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ごろにゃん御殿からの便り。

猫と写真と映画と読書とハンドメイドのある暮らし。

映画「スモーク」

2005-05-30 | 映画・ドラマ・テレビ


E-300

--ここはどこ?-- ←Honeyさんのパクリ

ヒント 都内某駅前

★SMOKE

少し前、録画していた「スモーク」みる。
これは前に、レンタルビデオでみているが、案外わすれていた。
原作は、アメリカの作家ポール・オースターで、一時オースターの小説がきにいりさがして本を買っていたが、何冊か読んであとは、積んどくのまま、引っ越しの時処分。

ハーベイ・カイテル
ウイリアム・ハート

ストーリーは、作家のウイリアム・ハートと商店主のハーベイ・カイテルの2本柱ですすむ。

エピソードのひとつ。
カイテルが(雑貨屋のよーなたばこ店を経営してるのだが)、毎日同じ時間に、自分の店がみえる街角に、三脚をすえて写真を写している。
アルバムには、同じ光景の写真がずらっとはってある。
同じ光景ではありながら、年月とともにいろんなものが写りこんでいて、ウイリアム・ハートが、そのアルバムをはじめてみせられた時、最初は、あまし熱心にみてなかったのだが、ある1マイをみて、泣いてしまう。
なくなった自分の妻が使うするのが写っていたから。

そんなふうに、毎日同じ場所の同じ景色を写していても、そこを動きまわる人々は、同じではないから、おもしろい写真になりそうだなあと思った。

後半で、なんで写真をとるようになったかが、明らかになるのだが、カメラは、キャノンのRE1だった。(箱にかいてあった。)


昼夜逆転の日々。

2005-01-15 | 映画・ドラマ・テレビ


このとこ午後3時~4時起床。
10時ごろ(午後)一度睡魔に襲われるのだけど、それをやりすごすと結局ずるずるしてしまう。

夕方おきたら(すでに昨日のはなし)「鬼龍院花子の生涯」をやっていたので、断片的にみる。
以前、地上波でみたことはあるけど、あまり記憶してない。
やくざ映画は、好みでないので、元々はあまり熱心には、みない。
それにしても宮尾登美子は、よくこんな小説かけるなあ。

鬼龍院という名字から、ふと酒鬼薔薇と名乗ったA少年のことを思いだしてしまう。
ぶきみな雰囲気の名字だ。
鬼という漢字のせいだろうけど、こんな名字を思いつく作家や少年も、発想力すごい。
で、夏目雅子が、花子役だというきがしてたが、ちがってたんだあときがつく。
途中みそこなったりしてるので、よくわからないのだが、花子というのは、きりゅういんの実の娘らしいが、夏目雅子役の娘は、血縁関係がないらしい。誰の娘なんだ?
どーでもいいか。
最初のほうは、みてたのだが、そもそも残酷な殺害にまで発展するやくざ(かな?)同士の抗争のきっかけは、土佐犬を喧嘩させて勝負するという娯楽(?)である。
犬を喧嘩させて、負けると頭きて、相手の犬を殺し、それが人間同士の抗争になるのだから、信じられない原因だといえる。(犬やにわとりや牛をけんかさせて見物するゲームなんて、どこがおもしろいんだろ。)

ひとの犬を殺していいわけないけど、なわばり争いや人のものをとったとらないとかで、喧嘩をすることの、大規模が、国同士の戦争になるのか?などと、思った日だった。

★本日の読書。
「彩花へ--「生きる力をありがとう」」
山下京子著
河出書房新社
1998年
定価1200円+税

この本は、先日ブックオフの100均でかったなかの1冊。
あれば読みたいなと思っていたが、わざわざ取り寄せてまでは、読みたいほどではなかったが、先日みかけたので買う。
ご存じ神戸児童殺傷事件のA少年に、ハンマーでなぐり殺された少女の母の手記である。

この少年に殺害されたもうひとりの男の子の父親がかいた手記は、一時100均で沢山でていて(最近はみない)すでに読んでいるが、医師という職業のひでもあり、文もうまくよみごたえがあったのを記憶している。すでに内容は、忘れているけど。

こちらの母親がかいたこれは、娘が、わずか10歳で、消えてしまった心の処理を自分なりに一生懸命あれやこれやとつじつまあわせしようとしている。
一時は、大出血で未熟児でうまれそうになった娘がもちこたえて無事うまれた喜びからはじまって、
あやかの命は、10歳と決まっていた運命だったのかもなどと。
そうでも思わなくては、たえられるものではない。

