COCCOLITH EARTH WATCH REPORT

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「放送と通信の融合の中で インターネット広告の衝撃」について

2006-08-09 14:44:52 | Weblog
テレビ番組情報(8月16日更新)は前の記事です。

7月22日に表記の番組が放送されました。広告はテレビ、新聞、雑誌上で不特定多数を対象としたものが主流でしたが、インターネットの普及によってネット上での個人の行動の詳細な分析を踏まえて、対象を絞った広告戦略が台頭しつつあります。一面において非常に便利になる反面、いつの間にか収集された個人情報漏洩の問題が危惧されるようになりました。サーチエンジンのGoogleで検索すると、画面左側にヒットしたサイトがリストアップされるほか、右側にも幾つかのボックスが現れます。右のボックスをクリックすると関連会社のHPにつながるしくみです。関連会社は入札で価格が決まるキーワードをGoogleから購入し、更にクリック数に応じて代価を支払うことで、対象を絞った広告戦略を展開できます。Googleはこれで急成長し、Google検索画面上での掲載の有無が、ビジネスの成否と関連付けられるおそれが出てきました。更に凄いのはG-mailというサービスです。会員に送信されるメールはGoogleのコンピューターでスキャンされ、ヒットしたキーワードに関連する商品の情報がメールと一緒に届くしくみです。Google側では用語のサーチだけで個人情報侵害には当たらないとの見解です。対抗するYahooはYahoo goというサービスを打ち出しました。利用者がダウンロードした映画、録画した映像、携帯で撮影した写真などパーソナライズされた情報をYahooのコンピューターが一括して保管し、どの端末からも情報を引き出せるそうです。情報の利用は利用者の同意で行われることになっていますが、不正アクセスや盗用が問題になっています。益々発展するネット社会のあり方について考えさせる番組でした。9日nimo
NHK衛星第一で再放送がありました。
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