夢で逢えない

夢の中で私は「斉藤君」と言う彼氏を待っている。

音信不通になった彼を探してアパートへ行くと
女性が出てきて斉藤君の彼女だと言う。

私も冷静に「あ、私も彼女です」なんて挨拶。

二人とも妙に納得して「あなたもですか、どうも初めまして」
みたいな不思議なノリ。

「連絡が取れなくて来てみたんですが居ないみたい、どこ行ったんだろう」
と彼女。

私も彼の部屋に入る。沢山の描きかけの絵や
ちょっとシュールなイラスト、
出版されたらしいカレンダーのサンプルが何年か分。
なかなか趣味がよろしい（←これを全部覚えていられたら良いのに夢ってはかない）

彼はアーティストらしい

「心配ですね」などとお喋りをしながら

私が彼女にお茶を入れて二人で飲んでいる。
斉藤君を待つ静かな時間を、これはこれで悪くないな、とお互い思っている。

ベランダではカナリヤ２匹とオウムみたいなグレーと白の中型の鳥が２匹、
各々のカゴの中で眠っている。

とても静かな日。

でも内心私は斉藤君の顔を思い出せずに焦っている。
とても大好きな人のはずなのに

「斉藤君って…誰だろう？？？」


そんな夢を見た。



今日も一日お疲れ様です



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