カンディル

今日はイスラム教徒にとって重要なKandil gecesi。といってもオフィスにいるのはいわゆるイスタンブールっ子ばかりで"イスラム教徒"ではないので、なかなか気が付くのも難しい。「コーラン」も読んだことありません、なんていう若い子もいるくらいだから。

15：00頃に隣のおばちゃんが小型版「シミット」（トルコの伝統的な揚げパンのようなお菓子）を持っていたのでいつものおやつかと思っていたら「今日はカンディルだから」とこそっとくれた。このおばちゃん意外では食べている人もいない。（確かにgecesiと言うくらい、夜に祝うものではあるらしい）

Kandilとはkanderaに似てろうそくやらランプなどの意味があるようで、夜にそれらを灯して祝うことから意味は来ているようだ。1年に5回あるこのカンディル、それぞれに預言者ムハンマドの誕生日など色々意味があるが、今日は「免罪の日」で全ての罪が許される日だそうだ。

さ、すべての罪を洗い流して明日からまた頑張ろう。と言うわけで今日は帰りがけに髪の毛を切ってすっきりしてきた。


ちなみに、今年のラマザン（断食）は9月13日からです。