水銀党本部執務室

冬月のブログです。水銀党本部の活動や、政治社会問題、日常の中で感じた事など様々なテーマで不定期に更新されております。

あべべさんから暑中見舞いを頂きました♪

2007-08-03 03:31:25 | Weblog

銀様「らん♪らんらららんらんらん♪らん♪らんらららん♪・・・」

薔薇「どうしたんですか水銀燈?ナウシカで子どもの王蟲が殺される回想シーンに流れていたような陰気なメロディーを・・・・・・」

銀様「ち、違うわよぉお馬鹿さん!嬉しくてつい鼻歌をうたってたのよ!」

薔薇「あなたが鼻歌を・・・それはまた、気色悪い」

銀様「うるさいわね、あんたもこの絵を見てごらんなさいよ!」

薔薇「・・・・・・おや、これは?」

銀様「あべべさんがね、暑中見舞いにって描いて下さったのよ♪どう、素敵でしょ?」

薔薇「・・・確かに。
まずこのふんわりと夜風になびく髪がいいですね、柔らかくて優しい感じがします。
それから浴衣も涼しげで暑中見舞いにぴったりですね。全体的に月明かりを浴びているように見える色彩もとても見事です。それからこの女性、身のこなしがとても女性的ですね、手をそっと口元に添えているポーズがたまりません。それから・・・」

銀様「はいはい、薔薇水晶の長ったらしい批評はどうでもいいわよ。要するに、とってもロマンチックで素敵な絵じゃない。とっても嬉しいわぁあべべさんありがとう!」

薔薇「ところで、そこに描かれている女性はどなたなんですか?

銀様「・・・・・・は?」

薔薇「いえ、ですから、どなたかモデルの方でもいらっしゃるんでしょうか。見た事もないお綺麗な・・・」

銀様「私よ私!私を描いた絵ですよこれは!あんた馬鹿ぁ?ひょっとしてわざといってない?(怒」

薔薇「ええっ!?それはびっくりです、水銀燈がエヴァの台詞をさらりと言ったのよりびっくりです」

銀様「な・に・が「びっくり」な・ん・で・す・か?(ピクピク)」

薔薇「え・・・だって・・・・・・・(顔と口調が真紅に化ける)だってあなたはもっと凶悪な顔をしてるじゃない・・・いつも目元にしわのよったかわいそうなドール・・・あなたは・・・この絵とは違う」
 
銀様「・・・や、やっぱりそうなの。私のこと、ずっとそう思っていたんでしょう。
目元にしわがよってて凶悪な顔のかわいそうなドールだと 」

薔薇「Exactly、その通りでございます」

銀様「(ちょw台詞違うしwww)こほん・・・や、優しい言葉をかけたのも、手を差し伸べてくれたことも、 私を哀れんでいただけ。上から見下ろして満足していたんでしょう」

薔薇「Exactly、その通りでございます」

銀様「・・・・・(汗。えー・・・自分が上だと・・・・自分はお父様に愛されていると、そう思って私を笑っていただけなんでしょう」

薔薇「Exactly、その通りでございます」

銀様「うっ・・・うるさい!嫌な女。少しばかり恵まれてうまれただけなのに、 たまたま上手く作られただけなのに 、私の存在なんて、あなたにとっては自分の価値を高めるだけだった」

薔薇「よくわかってるじゃありませんか姉御!」

銀様「ってあんた、自分からネタ振っといて何なのよその不真面目な態度は!ジャンクになりたいのぉ!?」

薔薇「いや~、嫌な女のガイドラインは遊び方が色々あって面白いですね~!」

銀様「はいはい・・・オーベルテューレにほとんど登場できなかった腹いせに2ちゃんネタで楽しんでる薔薇水晶でした、と。もー呆れて怒る気にもなんないわ」

薔薇「うう・・・いいですよ、第三期で復活できると信じてますから(涙」

銀様「うーん、まあ私も一期で燃やされたけど復活できたし、100%ありえない話じゃないかもね~、まあ頑張れ★
それはそうと、冬月はどうしたの?さっきから出てこないけど」

薔薇「ああ、冬月でしたら、ほら、あそこでコードギアスの井上さんの死をまだ悼んでおりますよ・・・」

 

冬月(井上の台詞を繋ぎ合わせたテープをヘッドホンで何度も再生しながら)「ふふふ・・・そうさ、ずっと前から僕だけの井上だったんだ!

