イスタンブール 旅のつづき

以前旅の終着点だったイスタンブールに戻ってきて、生活を開始。また旅のつづきを始めたい・・・

ラグビー

2007-12-04 08:18:28 | ラグビー
久しぶりの書き込み。

この間と言えば、週末に家でNHKのラグビーの試合「早稲田×明治」を数年ぶりに見た。一応トルコもJSTVなるものでNHKは見れるのだが(最近はあまりに観るものもないので爆笑オンエアバトルを見ていたが)、12月の第一週はこの試合と決まっているので久しぶり思い出し、観賞。試合は史上最高得点だったようだが、早稲田の圧勝。相変わらず早稲田は強いね。高校生で良く見ていた頃は、明治のFWが圧倒していたのだが・・・

話しはラグビーだが、家でこんな週末ゆっくりしていたのも久しぶりで、というのもその前の週末はトルコでもラグビーのシーズンがやってきて、しかも今年は「Turkish Rugby League」とトルコラグビー協会(アメフトや野球などと一緒)にかけあって、一応正式な形でスタート。それもあり、4チームしか参加はしていないけれども、開幕戦のキプロスでの試合は春よりはしっかりしたものになっている。街中にポスターが貼られたりと。

と、スタートは良かったものの、わざわざキプロスに行ったにも関わらず、開始早々でタックルにいって倒れ方がまずく、背中・腰をぐにゃんと曲げてしまい、普通は興奮であまり痛さとか感じなかったりするもんだが、ラグビー人生でもこの時ばかりはあまりの痛さに動けず、外に連れ出してもらう。で、少し我慢すれば治まるだろうと軽く考えていたが、全くひかない。どころか身体が落ち着いてくるとどんどん痛みが強くなってきて、身体が動かない・・・

結局、人生初のしかもキプロスで救急車。まさかこんな所で乗るとは思ってなかった。

しかも着いたのはほんと町病院という感じで、医者なんてのは出てきた瞬間に、「君、何人?」「何してたの?」「ほら、立ち上がって」とぶっきらぼうで、かつきつくしばったスパイクを強引にぬがそうとして、「なんでこんなきついんだよ」と無理に引っ張って(と、この瞬間痛いから止めろとうめいているんだが)、取ったらぽいっと投げる。

その後はなんとか台にはいつくばってレントゲンを撮り、一応骨には異常はないだろうという結果で(というかレントゲンもそれほどしっかり撮れているわけではなかったが)、痛み止めの注射を打ってもらって一命を取りとめる・・・

背骨が折れていたらあんなもんではすまないのだろうが、それでも背中・腰の痛みというのはやったことがなかったので、相当しんどかった。

そして翌日すぐに帰ってきて、先週は平日時間がなく、痛み止めを飲み続け、ようやく今日整形外科のちゃんとした所に行き、一応問題ないということを確認。ほっと一安心。

ラグビーも言ってももう30歳になる身体なので、趣味程度の域ぐらいなんだけどねぇ、まだ残されたトルコ6ヶ月の間にもう一度身体を作り直そうかと。この背中・腰がうまく治ったらだが。おっさんもやっぱり身体が弱くなっているねぇ。


サウナ

2007-11-01 07:10:37 | ラグビー
30日がトルコ共和国建国記念日で休みだったので、今回は黒海を隔てたお隣の国ウクライナへ。その話しはまた後ほど。
初めて洗礼を受けたウォッカで酒濃度が高かったのと、今月からいよいよラグビーをまた再開しようと思うので今日は久しぶりに身体を動かしてサウナへ。

特に「サウナ」で何かがあった訳ではないが、22時過ぎ仕事帰りにしては意外にもトルコ人が多くてびっくりした。やっぱり働いている人って腹出てるから、必要だよねと再確認。

今週末からはちょっと旅行は控えてラグビーに専念します。24日には早くも今シーズンの試合でまたもやキプロスに行く予定なので、早めに仕上げておかないと。もうあっという間に11月、いよいよイスタンブールも寒くなってきたし、ちょうど良い頃。

