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しーさるの鉄日記

JR東日本2022春改正(新潟編)

JR東日本のダイヤ改正、新潟地区の改正概要は以下の通り

●以下の『とき』を臨時に格下げする。
★東京発15時16分(上野、大宮、長岡停車)
★東京発20時04分(上野、大宮、長岡、燕三条停車)
★新潟発14時14分(長岡、大宮、上野停車)
★新潟発16時10分(燕三条、長岡、大宮、上野停車)

●東京発18時16分の『たにがわ』越後湯沢行も臨時に変更して、土日祝日の運転を取り止める。

●越後湯沢発21時41分の東京行『たにがわ416号』の運転を取り止める。

●とき2往復、たにがわ4往復にE7系を追加投入する。

●『いなほ3号、10号』を7両から、モノクラスだけの4両に変更する。

●『しらゆき』のうち、新潟発16時24分の上越妙高行、上越妙高発20時24分の新潟行の運転を取り止める。

●新潟~直江津間で運転していた快速『信越』の運転を取り止める。その代わりに長岡~直江津間でE129系による快速を運転、犀潟と宮内を新たに停車駅として追加する。

●羽越本線の村上~鶴岡間の普通列車の車両をGV-E400系に統一して、ワンマン運転を開始する。

上越新幹線については、まず『とき』2往復を臨時化、金土日祝日及び祝前日の運転とさせる。いずれも、大宮~長岡間ノンストップの速達タイプなので、通過駅での影響はほとんどない。月火水木のデータイムに長岡から先へ行くのに、毎時2本から毎時1本の時間帯が拡大した感じだ。

東京発15時16分の『とき』は新潟で『いなほ』にホーム上接続している。この『とき』が運転されない日には、先行の東京発14時40分の『とき』に乗らないと『いなほ』に乗り継ぐことはできない。また、長岡での在来線への接続もいいので、先行の『とき』に乗り継がなければならない分、所要時間が延びる。東京発20時04分は、長岡で快速直江津行に9分で接続しているが、運転しない日は東京発19時36分から乗り継ぐことになる。

新潟発14時14分の『とき』は、新潟着14時05分の『いなほ』からのホーム上接続となるが、『とき』が運転しない日は、後続の14時20分の『とき』へのホーム別接続となる。接続時間が15分だから、14時20分の『とき』を番線変更して『いなほ』とホーム上接続させればいいのだけど。14時14分の『とき』は速達タイプなので東京駅には16時00分に到着するが、14時20分の『とき』は高崎まで各駅に停車するため東京着は16時28分となる。臨時格下げとなったこの『とき』は長岡でも、柏崎方面からの『しらゆき』や見附方面からの普通から接続する。

新潟発16時10分の『とき』は長岡~大宮までノンストップで、東京着は18時00分だが、これの運転がないと16時24分の『とき』で各駅に停車し、東京着は40分も遅れてしまう。東京着がこれくらいの時間はビジネス需要はないのだろか。長岡において、見附方面から来た普通からの接続は臨時格下げ『とき』がいいが、柏崎方面から来た普通からの接続は後続の各駅停車『とき』の方がいい。

東京発18時16分の『たにがわ』は平日のみの運転とする。高崎、越後湯沢へは18時12分の『とき』、熊谷、本庄早稲田、上毛高原へは、17時52分、18時32分の『たにがわ』があるから、通勤需要の少ない土休日は運休でも影響が少ないということなのだろう。

越後湯沢発21時41分の東京行『たにがわ』は廃止することに、上毛高原では20時39分から22時35分まで2時間開くことになる。高崎から先は長野発21時16分の『あさま632号』を本庄早稲田、熊谷に停車させたうえで、同時刻に運転してフォローする。『あさま632号』は東京着23時00分だったのが、23時08分に繰り下げとなる。このことで『あさま』が少し遅れても、4分後の最終『はやぶさ』に影響することはなくなった。

新潟発10時56分の『いなほ3号』と、酒田発14時31分『いなほ10号』を7両から、繁忙期を除いて、モノクラスだけの4両に変更する。つまり閑散期は土日も含めて『しらゆき』の編成で運転するということだ。他の特急の専用車両を充当するのは、九州の『かもめ』と『ソニック』を彷彿される。充当車両によってグリーン車を連結しないのは、臨時では『新宿わかしお』があるけど、定期列車では珍しいのかと。

