東京メトロは、3/10に銀座線01系が引退することを発表した。最後の編成は1991年製造の130編成、今日まで『くまもんラッピング電車』として運転されていた編成となる。今回の引退で01系は33年の歴史に幕と閉じる。なお4編成は熊本電鉄へ譲渡されている。引退を記念して、記念乗車券が25日まで日本橋で発売された。
また、京成3500形未更新車も25日、26日のさよなら記念ツアーをもって廃止となった。さよなら記念ツアーは、京成上野~宗吾車両基地の間で実施、途中経由ルートはツアー当日まで秘密となっていたが、25日は上野→柴又→押上→ちはら台→宗吾というルート、26日はちはら台の代わりに東成田、成田空港というルートを取った。列車には、『卒業』『感謝』のヘッドマークを掲出する。3500形未更新車についても、引退記念乗車券を発売したがすぐに完売となった。
さらに北陸新幹線のE2系N編成も3月末に引退、その前の3/25に『ありがとうE2系あさま』の団体臨時列車を運転する。
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上野の地下から3種類の列車が引退することが決定した。引退といっても、メトロ01は熊本で同じ車体のが走るし、京成3500は更新車、E2はJ編成が残るわけなんだけどね。
01系の引退時期が3月半ばになることは、去年11月に発表された1140編成導入のニュースリリースで明らかになっていた。くまもんラッピングのリリースの時には引退時期には触れてなかったけど。3/10に引退するということは、1140編成が3/11の土曜か3/13の月曜に導入されるということなのだろうか。どちらにしろ、1140編成導入の特別仕様編成が2編成体制ということになる。一部編成は熊本という新天地で活躍する01系、5000系の代替として上熊本線に投入されたのだけど、ここ最近は6000系休車に伴うピンチヒッターとして、黒髪町~御代志間でも運転している。脱線事故で休車も増えたし、今後の動向が気になるところだ。
3500形の未更新車も、16日から走り出した3000系34編成に置き換わるように引退することになった。去年の今頃に残り4編成のうち3編成が廃車されて、1編成だけで頑張っていたけど、去年の秋改正で4両運用が大幅に削減されたらな。更新車が残るものの、赤電独特の内装や京成名物の種別板は消えることになる。種別板が消えるといっても、2000年に6連組成が消滅したあとは普通固定だったのだけど。
3500形未更新車のラストランは、ツアー販売のみ、1日から電話予約してすぐに売り切れたそうだ。ツアー販売にしたのは、一昨年の3300形のラストランの時に誰でも乗れるようにしたら、色々危なかったからではないかと。ツアールートは柴又、ちはら台といった4両運用がお馴染みなところから、成田空港といった4両単独での入線は珍しいところまで。特に柴又から押上を直通して運転したのは、昔のダイヤを思い出す。今では、定期列車が走らない高砂~柴又間の連絡線を通ったというのは貴重かもしれない。
ヘッドマークはシンプルなものに。ヘッドマークもいいけど、3300の時のようにリバイバル塗色にしなかったのが残念。車体の構造上、難しかったのだろうか。せめて、行先方向板だけでも復活してほしかったな。
3500形未更新車の置き換えは3034編成になったが、3033編成の置き換えは元芝山車の3618編成。3400形から先に置き換えられると思ったのだけど。3500形更新車4両編成×14はどうなるのだろうか。4両の運用もだいぶ減ったし。4両編成の3000形が登場したら、置き換えが一気に進みそうだ。
北陸新幹線からはE2系N編成が引退、『あさま』も含めて全列車がE7、W7で統一されることになる。このことにより、E7、W7→長野・金沢方面、E2、E4→新潟方面と車種で向う方向が別になる。また、10両編成に統一されることで1列車当たりの輸送力が増強される。この辺はダイヤ改正のニュースリリースでもあまり触れてなかったから、実感が湧かないな。
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