 

銀様「あれは・・・・・・悼んでるっていうより、妄想の世界に入ってるっていうんじゃないの、正確には(汗」

薔薇「まあ、いつまでもああやってうじうじされていても困るので、現実の世界へ引き戻すとしましょうか。おーい冬月」

銀様「駄目よ近寄っちゃ!コンパクトにされちゃうわよ!

薔薇「冬月、あなたまさか、井上というのが本当の名前だと思ってるんじゃどぎゃっ

銀様「はいはい、そのネタの続きは読めたからもういい。
ねえ冬月、なんか10月から新しいガンダムの放送が始まるらしいわよ!
内容はよく知らないけど、SEEDよりはましになるんじゃないかしら。
コードギアスが駄目なら、そっち見ればいいじゃない♪」

冬月「銀様・・・・・その新しいガンダムってなんですか?」

銀様「えーっと、そう、これこれ。機動戦士ガンダム00(ダブルオー)!」 

冬月「・・・・・・(ばたり)」

薔薇「止めを刺しましたね・・・」

銀様「あれ?どうして事切れちゃったの!?」

薔薇「いやね、竹Pの反米世界観はもうお腹いっぱいって感じなんですよみんな。
正直痛いでしょう、このダブルオーガンダムは(汗」

銀様「え、そんな痛い内容なの?」

薔薇「だって、ストーリーがこれですよ↓」

西暦2307年。

化石燃料は枯渇したが、人類はそれに変わる新たなエネルギーを手に入れていた。3本の巨大な軌道エレベーターと、それに伴う大規模な太陽光発電システム。しかし、このシステムの恩恵を得られるのは、一部の大国とその同盟国だけだった。

3つの軌道エレベーターを所有する3つの超大国群。アメリカ合衆国を中心とした『ユニオン』。中国、ロシア、インドを中心とした『人類革新連盟』。ヨーロッパを中心とした『AEU』。各超大国家群は己の威信と繁栄のため、大いなるゼロサム・ゲームを続ける。そう、24世紀になっても、人類は未だ一つになりきれずにいたのだ……。

そんな終わりのない戦いの世界で、「武力による戦争の根絶」を掲げる私設武装組織が現れる。モビルスーツ「ガンダム」を所有する彼らの名は、ソレスタルビーイング。

ガンダムによる全戦争行為への武力介入がはじまる。

 

銀様「確かに・・・この主人公の組織のやってる事って、要はアルカイダじゃん

薔薇「そうなんですよ、どうみてもアルカイダ(苦笑。
コードギアスの時にはみんなあの作風を褒めましたけど、それは日本が占領されていてそれを独立させるための戦いだったから評価したのであって、何よりギアスっていうデスノートみたいな力が面白いから良かったんです。
SEEDもそう、ナチュラルとコーディネーターっていうあくまでSFの、実在しないけど壮大な対立軸があったから良かったんです、影にちらっと出てくる大西洋連邦だのブルーコスモスだの現実世界(アメリカやネオコン、イラク戦争)への風刺は、一般の視聴者にはお呼びじゃないんですよ。それを竹Pさんは何を勘違いしたのか、この作品ではさらに露骨になっちゃって・・・」

銀様「うわぁ、主人公がクルド人とか、確かに設定がやたらとリアルねこれ(汗。こんな設定のガンダム史上初じゃない?

薔薇「そういう風に実在する国や民族を使うのもどうかと思いますし、いたずらにテロリストを正当化するようなアニメは正直どうなんでしょうね。
コードギアスみたいな新しい作品でそういう冒険をするならいいですが、ガンダムは歴史のある一つのブランドです。それを竹Pさんの、正しいかどうかもわからない政治思想で反米色に塗り固めるのはね・・・ガンダムは子どもも見るんですし。後世にはあまり良い評価をされないんじゃないかと心配です」

銀様「一番心配なのが、このアニメが放送される時期に、また9・11みたいな大きなテロが起きる事ねぇ。そうなったら間違いなく放送自粛になるでしょ、これじゃあ(汗
とりあえず、テロの道具にガンダムを使うなと

