しーさるの鉄日記

島原鉄道駅名改称


島原鉄道は今月1日に、以下12駅の駅名を改称した。

★諫早→諫早(雲仙・島原口) ★本諫早→本諫早(諫早市役所前) ★小野本町→小野
★諫早東高校前→諫早東高校  ★吾妻→吾妻(雲仙市役所前)   ★神代町→神代(鍋島邸前)
★島鉄湯江→有明湯江 ★松尾町→松尾 ★島鉄本社前→霊丘公園体育館
★南島原→島原船津 ★島原外港→★島原港

また、先月20日からは2両の列車においてもワンマン運転を開始した。

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運賃変更に合わせて一気に駅名改称を行なうことになった島原鉄道、改称する駅の数は12と、去年8月の長崎電軌の13停留所に匹敵する規模となった。一時期の松浦鉄道とか、長崎の鉄道は改称好きなのだろうか。

12駅中4駅は副名称を付けただけ、うち市役所最寄りの本諫早、吾妻は副駅名に市役所前が入った。このような副駅名に市役所が入る例は、近鉄の荒本(東大阪市役所前)などがある。残り2駅は観光関係、鍋島というと駅名から佐賀のイメージがあるけど、江戸時代は佐賀藩の飛び地だった。

神代町から町が抜けるのと同様に、松尾町→松尾、小野本町→小野に改称される。松尾駅は総武本線と近鉄志摩線にあるから計3か所に、小野駅は中央本線、湖西線、京都地下鉄地下鉄東西線、神戸電鉄粟生線にあるから計5か所になる。一日で全国の小野駅を廻る猛者が出現しそうだ。島鉄湯江は当初は湯江駅だったが、開業15年後に有明線(現在の長崎本線)に湯江駅が開業したために、改称したもの。戦前は湯江村が島原側の南高来郡だけでなく、諫早湾を挟んだ北高来郡にもあった。

神代(鍋島邸前)からは一駅おいて改称されるが、島原の先は、霊丘公園体育館、島原船津、島原港と3駅続いて改称される。連続の駅名改称は違和感を感じる。霊丘公園体育館駅は、霊丘公園とか霊丘神社で十分だと思うのだけど、体育館まで付けたのはどのような理由があるのだろうか。体育館の付く駅名というと多摩都市モノレールの立川市内に2駅あるけど。

南島原駅は4年前に駅舎が建て替えられたばかり、駅舎入口の上にある『南島原驛』の文字で、『島』『原』『驛』の字は使いまわすと思うが、『南』の字は要らなくなる。島原港は副駅名にフェリーターミナルでも付ければ、よりわかりやすくなるのではないかと。

列車の起終点駅は島原を除いて変更になるので、方向幕を変更しなければならない。島原港行、島原船津行(夜間下りのみ)の方向幕は問題ないが、諫早(雲仙・島原口)行とか本諫早(諫早市役所前)行は狭くなるので、現行の幕を使いそうだ。

わかりやすいような駅名改称を行なった島原鉄道、個人的には大三東が難読だから、『有明海(おおみさき)』にでもすればいいと思うのだけど。

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