注意力散漫

一昨日の昼休み、自分が腕時計をしていないことに気付いた。
‘え？’と一瞬焦ったものの、
そもそも家を出る時に付け忘れたのか、
出勤前に寄ったジムに忘れて来てしまったのか、
記憶が定かでない。

『5時半起きの生活だと、ぼーっとしてる日もあるのだ』

ジムに電話して、今朝使ったロッカーNo.を伝えてみたが、
そこにはないと言うし、拾得物の届けもないと言う。
その後、自宅に電話し（母がドッグシッターで居るので）、
時計がないかどうかを尋ねると‘ないわよ’との返事。

それは、父の形見。
40年以上前に、彼が清水の舞台から飛び降りて…じゃなく、
飛び降りたつもりで購入したもの。

自宅にないと言うことは、ジムに置き忘れたことは確実だ。
でも、私がジムを出たのは、朝の8時半。
それなのに、お昼過ぎても拾得物の届けがないってことは…
と、絶望感が頭をよぎる。

値段の問題ではなく、
世界でひとつだけの意味を持つものだから、
自分の不注意を悔いた。

意気消沈して家に帰り、ジャスミンを相手に
‘あーあ…’と嘆いていると、ジムからケータイに電話が…


『戻って来て良かったのだ』

拾ってくれた方、どうもありがとう！
そして何より、ぼーっとしてちゃダメだぞ、自分！！

■12/12のジム■
水泳：450m　水中ウォーキング：100m

■12/13のジム■
水泳：450m　水中ウォーキング：100m

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