少年にハンマで、ぶちわられた頭で、生きていることが不思議と医師にいわれながら1週間も生きつづけた娘の生命力に、「生きる力」をおしえられたと母親はかく。
はれあがっていたいたしかった顔が、死の数日前から微笑み顔になったと。

犯人と近い年齢の息子をもつ彼女は、自分もまた、長男を最初はわからず厳しく育てていたと反省し、少年の親を責めるきにもなれないし、少年自身も、そこまでせねばならなかったことが、あわれに思うなどとかいている。
こどもをうみ育てた母親だからこその気持ちだろう。人柄もあるかもしれないが。

映画「白いカラス」をみる。

2004-12-28 | 映画・ドラマ・テレビ

画像は、タイトル「バレーリーナねこ」

・「白いカラス」
ニコール・キッドマン、アンソニー・ホプキンス、エド・ハリス

これは、みたあとで、わかったのだが、原作が、フイップ・ロスだった。
ロスの原作だったのかあと思って、再度、最初の方を見直してしまった。全部見直すと時間がないので、しなかったけど。
フイリップ・ロスは、以前、大好きな作家のひとりだった。
「さよならコロンパス」という小説を最初に読んだのだが、ユダヤ人の女の子を熱愛して執拗におっかけまわす今でいえば、ストーカー男のはなしなのだが、描写がよいなあと気に入ってしまって、他の小説も探してよんでた。ロスの小説は、次第に複雑難解になってきて、そのうちついてけなくなった。
当時読んだ本のタイトルも、今はおぼえていない。
その後、「さよならコロンパス」は、映画化されたので、みたが、映画は、いまいちだった。
映像にしてしまえば゛どうってことないはなしだし。

フイリップ・ロスがユダヤ人なので、「白いからす」も人種問題がらみで、黒人の親から白人でうまれた男が主人公(アンソリー、ホプキンス)。

・「クロコダイルの涙」
ジュード・ローがでていたので、レンタルする。
これもサデズムな人殺しのひとのはなしで、みていておもしろかったのだが、途中うやむやになってきて、ラストがあっけなかった。

・「雨あがる」(日本映画)
以前録画していたのをみたのだが、さわやかな後味の映画。
ビデオ屋の新作の次くらいにみかけるところみると、まだ新しい映画らしい。
最初きがつかなかったのだが、みながら山本周五郎原作だなとかんずく。
周五郎の小説は、極悪人というのはでてこない。
貧しい庶民がみなやさしく暖かい人柄にえがかれているのが特徴。
才能があるのに、世渡りが下手な浪人(寺尾聡)と妻(宮崎美子)が、旅の途中で大雨にふられて足止めをくったところから、明るい運命がひらけてくる。で「雨あがる」である。

黒沢明がシナリオをかいてるとこみると、生前映画をとる予定だったのかも。



冬のソナタをみる。

2004-12-25 | 映画・ドラマ・テレビ


画像は、第一回目の高校生(かな?)時代のヨン。

最初みたとき若いな、ドラマ古いのかな?と思ったのだが、単にメガネはずしてわかずくりして演じただけだったのかも?知らないけど。

2回ずつまとめてやるので、最初は1~2回分みたのだが、学園ドラマかと思い、なーんだという気分と、ストーリーも、ばかみたいであましおもしろくなった。

翌晩の3~4回分はみのがす。
2回目がおわるとき、車がきーとヨンジュの前に向かってきたとこでおわったので、そのあとどうなったのかの部分を3~4回をとばしたので、とんでいる。推測では、交通事故で記憶喪失にでもなったかなよくあるバターンだと思ったのだが、どうも死んだ設定になってるようだ。
その後、6回目(5回もみそこなう。うっかり時間をわすれていたのだ。)の途中から、あわててみると、すでにヨンは、どっかの会社の常務(だっけ?)になっており、チエという女性も別の仕事で働いており、仕事がらみで、別人として、出会っている。

今日は、昨夜録画していてねてしまった分を、早朝おきだてみていた。
相思相愛の二人に、それぞれ別の男女が横恋慕するという設定で、これもよくあるパターンではあるが、こーいうのがなければ、ドラマの起伏に成り立たない(別のぱたーんでもよいが。)ので゛これはこれでよいのだけど。

主役の女性(チエ)が、自分の意志をしっかりもっているのが、韓国のひと特徴なのかなあと思ってみていた。
これが日本ドラマだと、相手があのてこのてで、よりもどそうとした時に、ひきずられる。

