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しーさるの鉄日記

阪和線5駅を駅巡り

箕面萱野10時27分のなかもず行に乗車して、御堂筋を一気に南下する。乗ったのは最後尾、箕面萱野で改札から一番近いがガラガラだった。千里中央からの各駅ではそれなりに乗り込んできて、江坂で席が埋まった。新大阪では4分後に次の電車が来るという放送があったが、待つ人は少なかった。梅田で一気に混雑、淀屋橋でそれなりに降りるが、混雑は難波まで続いた。

天王寺から4駅目の長居で11時15分に下車、阪和線に乗り換えることに。御堂筋線の出口からは阪和線の高架駅は見えないが、数分程度で乗り換えられる。阪和線の普通に乗り換える分には、混雑する天王寺よりはだいぶ楽に乗り換えられる。丸の内線の霞ヶ関方面からJR中央線に乗り換えるのに、新宿ではなく荻窪を使うようなものだ。

長居発11時33分の阪和線に乗車、まず杉本町での5分待避の間に東口へ向かう。杉本町の東口は、前に駅巡りしたあとの2012年3月に開設された。既存の天王寺寄りの跨線橋から延ばす形となったので駅構内の北東に位置する。東口の新設、駅東側の大阪市立大学へ行くのに西口から踏切を経由しなければならない状況が改善された。駅東側には私立大学の本館などがある南側へのアクセス向上のためにさくら通りを新設、東口開設の9か月後に共用を開始した。跨線橋と東口を結ぶ部分は、このさくら通りを越えている。東口駅舎は、エレベーターも整備されたものの、内観、外観ともに殺風景で仮設という感じがした。

三国ヶ丘には11時47分に到着した。三国ヶ丘駅は、以前は南海の中百舌鳥方面ホームに隣接する西口がJRの駅舎と共有していたため、JRの駅舎の中にJR改札だけでなく、南海の改札、JRと南海の乗り換え改札も入り、混雑していた。そこで2013年9月に南海の駅を橋上駅舎化して、改札を含んだ南海の駅施設をホームの上の橋上駅舎に分離、JR駅舎とエスカレーターで結ばれるようになった。橋上駅舎化と改札分離で乗り換えの混雑緩和というのは菊名駅と同じだが、向こうはJR側が橋上駅舎となっている。橋上駅舎化で中百舌鳥方面ホームからJRへの乗り換えは不便になったが、なんば方面ホームから地下道、中百舌鳥方面ホームを経由してJRに乗り換える必要はなくなり、混雑も緩和された。また、橋上駅舎の自由通路の整備で、JR駅や東出口側から南海の踏切を渡らずに仁徳天皇陵の方へ抜けることができるようになった。南海の駅ビルには橋上駅舎供用開始翌年の2014年5月に『N.KLASS三国ヶ丘』が開業、1階はスーパーやパン屋、2階はコンビニや100円ショップが入居している、なお、橋上駅舎化に伴い、南海の相対式ホームを結んでいた地下通路は閉鎖となり、埋められてしまった。三国ヶ丘駅自体は駅巡り以前に乗り換えで降りたことあるのだが、その時は橋上駅舎化前だったが、写真を数枚しか撮影してなかった。そのあと、南海高野線の駅巡りでも、阪和線の駅巡りでも降りることはなかったから、今回が駅巡り活動をするようになってから初めての下車となる。

三国ヶ丘から11時59分の区間快速に乗車、百舌鳥、上野芝、津久野を通過して、鳳から先は各駅に停車する。南海本線で言うなら、昼間でも羽衣以南各駅停車の優等が走っているようなものだ。12時09分、北信太で下車、今年1月に降りたばかりの駅だが隣の信太山の間違えて降りてしまった。新設の西口付近の歩道橋の工事は少し進んでいた。12時26分、信太山で下車する。信太山駅は相対式、2020年に天王寺方面ホームに西口が新設された。西口ができる前も車椅子客が地下通路横の狭いスロープから天王寺方面ホームに入れるようになっていたが、西口が整備されたことで一般客も利用できるようになった。西口は改札と券売機のシンプルな構造、ホームが高いためか長いスロープが折り返し整備された。西口は地下道と少し離れているため、他の駅のように地下道が改札外の自由通路にはならなかった。

信太山発12時41分、東岸和田で5分停車して、『くろしお』と関空紀州路快速の待避を行う。その間に運転士がシートを転換させた。東貝塚着12時58分、2面4線だが、隣の東岸和田でも待避ができるため、待避は下りの21時台後半に2回あるだけだ。ただ、ダイヤ乱れ時は東岸和田で待避した快速と特急のダブル待避を行なう必要もあるし、回送の折り返しもある。出口は和歌山寄りに東口があり、ホームとは地下道と結ばれていたが、去年12月4日に天王寺寄りに西口が開設された。西口とは跨線橋で結ばれているが、ホーム及び駅舎とはエレベーターだけで結ばれているという国内の鉄道ではここだけの珍しい構造になった。ホームは狭くて端からしか出入りできない構造だから、エレベーターだけになるのは仕方がないけど、駅舎側は階段を設置できたのではないかと思う。両方ともエレベーターだけだと、エレベーターが目の前で動いたときにかなりのタイムロスになるからな。駅舎は平屋建、駅前広場の上屋で覆われているため、正面から駅舎上部は見えない。駅出入口にも曲線の上屋がある。駅舎に面して駅前広場を整備、それに合わせて300mのアクセス道路を水路をつぶして整備した。西口が供用開始となった丁度1か月後には、駅前広場に市役所や南海貝塚駅からのピンクバスが乗りいれるようになった。貝塚市歴史展示館で北の方は曲がり、アクセス道路の方へ遠回り、西口駅前広場を回り貝塚市歴史展示館へ戻るというルートに変わった。13時37分の天王寺行に乗る場合、東貝塚駅前着34分は微妙だから、30分に駅前広場で降りた方がいいかもしれない。

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