西武鉄道では6月30日にダイヤ改正を行なうことを発表した。池袋線での改正概要は以下の通り。
●石神井公園→練馬高野台の上り複々線の開業に伴い、朝ラッシュ時の練馬高野台折り返しの電車を石神井公園まで延長運転する。また、石神井公園駅の下り退避線の使用開始に伴い、緩急結合を再開し利便性を高める。
データイム
●下りにおいて、快速急行直後の準急を廃止したうえで、快速急行、急行、準急で10分ヘッド化させる。(除く特急直後の準急)
●西武球場前発着準急のうち所沢以西を部分廃止。代わりに普通が毎時1本西武球場前発着となる。
●上り特急の準急追い抜き駅を、小手指から清瀬に変更し、西所沢以西からも特急を利用できるようにする。
夕ラッシュ
●毎時3本ある通勤準急のうち、2本を快速に格上げ、1本を準急に格下げする。その結果、夕ラッシュ時は急行・快速・準急が毎時4本ずつとわかりやすくなる。
●保谷発着の普通4本のうち、2本を石神井公園以西で部分廃止、1本を所沢まで延長運転させる。
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副都心線と東横線の乗り入れに合わせて一気に改正すると思ったら、とりあえずの先行改正。下り複々線はまだ完成してないのに、朝ラッシュ時より夕ラッシュ時の方が大きい改正。東横線への乗り入れが始まるのと同時に、下り複々線の使用を始めるだろけど、その時はどれくらいスジをいじるのだろうか。
データイムは、優等の10分ヘッド化という私鉄らしいダイヤに。でも普通は運転間隔が偏ったまま。本数が減っても10分ヘッド化させて、優等続行で東長崎退避を減らすべきだと思うのだけどね。退避駅移動で江古田への所要時間が延びたからな。
10分ヘッド化といっても少し時間調整しただけだから、退避パターンはあまり変わらないのではないかと。急行の地下直追い抜きが複々線区間から石神井公園に変わるというのはあり得るだろうけど。
準急の西武球場前発着は短命。1本はリリースから池袋発の普通が延長することが判明したけど、もう1本は地下直の清瀬行を延長させるのだろうか。
夕ラッシュ時は、通勤準急廃止で石神井公園には全列車停車、その分快速になって大泉学園と保谷停車列車が減少といったところか。石神井公園での緩急結合でフォローしているようだけど、普通も石神井公園折り返しになっているし。石神井公園での緩急結合といえば、07分の準急と10分の急行はやはり石神井公園接続なのだろうか。練馬から急行に乗れる分、東武東上線の成増での準急と急行の緩急結合よりマシかもしれないけど、準急をこういう使い方するのは西武らしくないような。
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