話しは対PKK。5日にエルドアン首相が訪米してブッシュと話すようだが、そこで最後通告をして攻撃するのか、やっぱりそこはアメリカ寄り、結局は攻撃しないような気はしている。(そりゃ平和を考えればしないにこした事はないが)ちなみに祝日だった30日含め、未だにトルコ国民の感情収まらず、対PKKへ制裁の姿勢は変わっていないようだ。

4点差・・・

2007-09-14 06:08:45 | ラグビー
昨日は悔しかったぁ。
まずは上司に今日は大一番なので帰ります!とTaksimのBALANSにラグビー観戦に向かったが、さすがにトルコ時間19時からの試合だったのでほとんど人も見に来ていないかった・・・

ちょっと盛り下がるなぁと思ったが、それでも前半からJAPANは熱い試合を展開した。もう結果は分かっているのであえてそこまで書かないけれど、ここ最近のJAPANの試合では相手のミスはあったとはいえ、本当に粘り強くかつよく計算されて戦ったと思う。

途中からやってきたラグビーマニアのフランス人の友達も応援に加わってもらい、いつものJAPANであれば後半20分すぎには引き離されてしまうのに、今回は大違い。そこから猛追し、最後はトライを取った上に5分以上攻撃し続け、フィジーをラインに釘付け。ま、結果は残り一本が取れずに4点差で終わったが・・・

あの感動がフランス人と数人のトルコ人とでしか味わえなかったのが残念だった。実は再来週から休みを取ってフランスに行ってくるが、あの試合だったらどんだけ盛り上がっていたことか・・・

まあ期待は持たせてくれるので、20日の試合も楽しみにします。次はWALESだしある程度人もイングランド系が見に来るであろう。


と、今週末はまた週末旅行で大学時代の友達に会いにヨルダンに行ってきます。今日からラマザンが始まっているので、あえてチャレンジ(イスタンブールではそう大きく生活に影響しないので)。

ラグビーW杯 2007フランス + 試合観戦

2007-09-09 08:17:40 | ラグビー
昨日、ラグビーW杯が開幕した。開催国フランスが成長著しいアルゼンチンになんと惜敗し、サプライズな幕開けとなった。昨日はフランス人の同じラグビーチームメイトが試合を見るためにTaksimに集結したが、何とも静かな夜となった。

今日は日本VSオーストラリア。100点くらいで負けるかなと思いながらも昨日のアルゼンチンの奇跡をちょっと信じたが、結果は3-91。しかもほとんどチャンスもなかったし・・・ 同じのチームメイトは、「まあしょうがないよね」と言ったものの、試合後に他の席で見ていたオーストリア人の女の子がわざわざ「私はオーストラリア人、いい試合だったね」と笑顔たっぷりと言ってきたのには腹が立った。1つのいい試合ではなかったから・・・

ま、公称では日本は2軍ということになっているので、3日後のフィジー戦に期待。

その後も今日はトルコの試合続き。EURO2008の予選、マルタ戦。2-2の引き分けという格下相手にふがいない試合をし、更に22時からのEUROバスケのスロベニア戦でも惨敗を喫し、バーはしらけるばかり。今日はついてないということで。

唯一の救いは、遠い日本で阪神がなんと首位に立ったことくらいかな。明日も勝って3たてでいきましょう。


ottomans

2007-04-26 07:17:26 | ラグビー
トルコラグビーチームottmansをまとめているロシア人がカナダに帰ってしまうのでその送別会も兼ねて寿司パーティーを開いた。さすがにごつい男ども家ではまかないきれないので日本料理屋で。久しぶりに日本酒を飲んだのでほろ酔い気分。

それとこないだのキプロスでのゲームでの写真ができたので、それを少し。




ゲームではスローフォーワードでトライは認められなかったのだが、誰が記録を取っていたのか知らないが、キプロスのweb siteではなぜかおれのトライになっていた・・・(キプロス記事) ちゃんとスペルも"seiji"になっているし。笑