前に、高岡さきのひるメロ(タイトルど忘れ)をやっていた時に、ずっとみていたのだが、ダメ男にひっぱられれずるずる泥ぬまに足をつっこんでいく。これは明治の小説家の原作で山本有三だったと思うし、時代も古いのだけど、でも男女の問題は、時代にかかわりない。

女性は(韓国のひとの名前はどうもおぼえられない。役名)、自分の感情に正直で、きっぱり婚約者をふるのだが、この婚約者が、失意のあまり衰弱して入院してしまのだが、それをみても動じないのは、立派。「わたしがいなくては彼はいきていけない」と思うのでなく「わたしがいなくても彼は、自分で立ち直る」と判断するのである。
とても健全な判断だし、この女性は、美しいだけでなく精神的にも健康なひとだとわかる。

パク演じる男性は、よいひとなのだが、女性をひとりの人間として尊重していない。ひとの心は、操作できないものだ。自分に心がむいていない相手を、そばにおきたいとするのは、自己愛でしかない。などと、ここでドラマの人間性を語っても、ばかだしやめるけど。

ストーリーが、だらだらするのが、ちとかったるいけど、なんか次はどうなるか?とはまってきた。
わきやくのひとたちが、結構おもしろい。
最終回までみなくちゃだわ。

あと、翻訳が、「です、ます」調なのは、なんでだろう?
洋画がと、「~~だわ」「~~よ」と会話ふうに訳すのに「~~です」「~そうです」と固い。
それが雰囲気そこなっているというか、不自然。
韓国語が、ガチガチした音に聞こえてくるので゛翻訳くらいは、ソフトであって欲しいけど。

昨日、散歩の途中で、別の「ブックオフ」をみつけて、また本あさりの虫が、動きだしてしまった。
重たいので、だいぶ元にもどしたのだが、ここずっと本をかうのはよそうと決意していたのに、がたがたとくずれる。

しかし、場所的に、やっぱ限界もあるので、ちょっとずつもう読むこともない本は、ブックオフに持ち込もうかなと思う。以前は、オークションで本は、かなり処分していたのだが、手数料とられるよーになってから、落札されないと手数料分赤字だしあほらしいので、やめてしまった。
かう方も、送料がかかるから、あまり高くはかってくれない。

年末年始は、読書とデジカメ散歩と映画その他雑用で、あまりアクセスしないかも。









「冬のソナタ」をみてみる。

2004-12-21 | 映画・ドラマ・テレビ
昨日から、bs2で、「冬のソナタ」完全版というのがはじまったので、どらどらとみてみるかなと、みてみた。
ヨン(←フアンぢゃないので、さまは、きはずかしくてつけられんので呼び捨てごめん。)が、今とは、ずいぶんちがう。同じくパクも。二人とも、最近よりは若く、はっきしいってダサイ。
設定も高校生というので、びっくり。ちとふけた高校生のきがするけど。
相手役の女優(名前わすれ。というかおぼえない。おぼえる気がないし。)の方は、今とぜんぜん変化なし。
ヨンは、役のせいもあるのか、最近みたくニタニタわらってもいない。

最初は、画像が案外きれいだし、韓国の風景も興味あったので、みていたが、なにせストーリーが、わたしには、ちと陳腐。
次第に退屈してきて、他のことをしたり椅子をたったりして、まじめに見続けられない。
1、2回分をやったのだが、一体何回分まであるのかと番組本をみると19回まであるようだ。半端だ。
20回だとキリがよいのに。
昨夜は、待ち合わせをしていて(なんで待ち合わせしてるのか、まじめにみてないので゛不明)、急いで向かっていたヨンが、車にぶっかった(?)様子で、つづく。今夜も一応みてみるかな。

しかし、こーいうストーリーは、ありふれてるな。
んできっと記憶喪失になるのかな。浅岡ルリコの「銀座の鯉の物語」パターンだ。



画像は、黒ねこ界のヨンさま。



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先日みた映画。

2004-11-23 | 映画・ドラマ・テレビ


■「東京画」よりテレビ画面からキャッチ。ベンダーズ監督が、ツイストを踊るために集まっている若者をうつした場面。雨がふっていた日らしい。



★「東京画」
ベンダーズ監督が、東京をとってあるいたドキュメンタリータッチな映画。
小津安次郎映画の世界をイメージしてやってきたらしいが、当然ギャップを感じたたらしい。
ぱちんこ屋、ゴルフ練習場、どっかの公園(代々木公園か?)で、ツイストをおどりたむろする若者たち、お花見(上野かな?)の様子などを興味深く写しながら、小津監督ゆかりの人々や俳優をたずねあるく。竹の子俗よりもっと以前のツイスト全盛の時代から、60~70年代の東京のようだ。(年代はわすれた。)
興味深くみれた。

