チャイナMBAマネジメント協会

「CMMA: China MBA & Management Association)」

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MODULE 1 終了_長江商学院

2012-11-17 | 長江商学院MBA


こんにちは、長江商学院の石川です。

写真は、地下鉄の警告メッセージです。手榴弾の持ち込みが禁止されています。
持ち込む以前の問題だと思うのは、私だけでしょうか。。。
ちなみに、北京の地下鉄では入り口で手荷物をX線検査されます。
最近では党大会の影響で、警察犬も待機しています。物騒ですね。

さて、先週ご紹介したCKGSB WORLD ECONOMIC FORUMですがいよいよ開催間近です。2日目には、元IMF日本理事の小手川大助様にご講演いただくことことが決定しました。オーディエンスとしても、在北京で活躍されている日本人経営者の方に声を掛けています。日本人参加者の数を増やすことで、日中経済の結びつきの深さを双方が認識する場に出来ればと思います。

FORUMの準備でいっぱいいっぱいな感じなのですが、実は今週でMODULE 1が終了しました。
総じて言うと、MODULE1は今後「本格的にケーススタディを進めるにあたっての基礎固め」。そういう位置づけになるかと思います。難易度は知っている人(大学で勉強した人)にとっては簡単過ぎ。知らない人(高校までの知識しかない)にとっては難し過ぎ(というかペースが早過ぎ)という印象。MBAに参加する学生は専攻もキャリアもバラバラなので、クラスのレベルを適切にコントロールするのが難しいと感じました。

以下にて簡単ですが、受験を検討されている方向けに各教科の概要を紹介します。

○Financial Accounting(会計)
けっこう仕訳をしっかりやりました。資産、負債、純資産の各勘定の性質と仕訳の仕方が中心です。
せいぜい簿記2級レベルですが、英語でやられると、ややきついです。
APPLE、DELL、IBMといった有名企業の財務諸表を下敷きに、簡単なケースはやりますが本格的な財務分析はMODULE2からとなっています。
テキスト:FINANCIAL ACCOUNTING FOR MBAs 5th Edition by Easton, Wild, Halsey, and McAnally

○Managerial Economics(いわゆる、ミクロ経済学)
需要曲線、供給曲線で始まる例のアレです。前半は、完全競争市場における企業行動をケースを中心にやりました。この科目に限ったことではないですが、MODULE1におけるケースは欧米企業が中心です。というのも、ほとんどのケースは教授が元教鞭を取っていた欧米のビジネススクールが作成したものだからです。
後半は寡占市場と独占市場における価格戦略ということでゲーム理論がメインでした。
テキスト:Mankiw, G. M. Principles of Economics.

○Macro Economics(マクロ経済学)
GDPとはCPIとは為替とは、みたいな基本を学んだ後はひたすらケースでした。アジア通貨危機、ITバブル崩壊、リーマンショック、ユーロ債務危機と順を追ってモデルで分析していきます。ハイテンションな講義で非常に面白かったです。ただし、マクロ経済でディスカッションするのは学生にとってはレベルが高さすぎるので、この講義は比較的「聴いている」時間が長かったです。
「政府統計はアテにならない。なぜなら、そこに競争がないから。本当に必要な情報はお金を出して買うか、自分で調べるしかない」という教授の言葉が印象的でした。
テキスト:Mankiw, G. M. Principles of Economics.

○Statistics For Manager(統計学)
前半と後半で内容も教授も異なりました。
前半は基本編。分散、標準偏差、共分散、相関、確率等の基本概念を学び手計算出来るようにする、といったところです。高校レベルです。後半は検定が中心テーマ。StatToolというEXCELのアドオンみたいなソフトを使用して、仮説検証を繰り返します。
帰無仮説、対立仮説、P-Valueと聞くと、齧ったことある人であれば大体イメージが湧くと思います。
テキスト:Data Analysis and Decision Making With Microsoft Excel, 3rd edition, by S. Christian
Albright, Wayne L. Winston, Christopher Zappe

その他、ソフトスキル系のリーダーシップやビジネスエチケット講座が幾つかありましたが割愛します。

ということで、本日はこの辺で。

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北京大学カリキュラム

2012-11-11 | 北京大学MBA
こんにちは、北京大学光華管理学院のKENです。

1学期が始まって2か月、早くも北京は冬景色になっていますが
ようやくMBAと中国語両立生活にも慣れてきた今日この頃。

というわけで徐々に見えてきた光華IMBAの紹介を。

北京大学はリベラルな校風で知られていますが、MBAもその特色
をきちんと受け継いでいる。というのが僕の率直な印象です。

1学期は当然ながら他校と同じく必修科目で埋め尽くされますが、
そんな中でも太極拳のクラスが選択出来たり、自分で探して
来れば他学部授業が履修出来たり、著名人を招いての講演会
が頻繁に開催されてたり。

必修科目は統計、会計、経済学、マーケティングといったものが
主ですが、これに加えてChina in Transitionといった中国社会
の理解を深める為の授業もあり、留学生達に人気の授業と
なっています。

