一時期バラにはまって、バラ園やネット通販などで、ほとんど強香種ばかり購入して
育てていたが、少ないながらも音楽活動の方で忙しくなり、というのも言い訳だが
年齢とともにバラのお手入れも怠りがちになっていき、数十ほどあった品種の
かなりな数を枯らしてしまった。
自分のこともままならないから、生き物は飼わないと決めて植物、特に魅力の
感じる「剣弁高芯咲き」のハイブリットティーローズを中心に、後に
イングリッシュローズやフレンチローズなども育てていた。
植物も生き物も、お世話を一生懸命すれば必ず答えてくれる。
バラはオーガニックで育てようと、天然の保護剤などを取り寄せて10年ぐらいは
育てたと思う。
バラは「肥料食い」と言われるように、年中定期的に施肥をしなければならない。
始めたころは知識はなく、唯々きれいというだけで始めたが、この時期、1月から
2月は元肥を入れて土の入れ替えをしてやれねばならない。
「女声合唱団風」の亡くなった指揮者大森先生も、大学で現役のころバラを育てて
いらっしゃったらしい。
でも土の入れ替え等で続かなかったとおっしゃっていたが
合唱団でピアノ担当とコーラスを歌っていた私が50代のころは
一番バラに力を入れていて、バラの共通の話題からか
先生もまたバラを育てることを再開されていつだったか
お互いの品種名を交換したら見事にどれもかぶっていなくて
驚いたことも懐かしい思い出だ。
西向きで悪条件な我が家の庭に地植えと、鉢植えで育てていた多くは、写真で
懐かしむことになった。
今日はわずかに残っている内の地植えの「春芳(しゅんぽう)」と「ホワイトウィングス」
「イングリッシュヘリテージ」の土を入れ替えた。


赤玉土、腐葉土、くん炭、堆肥などを比率よく自分で配分するのがベストだけれど
この作業も力が要る。
配合の良い「バラの土」を買ったりしていたが、結構費用が要るので、堆肥を加えて
園芸用の土で賄った。

これまでも土入れ替えをしていないこともあったり
肥料も思いついた時だけなど、かなりアバウトな感じの私に
健気に答えて春の開花は見事だった。

健気に咲いてくれた過去の薔薇たち。

桃香

薔薇の大敵コガネムシが密を吸っている

「ホワイトウィングス」

「グラミスキャッスル」 戯曲「マクベス」に由来

「ロイヤルプリンセス」愛子様ご誕生記念の薔薇

「わたらせ」
まだまだあるが又の機会にアップしよう。

ホワイトウィングス