大分前に、図書館でかりて読む。
「金属バット殺人事件」の別口のルポだが、こちらは、テレビ番組「ザ・スクープ」のために取材して歩いたルポである。
わたしは、番組をみてないし、事件が起こった当時は、記憶にないというかそれほど関心なかったのかも。
この時期、自分はどこでどうしていたっけ?と振り替えってしまった。
こっちは先日読んだ方より、つっこんでいて読みごたえあり。
裁判では、一切でてこなかった事実もでてくる。
少年のいえが、放課後の同級生のたまり場になっていたこととかその他。
父親は、なぜ裁判でそのことを語らなかったのだろう?
生徒がいえにたまっていた間は、父親は、食料かいだしのパシリをやらされていたようだが。
この事件をよんでいて、少年が、なんで親(他者)の痛みがわからず、ひどい暴力をふるいつづけるのか?と不思議で不可解で、ずっと思索してしまった。
父親はなんで逃げない?
少年をなんで病院へつれていかない?
などの点が、この本でも問題になっていたが、少年の家庭内暴力事件のふるい事件をネットでみていて、開成高校事件にゆきあたる。
こちらも親、祖母やうちのなかを破壊などの暴力をふるったのだが、父親は、避難して部屋を他にかりたりしているし、少年を病院につれていき治療や入院もさせている。
警察にもいっている。
少年の暴力にたちむかったり、口論もしている。
この点は、湯島事件のいいなり、されるがままの父親とはちがう。
でも、結局、改善していない。
結局、父親は、改善見込みないし、少年が、いやがらせに事件をおこして困らすなどとわめくので、少年の将来はない(殺人犯になるかもと)と思い殺害したのだが。
病院でも、こういう少年の治療は、できないとなったら、希望はなくなる。
わたしだったらどうするか?
夫婦だったら、相手を見捨てて逃げればすむが、親子の場合は、そう簡単にいかない。
でも怖くてそこにはいられないことは確かだし、やっぱ殺すか。(嘘。冗談。猫も殺せないし。)。
最初、この本を読んだ時点では、登校拒否をしていたのだから、学校生活になにかあったのでは?と思ったのだが。
少年のPHSを、充電して毎朝、友人にわたすというのも、ひとに使われていたのでは?などと思ったのだが。(それは、父親はしっているが、事実を追求していない。)
友達や学校には、一切、調査していないようだ。(親たち)
で、この本の著者たちも、学校関係にあたっても、口をとざして、情報は、ほとんど入手していない。
★判決
平成10年4月 懲役3年
裁判に約1年(算入)以上かかっているので、平成12年頃には、社会復帰していることになる。
事件にならなくても、ひどい家庭内暴力をしていた少年はいるはずで、成人になってからどうなったか、そういう事例を知りたいものである。(関係ないけど。)
当事者の親たちも、それが一番しりたい情報だろう。
リリー・ラッシュ(誰?それ?)だったら、何年たっても、追求するな。
当時たとえ少年であろうとも。
ま、この場合は、少年(同級生)や学校は、直接事件にかかわってないので、無理だが。原因にはなっているかもしれなくても。
あー、目がつかれたので、もっとかきたいことは、やまやまあるが、やめとく。
うちの中の浮揚品処分しなくちゃなあ。
ものであふれてる。ごみため状態。ごみは、しとつもないけど。