★名古屋発1543の『ひだ15号』を65分繰り下げて、1648発とする。また、1743の『ひだ17号』を30分繰り下げの1813発、1943の『ひだ19号』についても35分繰り下げの2018発となる。
★『ひだ19号』の時刻繰り下げに伴い、高山方面への最終に接続する新幹線が、東京発1750の『のぞみ119号』から東京発1830の『のぞみ123号』に繰り下げとなる。
★御殿場線特急『あさぎり』の列車名を『ふじさん』に変更する。
★土日運転の特急『ふじさん11号』の新宿発を1250から840に変更、新たに駿河小山に停車させる。また、『ふじさん12号』『ふじさん6号』の設定時間帯を50分前後繰り下げる。
★刈谷発550の普通名古屋行を新設して、臨時の『のぞみ90号』に接続させる。
★中央本線において、高蔵寺発2301の名古屋行を新設する。これに伴い中津川発2213の名古屋行は8分繰下げの2221発に、高蔵寺から先では間隔調整して10分間隔で運転し、最終を4分繰り下げる。
★土休日の武豊線において、武豊発732の快速名古屋行を区間快速に格下げさせる。これにより、武豊線内は全列車各駅停車となる。
★名古屋駅でのリニア工事に伴い、2番線を一定期間使用停止とさせる。
★静岡発515の普通を12分繰下げの527発に変更、運転間隔を平準化させるとともに、掛川での『こだま693号』への接続時間を短縮させる。浜松発540についても、18分繰下げ、掛川での『こだま702号』への接続時間を短縮させる。
★愛知環状鉄道において、岡崎発高蔵寺行、北野桝塚発岡崎行を増発する。
★愛知環状鉄道の11~21時台の運転間隔を、ほぼ16分毎とさせる。
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JR東海在来線のダイヤ改正は、高山本線・御殿場線特急の設定時間見直しがメインとなった。
特急『ひだ』は、14時台、15時台とデータイム連続しているところを、14時台、16時台に変更することに。名古屋発1543だと、下呂着1725、高山着1808と、温泉入って夕食を食べるには微妙な時間帯なのだろう。競合するバスも1130~1300まで1時間半毎になっているし。
最終『ひだ』は、時刻繰り下げで名古屋発2018に、高速バスの最終の2030発と変わらなくなる。現行ダイヤだと終点の高山で坂上行に接続しているが、これは特急に合わせて、30分繰り下がるのだろうか。利用状況によっては、飛騨古川止になるような気がするのだけど。なお、最終特急の45分後、名古屋発2115の特別快速は最終高山行普通に接続する。
『あさぎり』は50年ぶりの愛称の改称、『朝霧』時代を含めて60年近い歴史に終止符を打つことになる。『あさぎり』は、昔から利用している沿線客には馴染みのある愛称だが、インバウンド客に分かりやすいように愛称を改称させたようだ。でも、他路線にある駅の名称とかぶってしまったのが残念。『ふじ』ではダメだったのだろうか。
下りについては土休日運転の『ふじさん』を8時台に繰り上げることで、午前中は6時台、8時台、10時台の2時間間隔に、夕方上りも全体的に繰り下げることになった。土休日の運用は、御殿場1時間26分滞泊だったのが、6時間26分滞泊になるのか。1運用増やせそうだけど、需要はないか。
最終『ふじさん』は、御殿場発1756だったのが1847に繰り下げ、3分後に御殿場駅を出る小田急高速バスでも新宿駅西口着は変わらないわけだが、日曜日は東名の渋滞があるからな。とはいえ、アウトレット客はバスやマイカー利用が主流で、御殿場線はあまり使われないかと。名古屋から新東名経由の御殿場駅行バスが設定されれば、渋滞遅延を避けられるけど、値段を考えると需要はないか、
名古屋エリアでは、名古屋発628の『のぞみ90号』に接続する普通の新設。このことで刈谷~東京間の所要時間は2時間37分から2時間17分に短縮、東京着も繰り上がる。また、名古屋発635の『ひかり491号』にも接続し、後続の普通の5分接続に比べて余裕がある。接続は新幹線に限らず、金山では中部国際空港行に接続する。土休日の急行は5分の乗換で余裕があるが、平日の快速急行は2分乗換で少し厳しい。
ちなみに『のぞみ90号』への他方面からの接続を見てみると、JRが亀山発23分接続、多治見発22分接続、大垣発快速16分接続、普通19分接続、名鉄が伊奈発特急10分接続、豊明発普通12分接続、中空発準急17分接続、岐阜発急行10分接続、新鵜沼発急行13分接続、近鉄が塩浜発普通からの接続を受ける富吉発準急から9分接続だ。本数が多い分、私鉄からの接続時間が短い。
中央本線の深夜下りは、時刻の繰り下げ、運転間隔を調整して、高蔵寺→名古屋間で23時台も10分ヘッド化させる。それに伴い、1本だけ増発となるのだけど、回送列車の営業運転化させるのだろう。大曽根から名古屋までは地下鉄のように利用されている印象を受ける区間、ナゴヤドームの野球客需要もあるからな。名古屋着は4分繰り下がりの2352になるが、新快速大垣行、普通亀山行ともに2357発なので、接続への影響はない。あおなみ線最終への5分接続は微妙だけど。
武豊線は、2015年の電化時に快速が土休日朝1本残ったが、今改正ではそれも廃止されることに。普通格下げに伴い、武豊発は1分繰り上げ、半田発は5分ほど繰り上がることになった。快速通過駅でも、尾張森岡以外は乗車人数1,000越えで、緒川は、東成岩、武豊の合計客数を上回るからな。土休日とはいえ、8時台の30分開きは厳しいかもしれない。
名古屋駅は、豊橋方面快速が発着する2番線が使用停止に。新聞報道によると3番線の発着になるとのことだ。それに伴い、快速と普通の緩急結合は階段及びエスカレーターを使ってのものとなる。といっても、名古屋で普通と快速を乗り継ぐケースは、稲沢、清州、枇杷島から共和、金山、大府、刈谷以東へ向かう場合と、岐阜以西、尾張一宮から尾頭橋へ向かう場合だけ。その中でそこそこの流動がありそうなのは、金山へ向かう場合だけだ。それに、ホーム別乗換とはいえ、普通から快速へは7分も乗り換え時間がある。岐阜から大府での普通と快速の所要時間差は13分、名古屋待避を笠寺待避にする手もなくはないが、大高、南大高利用者から顰蹙を買いそうだ。あと、快速が3番線発着となると、大垣・岐阜方面からの客で、ホームのきしめんやが忙しくなりそうだ。
静岡地区は、掛川を中心に早朝の列車の時刻修正、新幹線への接続を短縮させながら、運転間隔の平準化を図ることになった。例えば、袋井から朝一番の『こだま』に乗り継ぐ場合、東京まで2時間2分かかっているのが1時間44分に短縮される。この時間の東海道線は貨物列車が多いから、スジを引くのは難しかったのではないかと。
愛知環状鉄道は16分毎の時間帯の拡大、現行ダイヤだと16分毎になっていないのは16時台だけだから、この時間帯に岡崎発高蔵寺行、北野桝塚発岡崎行を増発するのではないかと思う。いつの間にか毎時3本から16分毎になっていた愛知環状鉄道、15分毎だとわかりやすいのだけど、単線区間がほとんど占めるからな。関東民からすれば、東武野田線を彷彿させる。交換は中岡崎の先、北野枡塚、末野原、新豊田~新上拳母の間、四郷、篠原、山口、瀬戸市~中水野の間で行っているのか。
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