東京国際映画祭が終わっても、今後に控えるインド映画公開作のためにいろいろやっていて、ちっともヒマになりません。11月23日(祝・金)公開の『ムトゥ 踊るマハラジャ』や12月7日(金)公開の『パッドマン 5億人の女性を救った男』、そして1月18日(金)公開の『バジュランギおじさんと、小さな迷子』と、いずれも秀作・話題作なので、拙ブログでものちほどじっくりご紹介しますね。
で、TIFFの間もずっと気になっていた、11月17日(土)~25日(日)開催の第19回東京フィルメックスの、上映作品ラインアップご紹介を簡単にやってしまいます(申し訳ないのですが、日本の作品は国際共同製作作品を除いて抜いてあります)。フィルメックスの公式サイトはこちらです。
<コンペティション部門>
『シベル』
2018/フランス、ドイツ、ルクセンブルク、トルコ / 95分/原題:Sibel
監督:チャーラ・ゼンジルジ、ギヨーム・ジョヴァネッティ
『アイカ(原題)』
2018/ロシア、ドイツ、ポーランド、カザフスタン、中国/ 100分/原題:Ayka
監督:セルゲイ・ドヴォルツェヴォイ
配給:キノフィルムズ
『マンタレイ』
2018/タイ、フランス、中国/105分/原題:Manta Ray
監督:プッティポン・アルンペン
『幻土(げんど)』
2018/シンガポール、フランス、オランダ/95分/原題:幻土/英語題:A Land Imagined
監督:ヨー・シュウホァ (楊修華)
『幸福城市』
2018/台湾、中国、アメリカ、フランス/107分/英語題:City of Last Things
監督:ホー・ウィディン (何蔚庭)
『自由行』
2018/台湾、香港、シンガポール、マレーシア/107分/原題:自由行/英語題:A Family Tour
監督:イン・リャン(應亮)
『轢き殺された羊』
2018/中国/86分/原題:/英語題:Jinpa
監督:ペマツェテン
『ロングデイズ・ジャーニー、イントゥ・ナイト(仮題)』
2018/中国、フランス/140分/原題:/英語題: Long Day's Journey into Night
監督:ビー・ガン
配給: リアリーライクフィルムズ / ガチンコ・フィルム / シネフィル
『象は静かに座っている』
2018/中国/234分/原題:/英語題: An Elephant Sitting Still
監督:フー・ボー
<特別招待作品>
【オープニング作品】
『川沿いのホテル』
2018/韓国/96分/原題:/英語題:Hotel By The River
監督:ホン・サンス
【クロージング作品】
『アッシュ・イズ・ピュアレスト・ホワイト(原題)』
2018/中国、フランス/141分/原題:/英語題:Ash Is Purest White
監督:ジャ・ジャンクー (賈樟柯)
配給:ビターズ・エンド
© 2018 Xstream Pictures (Beijing) - MK Productions - ARTE France Cinéma
『エルサレムの路面電車』
2018/イスラエル、フランス/90分/原題:A Tramway in Jerusalem
監督:アモス・ギタイ
『ガザの友人への手紙』(ドキュメンタリー)
2018/イスラエル/34分/原題:A Letter to a Friend in GAZA
監督:アモス・ギタイ
『名前のない墓』
2018/フランス、カンボジア/115分/原題:/英語題: Graves Without A Name
監督:リティ・パン
『8人の女と1つの舞台』
2018/香港、中国/100分/原題:八個女人一台戯/英語題:First Night Nerves
監督:スタンリー・クワン (關錦鵬)
出演:サミー・チェン(鄭秀文)、ジジ・リョン(梁詠琪)、バイ・バイホー(白百何)
『アルファ、殺しの権利』
2018/フィリピン/100分/原題:/英語題:Alpha, The Right to Kill
監督:ブリランテ・メンドーサ
TIFFでは審査員長だったメンドーサ監督、再びの来日でしょうか。お忙しいですね。
『あなたの顔』
2018/台湾/76分/原題:/英語題:Your Face
監督:ツァイ・ミンリャン(蔡明亮)
『盗馬賊』(デジタル修復版)
1986/中国/88分/原題:盗馬賊/英語題:The Horse Thief
監督:ティエン・チュアンチュアン(田壮壮)
久しぶりの『盗馬賊』。田壮壮監督作品では一番好きかも。以前ご覧になっていない方はぜひ。
『草の葉』
2018/韓国/66分/原題:/英語題:Grass
監督:ホン・サンス
『コンプリシティ』
2018/日本、中国/116分/英語題:Complicity
監督:近浦啓
製作:クレイテプス
<特集上映>アミール・ナデリ(ラインアップはこちら)
東京フィルメックスはご存じの通り、北野武(ビートたけし)監督がオフィス北野を辞めた事件の余波を受けて存続が危ぶまれていたのですが、木下グループが全面支援を表明してくれて、存続が決まりました。対象をアジア映画に限定しているものの、TIFFに勝るとも劣らない素晴らしい内容で18年間続いてきた映画祭なので、存続が決まりホッと胸をなでおろしたファンも多かったはず。ぜひ今年も、みんなが熱烈に支持していることを示して、今後のフィルメックス運営に弾みをつけてもらいたいと思います。会場は今年も、有楽町朝日ホール。チケットはすでに3日(土)から発売中なので、公式サイトをご参照のうえ、早めにチケットを手に入れて下さいね。では、今年も、有楽町で会いましょう!