよーー」という。
「じゃあ、オマエも授業と関係ないこというなよぉーー」
野球少年の口調を真似して言い返す。

授業が終わり、野球少年に声をかける。
「野球頑張れよぉ!将来、大物になるには、今日勉強したマナーがきっと役に立つぞ~!」と。
返ってきた言葉はちょっと感動した。
「わかったよ、でも、野球だけやっててもダメだよね。」
また、照れくさそうに笑って私の前を駆け抜けていった。

何と偉大な可能性。
私がどんなに頑張っても巻き戻すことが出来ないこの若さ。
どんな大人になるんだろう。
教師という職業がうらやましいと思った。

教室を後にし、控え室に案内される。
担当の先生方が
「本当に、お恥ずかしい限りです、これに懲りずに是非、また来てください。」
今年の生徒の傾向はドーノコーノ・・・問題児が多くてドーシタコーシタ・・・
教師側の言い訳ばかりでガッカリ。

先生、お願いです。
これから先、この子達が見るであろう、聞くであろう、感じるであろう多くの出来事は計り知れない世界が広がっている。
あなたたちが勝手に可能性の枠を決め、押し込めてしまっていいのでしょうか?
現実は厳しいことでしょう。
しかし、それはどんな職業であっても同じ。
子供たちの人生の基盤となる部分を作り上げる大切な役割を担っていることをもっと重く感じてください。

人生の基盤の鉄骨が軟弱だと・・・
アネ○建築士並といわれますわよ。

母さん担任に吠える

2005-12-17 00:48:14 | 教育
私の宝物、二人の子供。早いもので二人とも中学生。
先日、個人面談とやらに行ってきた。
お姉ちゃんの担任は可愛らしい英語の先生。
まぁ、お姉ちゃんは成績もほどほどなので、問題なく、面談修了。
そして弟の面談。
弟の担任は中年オヤジ。
教師という職業に誇りをもち、情熱的だが、その情熱はなんとも言えない独りよがり・・・
夏の面談の時も、うんざりだったのだが・・・
どうやらわが息子、この担任と非常に相性が悪いらしい。
面談が始まるなり、箱にいっぱい入った紙くずをバラバラと机に広げる。
その紙くずは、ノートの切れ端にいたずら書きされた先生の似顔絵。
似顔絵とともに添えられた言葉の数々は「死ね」だの「うざい」だの・・・
あーあーあーあーあーーーーー
なにやっとるんじゃ!わが息子!!
と思いながら先生と息子の会話が続く
先生「コレはオマエが書いたのか」
息子「いや、それは○○クン」
先生「コレは!!」
息子「それは△△くん」
先生「じゃあ、コレがオマエか」
息子「違うよ、俺、そんなに下手な字書かないよ」
・・・・※△○×●◆*・・・・
延々と続くこの会話。
先生「人のせいばかりにして、嘘つくなよ、オマエだろ!」
息子「(うんざり顔で)だから違うっていってるじゃん」
ここで母激怒!!
母「ちょっと先生よろしいでしょうか。(あくまでセレブな口調で)
学校で何が起きているのかさっぱり見当がつきませんが、何をおっしゃりたいのでしょうか?」
先生「一人の心無い行動で(つまりうちの息子が先頭にたって悪さをしている。という意味らしい)クラス全体の雰囲気が悪いほうにいってしまって、どうしようもない状態になっているんです。」
母「左様ですか、うちの息子のせいで、クラス全体が悪い影響を受けて、先生の授業をまともに聞かなくなったということですね?」
先生「まぁ、そういうことです。」
母「それは素晴らしく影響力があるということなんでしょうか?子供たちの能力を見極めることもせず、授業が成立しないことを子供のせいにし、犯人探しをする時間を費やすなら、子供たちが目を輝かせ、自分のほうをまっすぐ向いてくれるような魅力的な授業をしようとなぜ、先生が努力しないのですか!!」
先生「(ひらきなおり)はぁ、そうですね、私が悪いんです、すいませんでしたね。」
母「今日は先生とこれ以上お話しすることはございません。校長先生とお話させていただきますので、失礼いたします。」
と教室を後にし、校長室へ向かう。
あいにく校長は不在。かわりに副校長が対応する。
延々と教育について話をする。
わが息子にも、担任の担当教科である数学で、悪い点をとったら、今日、あいつと戦った意味がない!
今度のテストでは絶対に1番になるんだと親子で誓い合う。

・・・この話、たぶんまだ、つづくとおもう。