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しーさるの鉄日記

京成に乗りまくる(前編)

今日は『京成ワンデーパス』を利用して、京成全線を乗り回すことにした。『京成ワンデーパス』は11月1日から今日までの期間限定、2000円で京成全線1日乗り放題のきっぷだ。京成全線なので、スカイアクセス線は利用可能だが、北総線の新柴又~印旛日本医大間での途中下車はできない。

『京成ワンデーパス』は、券売機で購入するほかに、スマホに「RYDE PASS」アプリをダウンロードして、クレジットカードやGooglePayで購入することができる。その場合、自動改札は対応してないので、有人窓口で提示することになる。他に「RYDE PASS」の使える大井川鐡道や豊橋鉄道市内線は、自動改札がないから、きっぷもスマホ提示も変わらないが、京成のように全駅に自動改札がある場合はきっぷの方が楽ではないかと思う。

まず、関屋発7時04分の普通高砂行に乗車、関屋場面では自分以外に2人しかいなかったが、お花茶屋で数人乗り込んだ。列車は終点高砂に着くと、すぐに快速に変わった。高砂では先行の普通を追い抜くことに。降りた客はいなかったが、乗ってくる客は10人近くいた。
津田沼で7時37分のちはら台行に乗り換え、こちらは全体的に座席の7~8割は埋まる利用率、この時間帯になると逆方向も混雑する。幕張本郷で半分近くが下車する。京成幕張に着く前に、船橋で交差した総武線快速が見えた。流して走っていたのだろう。

京成千葉で半分以上降りて8人に、このうち3人は千葉中央で降りた。その一方、学生などそれを少し上回る乗り込みがあった。大森台では、交換待ちで1分半停車した。おゆみ野だけまともな流動で4人降りた。ちはら台着8時08分、乗っていた列車は5分で折り返すので、一本落とすことにした。駅時刻表には先日の改正で始まったワンマン列車の注意書きの案内が。データイム80分間隔5本だから1運用でこなしているようだ。土休日はさらに2本、非ワンマンの4両が運転される。

ちはら台駅は駅舎東側は駅前広場、西側は15階建てのマンション『レクセルちはら台』が建った。その玄関は駅舎と屋根付き通路で結ばれており、雨の日は傘を差さずに部屋から電車まで移動ができる。

ちはら台発8時33分の先頭に座って、ホームで待つ人をカウントすることに、おゆみ野で40人、学園前で20人が待っていた。学園前までは東京までの高速バスの路線を近くを走るが、本数が少ないうえに時間もかかる。学園前を出るとまもなく交差する総武線の車両が見えた。大森台では10人くらい、交換のワンマン4両が発車した後も4分ほど停車して、時間調整を行なった。千葉寺は思ったより多く、40人ほど、千葉中央も千葉も20人くらいだった。その先は、新千葉2、西登戸6、みどり台14、稲毛10、検見川13、京成幕張15、幕張本郷30近くといった具合だった。つまり、千葉以南の方が利用客が多いということになる。その千葉以南の客は千葉でJRに乗り換えるから、津田沼から千葉間はワンマンで十分のローカル支線ということになる。

津田沼着9時08分、3分で特急成田空港行に乗り換える。土日は10時台まで優等が20分間隔で運転されている。特急の充当車両は3050形、外観だけでは他の3000形と変わらないが、飛行機のシートモケットで元々スカイアクセス線専用の3050形だとわかる。八千代台、勝田台と停車し、京成佐倉で快速に接続した後は各駅に停車していく。成田着9時42分、客の半分くらいが降りて、残った客は成田空港へ向かう。

うなぎの名店、『川豊』のうな重を食べた後、新勝寺を参拝、そして平和大塔で開催中の『成田山霊光館所蔵鉄道資料展』を見学した。このイベントは鉄道100周年を記念して、成田に関連する鉄道の資料を展示する催事、総武鉄道→国鉄や京成電気軌道はもちろん、廃止になった成宗電気軌道、成田鉄道の資料が展示してあった。入場は無料だが、撮影は禁止されている。内容の一部は霊光館のツイッターで確認できる。
総武鉄道の時刻表は、起点が両国橋でなく本所(錦糸町)になっていたのだけど、見間違いなのだろうか。 京成電気軌道は、昔の観光案内図、つまり路線図などを展示、本では何度も見たけど、実物を見たのは初めて。谷津遊園の地図もあった。9月に行った『みんなでつなげる鉄道150年』のように、千葉県の鉄道資料を歴史館のような場所1か所に集めて展示できれば面白いのだけど、難しいところだ。成田には2時間半ほどいた。

京成成田発12時14分の芝山千代田行ワンマンは、芝山車である緑帯の3500系が充当、芝山鉄道が3600系をリースしていた頃は8両編成だったため自社線内での運用はレアだったが、3500系の4両をリースするようになったので自社線内での運用が多くなった。ワンマン対応している3500系は4編成だから、芝山車運用の確率は1/4だが、10月以降の運行予定を見ると芝山線内での運用は10/26の午前、11/15~28の午前となっており、あとは金町線の運用が中心だった。土日の芝山線内での芝山車の運用がなかったことを考えると、今日は運が良かったのではないかと。

芝山鉄道3500形は京成成田を出ると100キロ以上を出す。ワンマン電車としては、東急目黒線の各停並みに速いことになる。駒井野信号場で、京成本線が分岐して、地下をしばらく走ると東成田駅に到着する。昔の成田空港駅である東成田駅は、2面4線のうち東側の1面2線が使われている。使われなくなったホームは灯りが消され遺跡のようになっている。コンコースも使われなくなった部分は塞がれて、駅事務室はその真ん中に移された。東成田駅からは長さ500mの地下通路経由で空港第2ビルへ抜けられることが有名だが、地上を15分くらいあるいても成田空港のターミナルへ行くことができる。

東成田駅からは、その地下通路を10分近く歩いて、空港第2ビル駅へ向かう。空港第2ビルは島式だが、京成本線部分と京成スカイアクセス線部分は柵で仕切られている。京成本線ホームに行くにはコンコースの改札2箇所を経由することになる。空港第2ビルからは成田空港へ行くことに。LCD掲示板での案内が全くないので不安になったが、ホームベンチ後ろの小さい時刻表で発車時刻を確認することができた。

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