しびすけのブログ

暇にまかせて三河を中心にウロウロ…。
そんな日常を綴ります。

カフェ・ダダリ

2008年01月20日 00時04分21秒 | 喫茶店・食事

cafe・DADALLI

しびすけが学生時代を過ごした、静岡の街を離れてまもなく8年。
当時、静岡から焼津に行く際、何度も走った大崩海岸。

そのときはその存在すら気にも留めなかったカフェ・ダダリ。
でもきっと、この建物は8年どころじゃなく、
ずっと昔からこの佇まいだったのだろう。
そんな歴史と雰囲気を感じます。
そして8年の歳月を経て、遠路焼津の地まで、ダダリを訪れる。




ダダリ、あるいはDADALLIで検索してもらえば、多くのファンが居ることが窺えます。
それはこの店(美術館と言うべきか)の持つ雰囲気を賞賛してのものだと思われます。



百聞は一見にしかずといいますが、
だからこうして写真で伝えようとしても、伝えきれないものがあります。

におい、ぬくもり、時の流れ。
それらすべてがダダリ。



断崖の上に建つこの建物は、喫茶店部分と美術館部分があり、
でも、厳密に仕切られているわけでもなく。

喫茶店部分は大きくガラスが取られ、そこからは東は静岡、西は焼津から御前崎方面まで。
そう、ほぼ180度見渡す限り駿河湾。
しかも遥か崖下に打ち寄せる波が、心地よい音を響かせてくれる。

そんな景色の中で頂く珈琲は格別。
甘さを控えた人気メニュー、パンプキンケーキと一緒に。



ここに来た誰もが口を揃えた様に、
「時間を忘れる」と言います。
でも、まさしくそんな雰囲気。
静かで、お店のママ?も極力無関心。
でも、冷たいわけではなく、暖かい雰囲気。
それらが時間を忘れさせるのだろうか。
恐るべし、ダダリ時間。

アフタヌーンティーで入ったダダリですが、
高かった陽射しが、山の端に沈む頃、
次の目的地に向かうため、店を後にします。



日常の喧騒からかけ離れた世界に連れて行ってくれる空間でした。
焼津までの距離はありますが、
また訪れたいカフェです。







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