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しーさるの鉄日記

三重県内私鉄3社2020春改正


伊賀鉄道、養老鉄道、三岐鉄道の3月14日改正概要は以下の通り。

★伊賀鉄道

●上野市発伊賀神戸行の始発列車の時刻を繰上げ、近鉄の特急名古屋行に接続させる。

●18時台~22時台において、名古屋発の近鉄特急からの接続を改善させる。

●土日ダイヤにおいて、上野市で乗換不要の伊賀上野~伊賀神戸間直通する列車を3往復増発する。

★養老鉄道

●大垣発20時15分の養老行を新設する。

●桑名発21時27分の養老行を大垣行に延長変更させる。

●データイムの西大垣始発の時刻を数分調整して、等間隔化を図る。

★三岐鉄道

●三岐線において、保々発、西藤原発、近鉄富田発の始発電車を数分繰上げる。

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伊賀鉄道は、四十九駅が開業して2年ぶりのダイヤ改正となる。

前回の改正では伊賀神戸行始発の上野市発を平日5時35分から5時24分に、土休日5時29分から5時27分に繰り上げたが、今回の改正では平日、土休日ともに5時18分に繰り上げた。この始発列車は同日改正に新設となった名張発5時41分のアーバンライナーに接続、近鉄名古屋には7時08分に到着できるようになった。改正前は伊勢中川で急行に乗り換えて7時49分着だから40分の繰上げだ。東京着も40分ほど繰上げの9時丁度となる。名張方面へは5時47分の普通に接続、この普通は特急京都行に接続する。大阪上本町方面へは化け急行に接続するものの、五位堂で急行に化けている間に特急に抜かれるので大阪上本町着は改正前と変わらない。以前は上野市発5時13分の列車が設定されていたものの2013年改正で廃止になった。今回の改正ではそれに近い時間帯で復活した上で、名古屋方面への特急にも接続するからそれなりの需要は見込めるだろう。

また、夕方~夜間において、名古屋からの近鉄特急の接続を見直した。このことで、18時台から21時台までは接続時間5分以内となる。ちなみに大阪難波発特急からの接続時間も7分以内としている。土休日の上野市スルーについては、3往復増発で伊賀神戸発着の半数を占めるように。伊賀上野からの上野市止は6時53分、11時21分、12時21分、14時21分、20時13分の5本だけとなった。市役所や商業施設が四十九駅にあるから、上野市方面からの直通需要が大きくなったのだろう。

養老鉄道は夜間時間帯に増発を行なった。まず、大垣発20時15分の養老行を新設、20時31分発を40分発に繰り下げ、20時台前後の運転間隔が40分前後だったのを30分以下とした。岐阜から来る東海道線からの接続を見ると、新設の養老行は11分接続、繰り下げとなった40分発は6分接続と、改正前の15分接続から改善された。

桑名からの下り方向も21時台の養老行を大垣行にすることで、終電前の80分近いのタイムラグをなくしている。これについては先述の新設列車の運用調整だろう。揖斐口が遅くまで20分くらいの間隔で走っていることを考えると、養老口の本数が少ないことを実感する。

データイムの西大垣始発は、12時22分、59分、13時33分、14時18分とバラけていたのを12時15分、55分、13時35分、14時15分40分間隔に、このことで養老方面からの列車と合わせて、15分間隔と25分間隔の繰り返しでわかりやすくする。45分サイクルで15分間隔と30分間隔の繰り返しの方が、大垣での15分毎のJRへの接続時間が一定になるのだけど、列車交換の兼ね合いもあるからな。

逆に大垣発西大垣行を見ると、12時39分、13時22分、13時59分だったのが、12時41分、13時23分、14時02分と少し繰り下げとなっただけで。40分間隔にはなっていない。時刻繰り下げで13時17分着の岐阜方面からの新快速が5分から6分には拡大したけど。

なお、大垣発9時57分、22時56分の西大垣行については運転を取りやめる。正確には客扱いを取りやめて回送に変更するといったところか。大垣発22時56分の西大垣行を廃止した兼ね合いか、大垣発22時28分の駒野行最終を10分繰り下げの22時38分発となった。その影響で岐阜方面からの東海道線との接続は22時17分着の特別快速からの11分接続から、22時32分着の区間快速からの6分接続に、名古屋発は22時00分でも間に合うようになった。大垣着22時31分の樽見鉄道最終からも乗り継げるようになったけど、需要は少ないのかと。最終駒野行と交換する最終大垣行は交換駅を養老から美濃高田に変更、美濃高田から先の時刻を1分繰り下げている。

三岐線は、保々からの初電を3分繰り上げ、西藤原からの初電を2分繰り上げている。前回、2019年改正以前に比べると両列車ともに4分繰り上げた。

近鉄富田着はそれぞれ5時51分、6時11分に繰り上げ、一方は5時54分発の普通名古屋行に接続するけど、もう一方は同時刻発の普通名古屋行に接続するのだろうか。ホーム上での対面乗り換えとなるけど。近鉄四日市方面方面の急行に対しては、接続時間が6分と拡充することになった。近鉄富田行の繰り上げで、西藤原行も時刻を繰り上げた。


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