チャイナMBAマネジメント協会

「CMMA: China MBA & Management Association)」

NYオフィス_長江商学院

2013-06-01 | 長江商学院MBA

こんにちは、長江商学院の石川です。

写真は長江商学院のNYオフィスです。内装工事中につき、何もありません。着くまでは「本当にあるのか?」という感じでしたが、本当にありました。主なオペレーションは、中国進出をする・している米企業エグゼクティブへの教育プログラム提供が目的とのこと。南米特にブラジル企業へのマーケティングも視野に入れているらしいです。本校のEMBA、CEOプログラムの米国研修をアレンジしたり、米系MBAとのデュアル・プログラムを開発することもミッションの一つです。

さて、NY滞在も6日目。コロンビアMBAでの講義も終了しました。印象に残ったのは、Strategic Intuitionと題したWilliam Duggan教授の講義。意訳すると「Inovationはパクリだ」というものでした。パクリというとうのが言い過ぎだとすると、新しそうに見えるアイデアも、全て既存の要素の組む合わせで説明できるという内容でした。曰く、ナポレオンはジャンヌダルクに、ピカソもマチネを真似て、それにオリジナルにない別の要素を組み合わせて、後の世で革命的と言われるような功績を残した、とのこと。

企業訪問はGoogle、East West Bank、Tiffany、Hill Country。Hill Countyは、コロンビアEMBA卒業生が起業したフードチェーン。Googleオフィスは、これまで繰り返しマスメディアに露出されてるので特に驚きはなかったですが、コロンビアMBA卒業生のスピーチが素敵でした。マッキンゼーからGoogleに移籍したというインド人でしたが、一言でいうと「いろいろあるけど、やっぱり、好きなことをやれ」というメッセージをエネルギッシュに伝えてくれました。

そして、今晩は本校主催のアントレプレナーシップ・セミナーです。NY在住の中華系起業家を招いてアントレプレナーシップについてのスピーチ&ビジネスプラン(コンペティションみたいなもの)が行われます。

設立10年、まだまだよちよち歩きの長江商学院ですが海外展開の意欲は非常に感じます。潤沢な学校資金でNY滞在できて、とても幸せです。