迷子君 (゜Д゜)ノ

図書館で沢山本を借りて、ウホウホ歩いていると
家まで数メートルの所で泣いている男の子。

男の人が声をかけているのが見えたけど、
スルーしてたので、親に怒られて外で泣いているのかな？と思って近づくと、
「お母さーーん」と小さい声で泣いている。

さすがに心配になって声をかけると
どうやら迷子

今まで生きてて道端で迷子君と遭遇する事は無かったけど、
雨が降りそうな夕方、きっと凄く心細かったんだろうな。
同じ目線で話を聞くと、子供の涙って本当に大きく見える

迷子君は５歳、友達の家まで親が送ってくれて
そこから一人、キックススクーターで外に出たら方向が分からなくなったみたい。
近くを一緒に歩いてみたけど、どっちから来たかも分からないし、
上着も着ていなかったので
近くの交番へ行く事に。
「恥ずかしいから行きたくない」と嫌がる迷子君、困ったなぁ。。。
この辺男の子だよね。

駐車場でお掃除していた女性を巻き込んで、
お巡りさんの所へ行く事を２人で説得。

やっと手を繋いで交番へ行く事になりました。

お巡りさん２人に囲まれて怖かったのか？私が帰ろうとすると、
帰らないで！と目で訴えてきたので落ち着くまで待って帰ってきました。
お巡りさんはすぐ幼稚園に電話して、親の携帯に連絡するように素早く対応
さすがだな

うーん、なぜ私の声掛けには素直についてきたんだろう？？
男の人は怖かったのかな。
きっとキャベツを２個も抱えたおばさんに悪い人は居ないと判断したのかも。。。

だって、直売所で２個150円だったんだもの。
５冊も本を借りた後で、バッグに入らなかったし、
近いから直に手で持っていたの。

お巡りさんからも、「キャベツ…ですか？」って聞かるし…キャベツ泥棒じゃないわよ
右手でキャベツを2個と本で重いバッグを持って左手で迷子君と手をつなぎ、
キャベツで腕が筋肉痛になった私。

連絡先は残さなかったけど、
お母さんに「どんな人に助けてもらったの？」と聞かれたらきっと

「キャベツのおばちゃん…」と答えることだろうさ


交番を出る時、「優しいオネエサンに助けてもらえて良かったね」と言ってくれたお巡りさんに…
座布団３枚！


今日も一日お疲れ様です



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