薔薇「ガンダムは79年の初代から今日まで、様々なものがつくられてきましたが、必ずしもその時代の生々しい国際情勢を反映すればいいものではありません。
そもそも1979年の初代ガンダムは、東西冷戦の真っ只中で製作されましたが、連邦とジオンを見ればわかるように世界観は冷戦ではなく、30年以上前の第二次世界大戦がモデルになっています。
これは、歴史というのは長い時間が経たないと適切に評価する事が難しいから、過去の二次大戦をモデルにしたんです。
一年戦争やその後の0083では、連邦とジオン、双方の良いところ悪いところが描かれていて、最終的に見た人誰もが「悲しいけどこれって戦争なのよね」と納得できる成熟した内容になっています。
人間は今生きている時代についてはどうしても視野が狭くなるんです。
ですから今起きているアメリカとテロリストとの戦いを、今この時代を生きていて日々の出来事に一喜一憂している断片的な印象や一方的な主張で表現したら、生々しい社会風刺になるばかりで重みのある物語にはなりません。
竹Pさんも『非戦』を訴えたいのなら、アメリカが悪いとか、そういう短絡的な図式じゃなくて、もっと体系的に深く戦争の構図を理解しないといけないでしょう」

銀様「なるほどぉ・・・薔薇水晶、冬月が死んでるもんだから今日は結構饒舌じゃないの(笑」

 

冬月「・・・・・・うーん」

 

薔薇「あ、生き返った」

 

冬月「僕のダールトン将軍がぁ・・・」

 

銀様「駄目だこりゃ、もっと悪化してるわ!」

薔薇「当分は無理っぽいですね・・・・・」

銀様「なんてグダグダなブログなのかしら・・・
えーっと、じゃああべべさん、ありがとうございました!」

薔薇「ありがとうございました・・・」

fin


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2 コメント

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らんらんらんらんらららららん♪ (あべべ)
2007-08-05 17:46:12
こんばんわ、あべべです♪

生きてますかー、副司令ー!

銀様と薔薇すぃに褒めてもらったー♪
ありがとうございます!!

今朝目覚めたら・・・・・・
「うぐいすとひぐらし」が鳴いてました。
ああ、風流だなー、朝から。

それにしても・・・・
絶望した!!!
某00のあらすじに絶望した!!!
そうやって文字にするだけでもう、お腹一杯です。
どうしましょう。
クルド人の主人公は、安彦さんの「クルドの星」にもいなかったじゃないか。 (確か主人公は日本人だったっけ)
「地球へ・・・」で竹P色が出せなかった鬱憤を晴らすのか?! ただでさえ原作廚がうるさいのに、反米なんかやったら1クールで終わっちゃうところだったです、あぶなかったー。

ともかく、がんばった甲斐がありました。
こちらこそ、ありがとうございました♪
コメントありがとうございます! (冬月副司令)
2007-08-05 23:58:24
おかげさまで、なんとか絶望から立ち直りました(笑
絶望先生、きわどいアニメですね、色々と★

第五話の「身の丈」の話で、あなたは50円です!ってところとその直後の風紀委員の奇行に爆笑してしまいました。

ひぐらし・・・そう、『ひぐらしのなく頃に』。
友人に信者がいまして、ゲームをやってアニメを見て私にも熱心に薦めてくれます。
しかし私は、あの可愛いヒロインの顔が突如豹変するのを見せられただけでおなかいっぱいです

スプラッタシーンが無ければまだ怖くないんですが・・・

後、やはりおやしろさまの本当のたたりはソフマップ事件だと思います(汗

後、アニメの怖いエンディング!

エンマハーヤーハーヤーヘー♪

鬼さんこーちらーこの指とーまーれー
そーのー指ごとー連れてってあーげーるー

ひぐらしが鳴くーけものみちからー聞こえていたー声はもうないー

ガクガクブルブル。
なぜか自衛隊が出てきたりするので、興味はあるのですが・・・


「地球へ・・・」の対立軸は完全にSFでそれも複雑ですから、反米を混じらせようとしても無理でしょう。
逆に言うと、竹Pが簡単に反米を混ぜられる作品というのは、それだけ物語の対立軸が単純だという事です(苦笑
人間とミュウの対立になっているが、ミュウに対する人間の方がシステムに管理されていて我々の目からはミュウの方が人間らしく見える。
これは人間同士の対立というより、人間とコンピュータ、さらには個性の尊重かシステムかという対立軸なんですね。これは70年代、80年代に、世界が急速にハイテク化する中で文学界に「このままではいつか人が機械に支配される時代が来るのでは」という危機感が生まれた時代の香りを感じます。
手塚治虫の火の鳥未来編、さらにはあのターミネーターもその系統ですね。
この時代の作品は、反米とかそういう軽い政治の風刺じゃなくて、もっと本質的な世界の構造そのものをテーマにしていました。SFなのですから、こういう大きなテーマは良いと思います♪

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