Chris's monologue

二匹+ONE?のクマンズとChris(謎の生命体)の怠惰な生活

くまんず in 陸中海岸 Part. 1

2013-04-02 09:27:09 | 旅ぃ~ゆけ~ばぁ

岩手山なう
すごく疲れました。
途中(福島で)、ものすごい渋滞にあい、もうヘトヘトです。

ん……おまえ、去年もそこにいなかったか?

魚介系を求めて北へ Part. 1@Chris's monologue】←ほら、ここ。


今年の岩手山は雲のなか。
そして去年とちがうのは、今年は運転手としてここに来てるってとこ。
これから東へ向かいます
山越えです。
念のため、はスタッドレスタイヤをはかせてきました


運転ご苦労
たしかに疲れたから
一応カテゴリ的には旅だけど、今回はいわゆる観光旅行とはちがいます。
だから宿も質素。

あ、この日の出とか、バイキングとかを楽しむためじゃないからね。
宿は、
 
こんなとこにあります。
これでわかると思うけど、この場所、2年前の被災地です。

2年前、ここでどんなことが起きたのか?
日本国民ならば、知らない者はいないことでしょう。
けれども、この現場にいなかったほとんどの者は、自分の周辺環境で得られた記憶しかありません。
つまりメディアから得られた情報でしか被害を把握していないってこと。
それってどうなんだろう?
クマルはいつも、そこに疑問を感じてきました。
事実は報道されてるわけだから、実際に起きたことは理解している。
けれども、それって本物?
時間が経てば、経つほど、演出とかが加えられてない?
編集で、悲しみを強く出そうとしてない?
そう思えてくる。
その悲しみを助長させるようなBGMって、いったいなに!?
どうしてそんな音楽で盛り上げる必要があるの!?
それとレポーターの感情の入れ方おかしくない?
どんだけ感情的になろうと、あんたは被災者じゃない。
仕事で(お金をもらって)現場に行っているけれども、そうでなければ野次馬とかわりがない。
編集によって悲惨さを拡大されたツギハギだらけの映像やレポートを見ても、だから嘘くささだけが伝わってくる。
そこでクマルは、実際に現場に行ってみて、曇りのないマナコでしっかり見てみたい。そう思うようになりました。
極端に走るのではなく、仏教でいうところの中道の立場で、いまそこにある現実をただそのまま見る。
そうしたらクマルにできること、自然とそのアイディアが浮かんでくるはずなんだ。
震災当時や、その時期に来なかったのは、火事場の見物気分が嫌だったから。
写真、パシャパシャ撮られるのって、自分が被災者だったら絶対やだし。
そんなもんだから、2年後のいま、やっと現地入りすることができました。

自分がどう感じたか?
今回はそれを素直に書きます。
あ、でもアテクシたちの珍道中なので、とうぜんChris's monologue的日記もあります。

長距離走っていま振り返ってる最中なんだけど、クマルもけっきょく……三陸が好ぎだぁ! って、結論にいたりました。

つづく



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