光華IMBAはビジネスのみに特化した集中MBAプログラム
というよりも、各人がMBA”+α”を如何に得るか、”+α”を
通じて如何に広い視野を蓄えるか、その結果としてビジネス
リーダーを育むことを重視しているように感じます。
そして、それを総合大学の懐の深さ(多彩な教授陣、
ネットワーク、広大なキャンパス!)が様々な形でサポート
してくれる環境がありますが、その分学生の主体性も
大変重要です。

それから特筆すべき点としてもう一つ。
学生の就職支援には非常に力を入れており、毎日地場企業
からグローバル企業まで、多種多様な企業がキャンパスに
訪れ、ネットワークイベントが開催されます。
残念ながら、中国語が出来ないとこのチャンスを活かすのは
なかなか難しいですが、、

という実感を綴りながら2か月間を振り返ると、与えられた
環境は幅広い一方で、まだまだ使いこなせていない部分も
多いなーということに我ながら気が付きました。。

でもまだまだ始まったばかり。
貪欲に攻めていきたいと思っています!
続報をお楽しみに。

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CKGSB WORLD ECONOMIC CONFERRENCE_長江商学院

2012-11-09 | 長江商学院MBA
こんにちは、長江商学院の石川です。

ご存知の方もいらっしゃるかも知れませんが、今年で本学は設立10周年を迎えます。
今後の10年と題した学長スピーチでは、教授陣を2倍の規模にする。国際的な教育機関としての地位を確立する。ということが謳われていました。

そんな節目の年に相応しいイベントご紹介します。来る11月20日、21日の二日間に渡り学生主体のビジネスイベント「CKGSB WORLD ECONOMIC CONFERRENCE」を開催致します。2012年度のMBA学生が一体となって、初開催へ向けた準備を進めています。学校側のサポートを受けながらも、スポンサー探し、WEB作成、メディア対応、スピーカー誘致等、全て学生中心の運営となっています。

私の役回りは日本人エグゼクティブの誘致。学校で唯一の日本人スタッフの方から強力なバックアップをいただきながら、在北京で活躍されている日系企業代表クラスの方の誘致を進めています。昨今の政治情勢を受けて日中関係の先行きを懸念する報道をよく目にしますが、ビジネスレベルの交流を通じて両国の関係改善に少しでも貢献できたらと思っています。

こうしたイベント運営を通じて、人脈構築もしっかり行いたいですね。

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クラス紹介(後半)_長江商学院

2012-11-03 | 長江商学院MBA
こんにちは、長江商学院の石川です。
最近、北京で制服をよく見かけるようになりました。
地下鉄の入口では警察犬が控えており、街頭でも警察が巡回している姿をよく見かけます。
何かなと思ったら党大会なんですね。今とのところ、そんな余裕はありませんが落ち着いてきたら歴史や政治についても勉強したいですね。

さて、本日は前回の続き「クラス紹介(後半)」です。

○男女比率
今年は7対3程度で、女性は全員中国人です。気のせいかも知れませんが、女性の方が語学堪能かつスマートな印象を受けます。既婚で子持ちの女性クラスメイトも2名来ています。逞しいです。。。

○年齢分布
平均年齢は28~29歳だったかと思います。社会人経験3~5年程度のクラスメイトが最も多いです。
30歳以上は7、8人。最年長は37歳です。

○語学力
中国MBA関係者の方が、みなさん言われることですが中国人MBA学生の英語力は高いです。
海外留学経験者(アメリカ、カナダ、フランス等)や外資系企業出身者が半数程度を占めていて、彼らは流暢な英語を喋ります。
その他の中国人も発音や文法はやや?な感じですが、兎に角よく喋ります。これは、英語力というよりは中国人特有の情報発信力によるものだと解釈しています。
さらに中国語になると、英語の時の10倍は喋ります。止まりません。

意外だったのが、クラスメイトの中に日本語を話す学生が3人もいたことです。
東大で博士号をとったインドネシア人、東京の日本企業に勤めていた中国人、北京大で日本語を専攻していた中国人の計3名。3人とも流暢に話します。彼(女)らと話す時も基本は英語ですが、いざという時に日本語で会話出来るというのはけっこう安心感があります。

○全般
全般的な印象です。
まず一人一人の「学生」としての評価ですが、非常に優秀です。
現在はMODULE 1ということで「経済学」「統計学」「会計」等のテクニカルなクラスが多いのですが、
こういう講義はみな得意です。発言も積極的。休み時間中ですら、教授は学生に取り囲まれて質問攻めにあっています。(ただし、人の話はあまり聞かないです。これは国民性でしょう。)
ビジネスパーソンとしての実力は正直よく分かりませんが、いわゆる大企業や外資系企業出身が多いので、一定のレベルにあるのだと思います。ただし、年齢的なことを考えると管理職経験者は少なく、プレイヤー的なポジションで活躍していたのだと思います。

最後に「チーム」としての印象ですが、とにかくみな「企画」が大好き。
「実務家を集めてビジネス・カンファレンスをやろう」
「試験対策をみなでやろう」
「NGOのイベントに参加しよう」
「フランス語の勉強会を開きます」
「週末にみんなで旅行に行こう」
「教授を読んでバドミントン大会を開催します」
というようなメールが毎日飛んできます。計画性に欠けるのと、常にショートノーティスなのが玉にきずですが、退屈しません。

以上、ざっくりとですがクラス紹介でした。



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