しーさるの鉄日記

KTRくろまつデビュー

北近畿タンゴ鉄道では、「あかまつ」「あおまつ」に続く改造気動車「くろまつ」を導入、5/25から運行を開始することを発表した。コンセプトは「海を走る『ダイニングルーム』」、4人掛けと2人掛けのテーブル席を5つずつ設置し、ミニキッチンで温かい食事を提供する。

金土休日のみの運転で、スイーツコース(4000円)は福知山1022→天橋立1144、ランチコース(10000円)は天橋立1225→豊岡1454、地酒コース(5000円)は豊岡1714→西舞鶴1907の設定、途中乗下車不可能のパックツアー扱いとなる。(地酒コースのみ天橋立で下車可能)

各コース30名までの制限で、乗車4日前までJTB、日本旅行、KNT及び有人駅で申し込みができる。

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熊本のおれんじ食堂に次ぐ、水戸岡ブランドの食堂気動車。おれんじ食堂でそれなりの実績があったから、今回のKTRで導入されるのだろうか。近畿圏から近い分、おれんじ食堂より有利だと思うけど、KTRの経営危機を救うことができるだろうか。

1両編成のせいか、おれんじ食堂ではダイニングカーに相当するパッケージプランのみ販売、リビングカーのような座席指定料金のみは販売されない。おれんじ食堂の予約状況を見ると、ダイニングカーは旅行会社が押さえている一部の日が埋まり、リビングカーの方から先に売れているみたいだけど、KTRではどうなるのだろうか。おれんじ食堂のような1000円超えでもいいから、座席指定もほしいところだけどね。

宮福線を走行するスイーツコースは、他コースに比べるとあまり景色を楽しめないのが残念。そのうえ、「あおまつ」の15分後続だからな。福知山で「くろまつ」と「あおまつ」が並ぶか気になるところだ。

ランチコースは一般列車が2時間で走るところを2時間半かけて走行、余計にかかる30分には、駅市が開催される久美浜での長時間停車も含まれる。現状では日曜の11時まで開催されている朝市だが、これが拡大されるのだろうか。SL人吉に乗った時に白石で特産物が販売されていたのを思い出す。

地酒コースは地酒だけでなく和食料理もつくコース。地酒コースと聞いた時は、金曜日に運行を開始する新潟の「越乃 Shu*Kura」とかぶると思ったけど、KTRは料理と楽しめる他、ソ
ムリエによる講座が行なわれるし、「越乃 Shu*Kura」は利き酒や試飲が楽しめる。どっちも、日本海を見ながら酒を呑めることには変わりないけど。

WIllerに委託後はバスとのパッケージプランが販売されるのだろうか。舞鶴若狭道の全通で、北陸方面と高速道路でつながることになるし。

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