昨年、結成した中欧のフォークロアを中心としたフォークバンド“アンサンブル・バラトン”がザ･フェニックスホールのエヴォリューションシリーズに出演することが決まりました！！ホントに、めでたいめでたい！！
アンサンブル･バラトンは東京コンサーツさんの依頼のもと結成されたグループで、昨年秋の上野駅でのコンサートがお披露目でしたが、非常に好評をいただき、来年のエヴォリューションシリーズに向けて、またグループでの活動を継続することになりました。メンバーそれぞれがクラシックを専門とするプロの演奏家。ヴァイオリン、ヴィオラ、ベース、アコーディオン、ツィンバロンという日本ではかつてない編成のフォークバンドです。
僕が留学中に知り合ったハンガリー、チェコ、スロバキア、ルーマニアなどのフォークミュージシャンは、今や中欧各国を代表する演奏家となっています。僕が「日本で中欧フォークロアをやりたい！！」と言ったところ、彼らが快く協力、指導してくれています。バラトンのメンバーも普段はクラシックを演奏してるけど、それぞれが中欧フォークロアにアプローチしてて、なかなか面白いことになってます。自分達がまずは楽しんでる…とでもいったところかな…。
フォークロアだけではなく、シュトラウスやバルトークなどドナウ流域諸国の芸術音楽もレパートリーにしていて、とにかくいろんな角度から中欧の音楽に向き合っています。
ザ・フェニックスホールは昨年の夏、ＮＨＫ ＦＭリサイタルを収録コンサートした素晴らしいホール。こじんまりとしながら音の響きはとても良くて、弾いていてもホントに気持ちが良いのです。その上、大阪、梅田のど真ん中にあって立地条件も最高。ここで、今度はアンサンブルで出演できるという最高の機会をいただき嬉しい限りです。また、中欧のフォークレパートリーを１年かけてメンバーとともに熟成させていきたいと思います。