JR東日本は7/19から運転を開始する「とれいゆつばさ」について詳細を発表した。列車は全席指定で、きっぷ及びびゅう旅行商品は6/25から発売となる。
「足湯はびゅう旅行商品を購入した客のみ利用可能だが、利用状況によっては一般席の乗客も足湯が利用可能となる。足湯利用券」を購入のうえ、指定時間に16号車の湯守アテンダントに渡せば、およそ15分間足湯の利用ができる。なお、足湯は温泉ではない。
びゅう旅行商品を購入した乗客には、山形の食材を活かした弁当やグラス付の飲み物を提供する。また、バーカウンターやワゴン販売でも地元産ワインなど提供する。
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夏臨発表から1ヶ月して詳細発表、指定席販売はデビュー1ヶ月前に間に合わなかったぐらいだから、だいぶギリギリかもしれない。
「とれいゆつばさ」は既存の観光列車と違いびゅう商品として特化、びゅう商品として乗れば食事がつくし、足湯に入る権利が優先される。びゅう商品が設定されるのは読めたのだけど、「とれいゆつばさ」専用の食事まで付くとは思わなかった。各地で地元の食事が楽しめる食堂列車が増えているから、今後はこういうのが主流になるのだろうか。食事をオプションにして、車内販売で「牛肉どまんなか」などを売ってもいいだろうに。
足湯は温泉でないうえに有料、無料の温泉足湯に何度も浸った立場としては足湯利用券が100円ぐらいでも利用する気になれない。最高3時間走る列車だから維持するのも大変だという気持ちもわかるけど。お湯の保温は浴槽の底に暖める装置でもついているのだろうか。イメージ図から1槽に4人入ると想定して、2槽あるから1回で8人、下りは64人、上りは80人が利用するのが可能、温泉王国を走る温泉でない有料足湯はさほど人気が出ないと思うのだけど。
お座敷指定席が特別扱いでないところを見ると、指定席でお座敷と一般の選択はできないのだろう。多分、一人で乗ると一般席の方が優先されると思うのだけど。そういえば、グリーン料金が必要な特別席や個室が設定されなかったのが意外。お座敷指定席が簡易個室に近いかあだろうか。
下りの長時間停車は最長で山形の7分停車ぐらいだが、上りは村山で7分、北山形で20分以上、赤湯で5分、米沢で7分と待ち時間多め。北山形で運転停車している間、ずっと足湯に浸かっている人も出てくるのではないかと。北山形での運転停車は定期つばさ待避のため、山形から新庄への新幹線線路が棒線構造だから仕方がない。運転停車を客扱いにすれば、北山形1603発の仙山線快速に乗り換えられるけどね。
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