新聞の取材・・・

2007-03-24 06:07:21 | ラグビー
Kadiköyとはアジア側のフェネルバフチェの本拠地がある地区。ここに、最近私の所属ラグビーチームの対戦相手となっている「Kadiköy Rugby Team」がある。チームの柱になっているのは社会人であるが、基本は大学生中心の日本でいうサークルのようなチームである。とはいえ週二回の練習、ユニフォームもあり、形としてはしっかりしている。

とはいえラグビー経験者が少ないということもあって、フランス人の友達は正式にコーチを引き受けることにし、その最初のコーチの日に補助も兼ねて昨日練習に参加した。若いチームだけあってノリは非常にいい。トルコ語でラグビーのルールやら教えるというのは非常に難しいが、まあそこは身振り手振りで。

ちなみに私のそこでのあだ名は「かみかぜ」である。なんでも前の2回の試合で見た低く突っ込んでくる姿勢を日本の特攻隊「かみかぜ」と重ねて、そう呼んでいる。トルコらしいと言えばトルコらしい・・・

練習後、私も知らなかったのだが、トルコの新聞「sabah gazetesi」が来ていて、簡単な取材を受けた。先週もcumhuriyet gazetesiでラグビーの特集が組まれていたが、今トルコのナショナルチームの組織作りに動いているトルコでは、ほんの少しだがラグビーが熱い。

「あなたは何人ですか?」「なんでトルコでラグビーをしているんですか?」から始まり、ラグビーに関することを10分ほど。本来はKadiköy Rugby Teamの取材だったのだが、日本人が混じっている!というただそれだけの理由でのインタビュー。ちなみに最後には、「トルコナショナルチームができたらプレーできませんよね?」と聞かれたので、「もしかしたらトルコ人と結婚するかもしれませんので、そうしたらできますね。」とは答えておいた。

その後はRakıを飲んで踊ってと、ほんとサークル的なノリだった。今日は昼過ぎまで頭ががんがんしていた。今後は、毎週木曜日は練習に参加していこう。所属のottomanでは4月半ばにキプロス遠征が決まったので、ちょっとより本格的に鍛えていこうかと。

ちとラグビーネタ多すぎるなぁ。またsabah新聞で記事が出たらお知らせします。

トルコ第二戦

2007-03-04 07:23:28 | ラグビー
昨日はラグビートルコ第二戦。
朝から降り続けた雨は試合前に一転晴れに変わり、最高のコンディションだった。

さすがに?と言っていいのか分からないけどottomanのフランス人は集まりが遅い。トルコ人のKadiköy teamはすでに皆でアップを開始していると言うのに・・・



ラインアウトのサインも肝心のジャンパーがぎりぎりに来たため満足に合わせられず、ほとんどぶっつけ本番。これはいつもの事だけれど。

試合は先月の時と同様にKadiköy teamが開始直後に要の選手が負傷退場したこともあるが、まだまだレベルアップが足りない状況でottomanが優勢に進める。ただ、こちらもバックス陣が本チャンではなかったので先月ほどはトライの量産とはいかなかったが、60分(30分ハーフ)で10ほどのトライだったろうか。

個人的にはモールを押し込んだ形から一つのトライは取れたものの、途中でラックの中で足首を変な方向にねじったのがまだ腫れがひかないのが心配・・・


試合には前日の寿司パーティーで知り合ったトルコ人(でもスイス国籍もありスイスナショナルチームでもプレーをした)も来てくれ、大いに盛り上がり、試合後はビールで乾杯。トルコにはふさわしくないよなぁと個人的には思いながらも。




それと、どこのツテかは知らないが新しいスポンサーの果物メーカー?からオレンジと練習用シャツの差し入れも・・・

第三戦が来月の頭に、そしてブルガリアで行われるsofia sevens(5月開催)にも参加する方向で話しは進んでいる・・・そんな走れる人いないんだが・・・


ottomanのユニフォーム



ラグビー第一戦(続)

2007-02-04 22:08:34 | ラグビー
昨日、ラグビーの試合をやってきました。場所はアジアサイドのバクロキョイ、フェルネルバフチェのホームスタジアム近く。

