COCCOLITH EARTH WATCH REPORT

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音楽の力で平和を(土曜夜BS1 未来への提言)

2008-07-23 12:15:46 | Weblog
26日(土)22:10-23:00 NHK衛星第一 未来への提言「指揮者ワレリー・ゲルギエフ~前橋汀子が聞く音楽の力」。
 世界のキーパーソンにインタビューして21世紀を切り開くヒントを語ってもらう《未来への提言シリーズ》、今週はロシアが誇る世界的指揮者のワレリー・ゲルギエフ さん(55)が登場します。昨年たまたまNHK特派員・支局長として長年モスクワに駐在した小林和夫さんの講演を聞く機会がありましたが。小林和夫さんは、ロシアの芸術の素晴しさを語るなかで、音楽では世界トップレベルの指揮者としてゲルギエフさんを高く賞賛していました。ゲルギエフさん1988年、弱冠35歳でサンクトペテルブルクのキーロフ劇場(現マリインスキー劇場)の芸術監督兼主席指揮者に就任し、ソ連邦崩壊の激動の中に次々と改革を進めて劇場を甦らせまた。現在では、NYメトロポリタン・オペラの首席客演指揮者、ロンドン交響楽団の主席指揮者も務め、世界を舞台に精力的に活躍しています。
 このシリーズに登場するのは、ゲルギエフさんが指揮者として優れているからだけではなく、音楽を通じて平和を訴える活動にも取り組んでいるからにほかなりません。ゲルギエフさんは、自らの故郷オセチアで起きた小学校占拠事件など、近年紛争が絶えないコーカサス地方のことに心を痛めてきました。自費で主催した「コーカサスに平和を」コンサートのオーケストラには、ロシア人、オセチア人、チェチェン人、グルジア人などが、民族や宗教の壁を超えて参加しました。今年2月には、北オセチアの首都に「ゲルギエフ記念カフカス音楽文化センター」の建設を発表しました。そして6月には、ゲルギエフさんが創設し、情熱を注いでいる『白夜の星 国際音楽祭』が、サンクトペテルブルクで開催されました。番組では、音楽祭を舞台にゲルギエフさんに密着、音楽の持つ力とその魅力、そして、新たなステージを歩み始めた故国ロシアに託す夢や、音楽を通じた平和への思いをバイオリニストの前橋汀子さんがじっくりと聞きます。
 この放送は、27日(日)16:10-17:00にも同じチャンネルで再放送されます。


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