『しらゆき』は、新潟発16時24分、上越妙高発20時24分の1往復を廃止する。このことで、新潟において午後の『しらゆき』は13時06分、20時02分だけになり、上越妙高においては最終が17時24分と3時間繰り上げとなる。新潟~高田駅前~直江津駅前間は高速バスが設定されており、新潟側で12時から15時まで3時間開くのを除いて、1時間毎となっている。新潟駅から高田駅までの所要時間は2時間17分、『しらゆき』より20分以上遅いが、料金は『しらゆき』4730円に対し、1940円と半額以下だ。

夜の上越妙高発がなくなったのは、少し厳しい感じがする。高速バスも19時で終了だし。金沢発19時03分の『はくたか』に乗れば、上越妙高で『しらゆき』に乗り継げて、新潟到着は22時21分だったのが、今回の改正では普通乗り継ぎで直江津では43分待ちとなり、新潟到着は24時20分と2時間遅くなった。『はくたか』にそのまま乗って、高崎で『とき』に乗り継げば、22時56分には新潟に到着するが、料金は18,280円と『はくたか』『しらゆき』乗り継いだ場合の9.690円の倍かかる。金沢からに新潟へ帰る場合は、16時10分の『はくたか』に乗って、『しらゆき』に乗り継いだ方が楽かもしれない。ちなみに北陸新幹線開業前の最終『北越』は、金沢発18時54分、新潟着22時33分と、『はくたか』『しらゆき』乗り継ぎと変わらなかった。

快速『信越』は、2021年3月改正で『らくらくトレイン信越』『おはよう信越』を改称する形で、全席指定の快速として設定されたが、E129系の無名快速に置き換わることになった。E653系4両がE129系4両に置き換わったわけだけど、着席保障的にどうなのだろう。快速『信越』は新潟に8時35分到着となっていたが、長岡で13分接続の普通村上行に乗り換えても新潟到着は8時44分と変わらない。急ぐ場合は12分接続の新幹線に乗れば7時49分に到着する。

上りの快速『信越』は新潟発20時58分だったが、代替の快速が長岡発21時41分と22時04分発だったのを20分以上も繰り上がったため、新潟発20時25分の普通列車に乗らないと乗り継ぐことができなくなった。長岡発21時41分は東京からの『とき』から9分で接続するが、先述したようにこの『とき』は臨時で月火水木は運休となる。長岡の次の宮内では新たに停車するようになったため、越後中里発の上越線から3分で接続することになった。快速『信越』は直江津着23時04分だったが、代替の快速では22時43分に繰り上がった。このことで最終糸魚川行へ乗り継げるようになった。なお、東京発の最終的には『はくたか』からの乗り継ぎが8分遅いが、筒石までなら『とき』と信越本線の乗り継ぎの方が早く到着するだけでなく、1000円以上安くなる。
なお、リリースにはないが、直江津発20時11分の長岡行は、直江津発を20時22分に繰り下げ、行先を新潟行に変更する。柏崎での11分停車をなくすため、その先のダイヤは変わらない。

羽越本線の村上から先は、GV-E400系で統一される。キハ40は2020年3月改正で撤退し済たから、鼠ヶ関まで運用されていたキハ110を置き換えた形だ。逆にキハ110は米坂線や磐越西線で運用させているGV-E400系を置き換えたのだろうか。

磐越西線では、新潟発8時25分の快速『あがの』会津若松行を廃止に、代わりに新潟発8時27分の普通馬下行を運転する。普通格下げで馬下着は17分繰り下がる。
新津方面については、まず津川発9時31分の列車を9時56分に繰り下げる。五泉での12分停車を1分停車に短縮し、新津着10時41分は10時58分に繰り下げに、新津では快速に接続し、新潟着は13分繰り下げとなる。次に新津着11時32分の会津若松からの列車を大幅に繰り下げ、新津着12時26分とする。このことで五泉発911、1025、1115、1309と74-50-114分間隔となっていたのが、910、1042、1210、1310の92-88-60分間隔と平準化され、2時間近い待ち時間がなくなる。快速『あがの』については、13時10分の五泉始発の普通新津行に変更、新津では10分で接続するが、新潟着は13時42分から13時57分に繰り下げとなる。
五泉以南からは先述の新津着12時26分に乗ることになるから、1時間ほどの繰り上げとなる。

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