
先週いただいた八掛を仕上げました。
洗い張り済みだったので、端縫いを解いて縫うだけです。

しみややけなどの状態を調べて、表裏、上下を決めるのがいちばんだいじ。
明るくて、目がよく見える朝でないとできません。
まんなかを縫いあわせただけで、急に「らしく」みえてきます。
縫い代はすこし多めにしたほうがあとがきれい。
縫い目が曲がっていようが、時代がついていようが、
これを着始めたら戻れません。
ついでに、インナーも化繊を卒業することにしました。
シルク&ニットで検索をかけること数時間。
候補が絞り込まれました。
画像を拡大して、縫製をチェック。
布のゆがみや、しわの出方も観察します。
そして、最終的な決断は google map のストリートビュー。
(奈良県橿原市。うーん、いいかぁ。 お友達の家とも近いし←全然関係ない)
ま、運を天に任せたというべきですね。
シルクといっても、吸汗性のないぺらぺらはだめ。
同じく、きちきちの生地どりカットもだめ。
もちろん、アジャスターもお断り。
ためしに購入した一枚をきたら、いままでのがいやになって
そっくり処分しました。
丈夫で、洗濯もらくでしたけれど、がまんしてたのも多々あって。
いったんは、いまさらと思ったけれど
もういいや、とせずに、
いますこし、がんばってみましょう。
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洗濯後のアイロンは必要なんでしょうか。
あたたかくて、すずしい。
せっかく蚕さんがつむいでくれた糸なので、肌身につけてあげたいなと思うんです。
しみなどダメージがある布は、柿渋で染めてみようか、とも考えています。
柚豆さまからは、ていねいにしわを整えて干せばアイロンいらずと聞いています。
わたしの場合、一応仕事着なのと、ほかにもアイロンをかけるので、かけちゃいますけど・・・・・
本文中に、縫い代を多くとると書いているのは、この、洗い上がりの落ち着きを指しています。
この梅鼠の縫い代は、1.5㎝にしましが、次のワンピースは2cmでもいいかなと拡げてみました。
考えてみれば、和服の時もそうですね。