kobaの雑記

日々思ったことや、感じたことを書き、成長していくためのブログ

フォーラムに行ってきた

2005-12-18 19:15:05 | 社会問題系
昨日琉球新報ホールで行われた「日米合意を考える」っていうフォーラムに参加してきた。

参加者が、稲嶺知事・大野前防衛長官・我部先生ってかなーり豪華なキャストにも

惹かれた。

知事の主な主張は「沿岸案は過去に検討され排除された案であり、容認できない。

最後まで努力して普天間の負担を県外へ」

大野前長官は「沖縄の戦略的地理価値はゆずれない。地元には精神誠意説明を行っ

ていく。」

「普天間を動かすことを第一にもってくるべきだ。このまま県外といって、普天間

の膠着状態が続いてどうするのだ」

我部さんは「日本政府はもっと国内問題としての意識し、国内の合意を得て、米国

と交渉すべきだ。」

「海兵隊移転はできないといってたのに、7000人もできた。普天間とパッケー

ジではないのではないか」

って感じかな。 他にもあったけど。

単身、基地反対の人が集まると思われるこのフォーラム会場に足を運び、知事や聴

衆、マスコミに説明を行う姿を見ても、「精神誠意」のコトバの一端を見ることは

できた。

そして話口調からは、沖縄の負担軽減のために相当努力したんだろな、ってのも伝

わってきた。

結果として県外移設は(現段階では)成らなかったし、もともと県外移設は本土・米

政府とも打診してなかったようだ。

だけど、身を削る思いをしてある程度の成果を出したのに、聴衆から非難されて、

大変な仕事だな、っても感じた。 

それは一国家、自治体の運命がかかってるから個人的な感情を考慮すべきではない

んだろうけども。

地元の理解ってのは、難しいもんだなと。

稲嶺知事も、大野前長官も同じことをひたすら繰り返してた。

そいや案の定というかウチの学科の人以外ほとんど40歳以上くらいの方々だった

な。

 やっぱり、若い人でそういうことに興味ある人って少ないんだね。入場料無料だ

ったのに。。


沖縄の声といっても、その場にいる人たちが沖縄の声の代表者であるわけではない。

世論調査では9割が沿岸案に反対らしいけど、その反対って表明した人たちの年齢

層も知りたいな。 

前回実際世論調査行って思ったけど、真剣にこんな調査に答えてくれるのは50歳

以上がほとんどだった。

沿岸案がどうってのは置いておいて。少数の声が主張となって表れるんではないか

な。政治学でなんか用語があった気がするけど忘れた

他の年代の人はどう考えてるのか、はたまた考えてないのか。 それが一番の感想かな。



コメント (5)
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