★「ボーダーライン」
ジーナ・ガーション主演。これはみていて気づいたのだが、前にもみていた。
ジーナが刑事になるのだが、2度(?)もみているにもかかわらず、すでにストーリーは、思いだせない。なんなんだ?自分。サイコサスペンスなのだが、この手の映画は、類似ストーリーが多く、この映画も新鮮味がない。

★「気まぐれな狂気」
ヴイセント・ギャロ、キーフアー・サザンランド主演。
この二人と実は、麻薬ジーメンが仲間にまぎれこんで、麻薬取引と殺人でおわれることになり車をのりついで逃亡するというロード・ムービーだが、これも、前にみていた。
なんでビデオ屋のチエックがはいらなかったかというと(過去にみているとばいる)、多分、深夜映画の地上波かbsでみていたのだろう。
前にみていなかったら、というより最初にみた時には、おもしろかった。
ヴイセント・ギャロとサザンランドが、よい味だしてる。

★「コール」
シャーリーズ・セロン、ケビン・ベーコン主演
幼児誘拐もの。セロンが誘拐される娘の母親。ケビン・ベーコンは、誘拐犯のひとりだが、恨みによる復讐(あとでわかるのだが)なので、もともとは殺人などするきはないが、ケビン・ベーコンが、ほか2人のリーダー格で。とくにどうってことない映画で、目新しさもなく、くわしいことはわすれてしまった。新作の中にはいる。あまりおもしろくないので、み始めてからいったん中止してほかのをみた始末。最後にみた。わりには、すぐわすれた。←ばか。

★「愛の奴隷」
ジエニフアー・コネリ、アントニオ・パンドラス。
箱の写真が、ジエニフアコネリが、ヌードで抱擁してるきわどいものだったので、そういう類の映画かと思ったのだが、アントニオ・パンドラスがでているし、みてみるきになる。
みていて、これがなんで「愛の奴隷」というタイトルになるのか?結びつかない。原題をみるのをわすれた。内容は、チリの内乱(歴史に詳しくないので、不明だが)の政治的なはなしで、箱の写真のよーなシーンは、一度しかでてこなかった。
パンドラスは、「ボアゾン」でよかったので、でているものがあれば、みてみるきになる。

今回は、あとにのこる映画は、なかった。「東京画」が、まあみてよかったかなと思う程度。

追伸:
わたしの映画の感想は、あくまで個人的独断的なものなので、あまり参考にはなりません。
おもしろかったか、そうでもなかったか、気に入ったかだけのレベルです。(涙)

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さあ、明後日の朝までシネマの時間だ!!

2004-11-18 | 映画・ドラマ・テレビ



2時に予約してあった某所をすっぽかす。
ねていておきられなかった。
だめだろなととりあえず行ってみるが、やはり次回ということで。急がないからいいし、ほんとはいきたくないけど。

かえりぶらぶらデジカメスケッチ。
近くにある古い団地にさまよいこむ。あちこちの木々が、秋カラー。
かなりでかい団地で、にたよーな建物がならぶ。
なんだかメランコリーな気分におちいる。
昔の記憶をよびおこす光景は、いつもメランコリーにさせる。

スーバーで、猫砂、猫かん、ねずみのおもちゃをかう。
食料品売り場で、ゆずを2個。
1個100円。安い。
以前ゆづいり石鹼をつくろうとさがした時は、季節はずれで、やっとみつけたしなびた1個が350円だったのを思いだして、かうならいまだと思ったりする。

かえりレンタルビデオ屋による。
サービスデーなので安い。
最初にもっていった6本のうち2本は、前にレンタルしたやつだったので、別なのにとりかえるため2本えらぶ。そのうち1本がまたみたやつだったので゛またえらぶ。
なんで、こー自分がみた映画、記憶してないんだ?

