アジア映画巡礼

アジア映画にのめり込んでン十年、まだまだ熱くアジア映画を語ります

「ボリウッド4」関連記事の出た雑誌とアジア映画本ご紹介

2013-04-11 | アジア映画全般

4月20日(土)から公開の「ボリウッド4」に関連する記事が、いろいろと雑誌に出始めました。朝日新聞などにも関連記事が出ていますが、ここではとりあえず目に付いた雑誌記事をご紹介します。

「Hanako」

Hanako (ハナコ) 2013年 4/25号 [雑誌]
クリエーター情報なし
マガジンハウス

現地取材のあれこれが何と見開き2ページに! もぉぉぉぉぉのすごく美しい(本人も、そして着ているサリーも)プリヤンカー・チョプラの写真始め、インタビューした『きっと、うまくいく』のラージクマール・ヒラニ監督、その製作会社リライアンス・ビッグ・ピクチャーズのCEOサンジーウ・ランバー氏(日本滞在経験もあって日本語がわかる方でした)、そしてエクセル・エンターテインメントのCEOリテーシュ・シドワーニー氏(ニコラス・ケイジを若くしたような方でした)らの写真も掲載されています。インド映画界を引っ張る両CEOのインタビューは、このブログでもまたご紹介しますが、そのほかムンバイの映画館もあちこち紹介されています。P.124&125ですので、探してみて下さいね。

「TV Bros」 2013年4月13日号

『タイガー 伝説のスパイ』のカビール・カーン監督のインタビューがP.33に。インタビュアーがアジア映画にも詳しい地畑寧子さんなので、かなりしっかりした内容の記事になっています。「TV Bros」は今後もインド現地取材記事が出たりするかと思われますので、要注目です。 

「an・an」

an・an (アン・アン) 2013年 4/17号 [雑誌]
クリエーター情報なし
マガジンハウス

「観れば必ず胸騒ぎ(はあと)新作ラブストーリー16本を徹底解説」の中に、『命ある限り』が入っています。あえて掲載ページは書きませんので、探してみて下さい。「お杉とB子」による「大放談」も読んでみて下さいね。目印は、この写真です!

ⓒ2012 YASH RAJ FILMS.PVT.LTD.

「ボリウッド4」とは直接関係ないのですが、こんな雑誌にもインド映画が顔を出しています。

「サイゾー」

サイゾー 2013年 04月号 [雑誌]
クリエーター情報なし
サイゾー

「インド映画における宗教的タブーの姿」というコラムで、インド映画に詳しい拓徹さんが取材を受け、具体的な作品名を出して語ってくれています。私もこれを読んで、今回香港で『危機の町(Sankat City)』のDVDを手に入れてきました。P.53なんですが、ちょっと前の号になるので、読みたい方はネット等で探してみて下さいね。

それからついでに、アジア映画に関する本も2冊ご紹介。

「総特集:混成アジア映画の海―時代と世界を映す鏡」 『地域研究』第13巻第2号 編集:地域研究コンソーシアム、刊行:京都大学地域研究統合情報センター、出版:昭和堂、定価2400円+税

内容は、下のチラシをご参照下さい。「アジア映画の森―新世紀の映画地図」(作品社、2012)に続く、アジア映画全般を網羅した研究書です。「森」の次が「海」なら、その次は「山」かしら?

 

 

「アクション映画バカ一代」 谷垣健治著、洋泉社、1,500円

アクション映画バカ一代 (映画秘宝COLLECTION)
谷垣 健治
洋泉社

いやー、抱腹絶倒、絶対に電車の中では読めない1冊です。だって、声に出して笑ってしまうから。 「ドニー・イェン アクション・ブック」(キネマ旬報社、2005)を読んだ時にも、谷垣さんの絶妙なコメント(と言うかツッコミ)に大笑いしたのですが、その集大成とでも言うべきなのがこの本。「映画秘宝」連載に大幅加筆されたとのことで、これも加筆と言うよりは追記がまたまた笑わせてくれます。アジアのアクション現場最先端の状況もよくわかり、アジア映画を愛する人には必読の書です。ジャッキー・チェンとのエピソードも一読の価値があります。いつか、インド映画のアクションも担当して下さいね、谷垣さん!

では、活字の世界もお楽しみ下さい~。

 


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4 コメント

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Unknown (きたきつね)
2013-04-12 09:55:32
いつも情報ありがとうございます。
『地域研究』注文しました。面白そうですね。
それにしても、『anan』にインド映画が!『Hanako』にもインド映画そしてプリヤンカ様が!胸が熱くなります。
これが当たり前になっていくといいなあと心から思います。
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きたきつね様 (cinetama)
2013-04-12 20:54:55
コメント、ありがとうございました。

『地域研究』は私もまだ読み進んでいる途中なのですが、「アジア映画の森」ではカヴァーし切れていなかった国に関しても研究者の方が書いて下さっているので、情報が得られて助かります。

「ボリウッド4」の露出に関しては、まだまだ”つづく”なので、また少ししたらまとめてご紹介しますね。
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モーグラー満開のムンバイより (【MotiDD】)
2013-04-15 03:02:35
どこにコメント入れようかと迷いましたが、やっぱりこちらに!

やー本当に、「an・an」にシャールク・カーンが載るなんて……というレベルの驚きからいまだに脱けられません。自分がそのメディアのなかに身を置かないと、実感できなそう。やっぱ浦島なせいでしょうか。帰国がますます楽しみになりました!
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MotiDD様 (cinetama)
2013-04-15 09:06:16
はるかムンバイからコメントありがとうございました。「モーグラー」って、日本語では「マツリカ」になるようです。

その節はお疲れ様でした。そうだ、今度から1部よけいに買っておきますね。一時帰国なさった時に、見ながらあのご苦労を思い出して下さい。
「anan」って、ロゴの途中にナカグロが入るのかー。「an・an」ですね。すみません、記事の方も訂正しておきます。
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