COCCOLITH EARTH WATCH REPORT

限りある地球に住む一地球市民として、微力ながら持続可能な世界実現に向けて情報や意見の発信を試みています。

2010仙台平和七夕 巨大吹流し設置の現場を見た

2010-08-12 23:26:38 | Weblog



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 先日アップした、広島平和記念式典と仙台平和七夕前夜に、折り鶴つなぎ熟練の技を見たで予告した、仙台平和七夕会場での巨大吹流し取付けの様子をビデオカメラで撮影してきました。

 8月6日午前5時40分頃、宿泊先のホテルを出て、仙台クリスロード商店街の取付けサイトに向かいました。早朝の空気は心地よく感じたのですが、日向に出るとじりじりと暑さが増してきました。昨年は、ダイエーの角の交差点に面した見えやすい位置が割り当てられたのですが、今年は様々な事情から、一列アーケード街に入った場所になり、去年の場所には既に赤っぽい吹流しが5本吊るしてあり、撮影に不便を余儀なくされました。
 6時、取付けサイトに大型のワゴン車が到着し、車内や何処からともなく現れたボランテフィアの方々が、せっせと荷下しにかかりました。動画の再生は約1.6速と、実際の動きより早くしてあります。
 荷下しが終わると、年配の方(この市民団体の代表の油屋さん)が、脚立の上り下りを繰り返しながら、先端に細工を施した長い棒を操って、アーケード上方の骨組みの辺りから、吹流しを吊るすロープを引き寄せていました。
 それが終わると油屋さんを中心に、最初の吹流しが吊り上げられました。吊り上げた吹流しの外側の折り鶴の鎖の末端に、ボランティアの方々が装飾用の鈴の結び付けを始めました。吹流しには幾重か同心円上に折り鶴の鎖が吊るしてあり、外側には見栄えするように、特に綺麗な鎖を並べてあるのだそうです。
 それが済むと、吹流しを少し引き下して、「平和七夕」や「ノーモア・ヒロシマ」と連ねた文字板の鎖や、様々なメッセージボードを取り付け、再び引き上げると、吹流しの設置はほぼ完成です。

あとがき
 7月30日に掲載した2010仙台平和七夕巨大吹流し制作の現場を取材で、高い脚立の上で事も無げに作業する油屋さん驚いたことを書きましたが、このムービーに見る油屋さんの獅子奮迅の活躍振りはそれを遥かに上回るもので、仙台平和七夕の活動が如何に油屋さんという屋台骨によって支えられているかが明らかです。
 昨年のオバマ大統領のプラハ演説で期待が膨らんだ核兵器の無い世界への道、秋葉広島市長は今年の平和記念式典で、世界平和市長会議を中心に2020年までの核兵器廃絶を目指すと宣言しました。ぜひ達成したい目標ですが、或いはもっと長くかかるかも知れません。仙台平和七夕も、息長く活動を続けかつ広めて行くには、開設したブログによるインターネット上の情報発信・交換を含めて、少しでも多くの方々による協力、役割分担が求められているのではないでしょうか。


参考サイト
仙台平和七夕、折り鶴百万羽に込められた核兵器廃絶への願い

A MILLION PAPER CRANES FOR A NUCLEAR BAN

日米間の核への意識差から、38回を迎えた仙台平和七夕について考える

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