梅雨のあけたころだったでしょうか。
空は白み始めたばかりというのに
窓の外がさわがしい。。。。
んわっ、んわっ、んわっ
くぐもったような声です。
なにごと・・・
とは思ったものの、深く気にとめず寝入ってしまいました。
ところが、その鳴き声は、しだいに音量をアップし
回数もましてきて・・・・
ある日、発見したのです。
隣地マンションのアンテナに集う三羽の子ガラスを。
やたらうるさいのも、一羽が鳴くとすかさず他の一羽が応える
三重合唱の結果でありました。
この三羽、やたら仲が良く
雁首揃えて移動し、仲間の発言には必ず応答する。しかもおしゃべり。
仲良き事は美しきカァー・・・・
いや、まず、鳴き方に問題ありだから!
由緒正しき発声はどうなった?
昔ながらの情景には寛大な住民も
ヘッケルとジャッケル+ワンのパーティーには
どうかわからないよ?
姿を記録しようとしたところ、
ふしぎなことに、網戸の中からの望遠レンズに反応します。
相手からは少なくとも、十数戸のベランダが見えているはずで
どうして部屋の奥のファインダーの視線にだけは反応するのか。
気づくのは一羽で、あとの二羽は遅れて追随。
三つ目かいな?
しばらく姿を見せないと心配したのですが
マンションの裏側で元気に鳴いていました。
でかけられない今は、
こんな隣人を心待ちにしています。
んぐわっ、んぐわっ、んぐわっ (←最近の鳴き声)
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