みるときまとめてみるので、翌日にはわすれてル始末。
サービスデーに、まとめてみるのが、わたし流節約術(?)。
翌日返却がつらい。

んで何回も、同じものをえらんでしまうというのも、結局は、自分のみたい傾向のせいだ。

まとめてみるので、サスペンスとか軽いものになりがち。
じっくりみるよーなものは、見流すのに向いてない。
そういうものは、1週間れんたる でじっくりみる。

しかし時間が遅かったので、新作はぜんぶから。
今、はまっているのは、アンジョリーナ・ジョリーとジョニ・デップだが、新作はなかった。
あるものは全部みてしまってる。
他にもマルコビッチやオールドウインなども好きだが。

今回レンタル6本。
・「コール」
・「ボーダーライン」
・「東京画」(ベンダーズ監督ものは、あたりはずれがあるので(自分にとって)、この映画もずっとめをつけてはいたが、保留にしてた。風変わりな映画が多いのだ。)
・「気まぐれな狂気」
・「愛の妖精」(ジエニファー・コネリがでていたので。エログロものは、関心ないのだが、サスペスンぽいし。ジエニケァーだしと。)
・「薔薇の名前」(nyaoさんのとこで話題がでたので゛もう一度見てみうかなと。ここのレンタルではみてないので、指摘から逃れる。)

では、あさってまでごきげんよう。
疲れてはねたりおきたりしながら、6本みてしまいます。
ささやかな幸せタイム。
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映画「ちいさこべ」

2004-08-06 | 映画・ドラマ・テレビ
原作・山本周五郎。

周五郎の作品は、弱いものに、いつもやさしい。
こういう映画みると、人とのかかわりと、やさしさはよいなあと、つくづく思う。
アメリカ映画には、こういうパターンが多いが、日本の現在の映画には、あまりないパターンだ。
なんでだろう?

「ちいさこべ」ってなんの意味だろうと思っていたのだが(この小説は有名なので、なんとなく知っていたから。)、映画の中で、説明していた。

江戸の大火災で家や親をうしなって路頭に迷っている時代のはなしで、名誉を重んじる大工の頭領が、ひとりの下働きの娘のやさしさとけなげさで、次第に弱い者に心ひらいていくというはなし。

娘は、家と親を失い行く先のない孤児を、何人もかかえこんで面倒をみている。
孤児をひきつれて大工の家に、雇われるのだが。

日本家屋のシンプルで、ゆったりしたたたずまいが、心おちつく。
(裕福ないえ。)

今はもうこの世にいない俳優が沢山、若々しく元気なのが、すこし悲しい。
中村錦之助、江里チエミ、千秋みのる、東千代之助、小暮三千代など。
まだ元気でいるひとも、今では、いい年になり、様変わりしてるだろう。

タブレットの電源がづいたり消えたりして、しんどい。
マウスを使っていたが、手がいたくなって、つらい。
わたしは、手が傷みマウスクリックやドラッグが、苦痛なのだ。


朝から映画。「二十四の瞳」

2004-07-15 | 映画・ドラマ・テレビ
昨夜録画してねてしまった映画をまきもどそうとビデオ画面にすると、「二十四の瞳」が始まるとこで、みる予定はなかったが、みはじめてしまう。

壺井栄のこの小説は、何回か映画化されたきがするけど(うろ覚え)、これは最初の映画で、木下恵介監督、高峰秀子主演のモノクロ版。
以前みたことはあるので、最初のころの画面は、なんとなく記憶していたが、後半になると、こういう結末だったかなあ?と忘れている。

有名な映画だしストーリーも古典的になっているので、大体のひとは知っているとは思うが、改めてみてみると、若い新米女教師の、はなしだったのだなと気づく。
12人の子供たちの人生ドラマのような記憶してたが。

で、戦争を間にはさんで、18年の年月が流れることになるのだが、何歳で信任教師になったのかは、はっきりしないけど、当時なので、20歳くらいかなと、ふんで18年後だとすると、まだ40そこそこではないか。
高峰秀子ふんする教師が、いやにふけてる。
画面でみたとこ、髪は白くはないものの、様子が、初老の婦人ふうである。

こどもたちが、やたら、なにかにつけ歌うというのも、すごい。
子役の演技が不自然で、へた。

激動の時代でもあるので、戦争や病気でなくなった生徒も多く、回顧しては、涙涙で、時代的0に、40代で老け込んでしまうというのも、不自然でないのかもななどと、思ったりしながらみる。

梅はまだ干してない。
天気予報で、夕方にわか雨ありというし。
どうしようかな。ザルにあげて浴室に保管して様子みるかな。
最悪、別に干さなくても梅干しは、できる。