来宮神社

【熱海旅行のわけ 其の八】

Chris＝クロネコ（以下C）「このサブタイトル、もういらなくね？　だってワイン飲む旅だったんだろ」

クマル＝シロクマ（以下もクマル）「それもあるけど、それだけじゃないから　今回のここで明らかになるから」

くまごろ＝チャイロ系（以下チャ）「まさかそんなぁ的なオチになります」



クマル「ここは伊豆山神社と並ぶ伊豆の代表的パワスポな」

C「また3000円もするお守り買わせたんじゃねえだろうな？」

チャ「ちがうよ　もっと恐ろしいものだよ」



クマル「これでもわかるように、ここのメインは大楠」



クマル「鳥居を潜ってすぐ右手に第二大楠があるんだけど、これですら樹齢1300年超え　約300年前に落雷があったらしいのな。そのため、こんな中が空洞になってしまってるんだけど、それでも生きてるんだって」



クマル「まあ、いろんな詳しいことはこれ読んでケロ」



C「なんだ突然　つか老眼で小さいものが見えん」



クマル「古来神々が宿っていたと伝えられる磐座なんだそうです」



クマル「ほんじゃば、ちゃっちゃとお参りすましてしまうべし」



クマル「ちなみに、神さまにお願いごとをするのはやめましょう。ご挨拶だけな」



クマル「さーてお待ちかね」



クマル「どうよ？」



クマル「どうなの？」



クマル「パノラマ撮影でようやく上まで入りました」



クマル「このパンフの隣の写真、実はこれ上下段に分かれてます。てか、あまりにも長いので、上下に分けてスキャンし、改めて合体させたものです」

C「で、そいつを一周すると寿命が一年延命するってのか？」

クマル「心に願いを秘めて一周すると願い事が叶うともいわれてます」

チャ「で、ぼくは、毎日おいしいお酒が飲めますようにって、心に秘めたんだよ　そうしたら……」



クマル「チャイロ系ちゃんの目には、大楠がこのように見えました」

C「ヨッパライの目線じゃねえか」

チャ「」



クマル「ということで、チャイロ系ちゃんにこれを買わせたから」

チャ「不思議なことに、この後お酒の量が減りました　ていうか、あまり飲めなくなってしまいました」

C「ちょっと待った　クマルさんは、ガイドブック見て、このお守りの存在を知ってたわけだよな　計画的犯行ってこと」

クマル「神のお導きといってほしいから」




つづく

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