試合と言ってもトルコにいわゆるラグビー専用グランドはないので、通常よりも二回りほど小さいサッカーグランド。人数も少なくして12対12。

最近できたばかりとはいえバクロキョイチームもちゃんとユニフォームは揃え、その友達も大勢集まっていてちゃんと試合になるかと思ったが、まだまだ若いチーム。さすがにフランス人を始め経験者のみの"Ottoman Rugby Team"には全然歯が立たなかった。20分×3本で、トライは15本以上(スコアは75-0くらい)あったか。久しぶりだったけれども個人的にも2つトライが取れたので楽しめた。

練習試合とはいえ試合となっては4年くらいやっていなかったので、今日は体が痛くて痛くて仕方がない・・・


"Ottoman Rugby Team"で長年やってきた経験者に言わせれば、トルコにあるラグビーチーム同士が試合をやったのは初めてとのこと。「これも一つの歴史になるか」と語られたトルコラグビーは、まだfederationなどもない組織の状態。しかも今取りまとめているカナダ人も今年には転勤でカナダに戻ってしまうらしいので、きちっと"Ottoman Rugby Team"自体も続いていくかどうか。

そのカナダ人、試合後に昨日から始まったSix Nations Rugbyを観ながら飲んでいたら、実はもう39歳だということが判明。皆目を丸くしたが、ラグビーをひたすら続ける彼は何とも若く見えることか。おれもできるだけ長く続けよう。

ラグビー @バクロキョイ

2007-01-31 22:43:32 | ラグビー
今日イスタンブールで3つ目のラグビーチーム(@Bakırköy)の練習に行ってきました。Taksimからドルムシュに乗り、夜には2℃と最近にしては冷え込んだ中、辿り着いてびっくり。普段はそれなりの人工芝のグランドでやっているが、今日は普通の町中の土のグランド。しかも人数が5人しかいない。

結局友達含めて計8人で練習開始。しかもトルコ人はほぼ全員初心者なので、なんか高校生の後輩に最初から教えているような、懐かしい感じでした。でもうまくトルコ語なんで教えられないもんです。カナダ人の気の短い奴は「なんだよ。」とふてくされた顔をしてたけど。


練習をしながら、そういえば卒業してからもよく通っていたうちの高校のラグビー部もどんどんと人数が減って、最後にはなくなってしまったなぁとちょっとしんみりした気分でした。終わった後も、経験者のトルコ人が「もっと人数いるって言うから教えに来たのに!」と怒っていたけど、それでも4人だけで、このくそ寒い中集まっている人間がいるってのは素晴らしいことだなと思った。
しかもサッカーが国民スポーツでそれ以外(バスケくらい)はほんとスポーツがメジャーでないトルコで、ラグビーをやろうっていう気持ちを持っているだけもすごいことだなと。

何とかトルコにも根付かせたいものだ、ラグビーを。とその前に日本もより裾野を広げていかないとどんどんラグビー人口が減っているから。皆さん、子供生んだらラグビーをやらせましょう、強くなりますよ。それと、「スクールウォーズ」を見せてやって下さい。

トルコ第一戦

2007-01-29 23:03:11 | ラグビー
昨年から始めたラグビーは旅行がなければほぼ毎週通っており、だいぶ体の調子も良くなってきた頃。最近はフランス人が圧倒的に多く、新しい人がどんどん来る。先週から来ているフランス人はえらいうまかった。。。フランカーをやるために生まれてきた感じだな、大げさだけど。

さて、まだ対戦相手等ははっきりしていないようだが、とりあえず今週末に初試合を行うことになった(それも、人数が集まればだけど・・・なんだか以前東京でやっていたクラブチームの頃と状況は変わらんが)。 たぶんよく一緒に練習している若いトルコ人チームとになるのかな。

今の所たぶん集まりそうなのが、フランス人10人、トルコ人5人、カナダ人1人、日本人1人といったところ。


水曜日には空港近くのBakırköyにある別のトルコ人チームの練習に参加して来ようかと・・・意外にトルコにもチームはありそうです。


いずれにしても日曜日に雪がチラつき、一気に寒くなってきたので怪我だけは気をつけよう。