cocoハムの気まぐれ日記

自分の好きなこと、おもしろいと思ったことを不定期に書き記してみたいと思います。
(特に、一家揃ってポケモン好きです。)

おもちゃ屋さんの店舗大会 つづき

2005年04月12日 | ポケモン
隣町の校外。
国道をずーっとずーっと進んだ道端にその店はあった。

看板を見ると、「HOBBY」とあった。
トイザラスと完全に住み分けしている様子。
店の前には、子ども自転車が所狭しと並んでいて、
店長さんらしい人が、せっせと並べなおしていた。

狭い入り口にたむろする子どもたちの横をすり抜け中に入ると、
中は意外に広くて、
カードゲームをやってください と言わんばかりに、
テーブルが並んでいた。
喫茶店かレストラン廃業後、改修したような作り。
そこで、大勢の子どもたちが思い思いにカードを広げて楽しんでいた。

さらに奥へ進むと、
展示ケースの中に古いプラモやお菓子のおまけ、フィギュアなどがずらり。
コレクターが見たら、大喜びしそう。

そして、カウンターには、
カードや子どもたちのお小遣いで買える程度のおかしが並び、
子どもたちが鈴なりにむらがっていた。

へぇ、こんなところがあったんだ…。

遊戯王やガンダムW
デュエルモンスターなどが人気があり、
毎週土日には大会を開いている様子。

息子が狂喜したのは、
例の大好きだったおもちゃ屋さんが閉店してから、
封印されたままの状態だった遊戯王カードを使って
また対戦ができる ということ。
(古いカードも使えるらしい)

店舗大会としては
ポケモンカードは始ったばかりなので、
まだまだ人気復活には時間がかかりそうだが、
大会が地元で開催されるようになり、
本当によかったと思う。

カードゲームの世界に不健康なイメージを持っている人もいるかもしれない。
子どもは外で体を動かして遊ぶのが一番! というのは、
もっともなご意見だと思う。
ただ、外で遊ぶことのメリットに、
私達が子どもの頃は、“異年齢との交流”というのがあった。
年上のお姉さんやお兄さん達に、
いろんな遊びを教えてもらってとても楽しかったのを
よく覚えている。

ところが、
最近の子どもたちの遊びを見ていると、
公園でもどこでも、わ~っと異年齢集団で遊んでいる 
という光景は、ほとんど見る事が無い。
みんな、塾や習い事などで、なかなか時間が合わない様だ。

スポーツ・クラブ等でも、
ランク別に指導されるので、
他の学年の人と交流する事はほどんど無い状態。

息子がカードゲームを始めたときに一番ありがたかったのは、
大人の人や高校生・大学生が
とても親切にいろいろ教えてくれたことだった。

もちろん、良い事ばかりじゃなくて、
大事にしていたカードを無理やり取られてしまった…と、
泣きべそをかいていることもあったけど。

とにかく、
同じ趣味の中で、
ちびっこから大人までが熱く語り合っている様子は、
とてもほほえましい と、思う。

私が、ポケモンに関して子どもたちを応援し続けているのには、
こんな理由もあったんだな~と、
今更のように気がついた。