富士急行は3/26にダイヤ改正を行なうことを発表した。改正概要は以下の通り。
●『富士山ビュー特急』の設定に伴い、運行時間帯を変更する。
<河口湖方面>
◎平日運転の3号を12分繰下げ958発とする。
◎大月発1455を新設、1550は平日も運転する。(土休日は現行通り1555)それに伴い、1155は成田エクスプレス運転日のみに、1355は廃止する。
◎土休日の1757発を13分繰上げ1744発に、運転もシーズン時のみとする。
<大月方面>
◎平日に河口湖発918と1454を新設、1106発は廃止する。また、最終1712発は12分繰上げ1700発とする。
◎土休日の847発を18分繰下げ905発とする。1105発は廃止、1804発はシーズン時のみ運転とする。
●上り『成田エクスプレス』を4分繰下げ、富士急線内で時間短縮を図る。
●『フジサン特急』の1号車を指定席化、着席整理券をとりやめ、座席指定料金を新設する。座席指定料金は都留文科大学前をまたいでの利用が400円で、それ以外は200円とする。
●『富士登山電車』については午後下りの時刻を繰下げ、大月発1531(土休日は1530)とする。午後上りについても12分繰上げ、1330発とする。午前中の1往復については、10分以上停車させてブルートレインテラスでの見学時間を確保する。
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中央線の改正規模のわりには、優等を中心とした大きな見直し。この改正でNEX以外の特急の本数は、平日5往復土休日7往復から平日5往復土休日6往復になった。土休日は大月を発着するJRの普通2.5往復が廃止となる時点で何らかの見直しがあると思ったが。
特急については、11時台が上下ともに廃止、13時台下りも廃止になり、夕方の1往復ははシーズン時のみ運転となった。11時台廃止といっても下りについては成田エクスプレスが残るから、実質、平日のみの廃止となる。
下り14時近くを廃止して、15時近くに新設したのは宿泊客をターゲットにしたのだろうか。海外からの観光客だったら平日の需要も見込めるし。夕方の便は土日も含めて利用率が悪かったのだろうか。下りはともかく、上りの河口湖発1649は一番需要のある時間帯だと思うのだけど。下りは時間を繰り下げれば、沿線への帰宅客の需要が見込めるけど。展望席の意味がないので全席自由席で。
平日上りは846、918と続行、増発分は大月に1009に着いて5分のタッチ差で特急新宿行に接続しない。普通列車へは接続するようだけど。土休日運転の905は接続するけどね。
1号車は座席定員制から指定席に。早く並ばなくても、ネットを使えばシートマップから展望席を確保できる。あとは英語の予約サイトでも作って、海外からの客に対応してくれればいいのだけど。
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