心を亡くさないように

勤務先が統合(合併みたいなもの)して、9ヶ月半経ちました。

統合当初は‘当面は旧会社のものを引き続き担当する’
ということで仕事を分担していたのですが、
分担している業務の数の違いとか、
同じ業務でも、契約の数の違いとか、あれこれ重なって、
年明けの頃には、私の負荷が非常に増えてしまいました。

1～3月の間は、泣きながら仕事をしていたのですが、
さすがに‘このままでは自分が壊れる…’と思い、
上司に業務分担の見直しを要請したところ、即対応して頂き、
4月からは笑顔で仕事が出来るようになっています。


いや、心の中では泣いてたんだってば。

仕事に納期があるのは当然だし、納期を守るのも当然のこと。
でも‘○日までに、あれとこれとそれをやらなければいけない’
というミッションがあまりにも重なり過ぎると、
人は心を亡くします(忙しいという字そのもの）。

そして、これは私に限ってかもしれませんが、
仕事のやり方が粗くなります(いい加減になるのとは違う)。

たいていの仕事は、大雑把に言うと、
　(1).必ずやらなければならないこと
　(2).出来ればやっておいた方がいいこと
　(3).ここまでやれば、とても周りが助かること
こんな感じのカテゴリーに分けられると思います。

心を亡くしてる状態だと、(1)をやり遂げるだけでもハード。
(2)は無視だし、(3)なんて考える余裕もなくなります。
後々のことを考えると、(2)とか(3)って大事なんだけど、
心を亡くしている時だと、ここまでは無理。

4月以降は、心を取り戻したので、
(2)や(3)にも手が及ぶようになりました。
だからと言って、暇になった訳では決してありません。
本当の意味で‘キチンと仕事が出来るようになった’
という感じ。

どんな時でも(1)～(3)まで遂行出来れば、
いろんなことが、上手く行くんだろうけど、
それって難しい。
広い意味ではこれも、全部はむりに含まれるんだろうな。

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忙しかった時期が一段落したら、
丁寧に生きるということを、意識するようになりました。
これって、歳取った証拠だよなぁ(昔は考えなかった)…