静岡鉄道（県総合運動場－新静岡）

県総合運動場は２面４線、急行運転が取りやめられた今となっては待避線があまり使われないので、実質相対式構造である。新静岡寄りに綺麗な改札内地下通路があり北口と南口とを結ぶ。南口は自社ビルと同居、長い通路を歩いた先にあるので周辺のレベルは下がり出口は１階にある。５階建ての貸ビルには日東紡績などが入居していた。北口は駅のすぐ横に地下鉄の入り口のようなものがある。

県総合運動場を出て踏切を渡ると、すぐに築堤になり東海道線のヤードを越える。国道１号線を越え築堤を降りると、相対式の古庄に着く。駅舎は新清水方面ホームの新静岡寄り、新静岡方面ホームとは構内踏切で結ばれている。駅舎はモルタル造りの小さなもの、線路を渡り百メートルも歩けば国道１号線に出る。

長沼は新清水方面が島式の２面３線、島式ホームの北側は車庫になっており、新清水方面のみ始発電車が設定されている。駅舎は新静岡方面ホームの新静岡寄りにあり、島式ホームとは構内踏切で結ばれている。構内踏切は改札外の普通の踏切にほとんど接している。その踏切を渡るとすぐにバンダイホビーセンターがありガンダムの絵が飾ってある。その縁か今年５月には静岡鉄道とコラボしたＢトレが販売された。駅前の通りから細い道に入ると、国道１号経由でＪＲ東静岡駅前に出る。

長沼を出てしばらく走ると左側に国道１号線が並行するようになる。柚木は上下ともに北側に片面ホームのある２面２線。駅舎は新清水方面ホームの新静岡寄りにあり、新静岡方面ホームとはきれいな地下通路で結ばれている。駅舎は改築されたもので、ホーム同様ピンクの柱と水色の上屋をもつ。山が北に迫りＪＲの線路に近づいたので、ホームからは新幹線が見える。早朝は長沼から回送されてここから始発となる列車が設定されている。
春日町は狭い島式、ホームは新清水寄りでさらに狭まり、そこに小さい駅舎がある。ホームが狭いためか安全棚が設置されている。御門台同様、駅の出口に遮断機があり駅前通りの通常踏切と連動している。ここも北の方が低い山になっている。春日町を出ると、右カーブで国道１号線と分かれる。

音羽町は島式、春日町同様安全棚が設置されている。駅舎は新清水寄りの構内踏切を渡ったところにある。駅舎は小さいがオレンジやワイン色を基調としたデザイン、きっぷうりばをすだれでかけられるようになっていた。駅を出て右側には自社系列の３階建てのビルがある。
大通りを踏切で渡ると、相対式の日吉町に着く。新清水方面ホームの新清水寄りに駅舎があり、新静岡方面ホームとは構内踏切で結ばれている。静岡の中心部に近いためか、周辺はマンションが多くなる。
新静岡は２面３線の頭端式、改札口は新静岡センターの地下１階にあり、ホームから階段を降りることになる。新静岡センターの周りにはバスターミナルが２ヶ所ある。