グー版・迷子の古事記

古事記の世界をあっちへふらふらこっちへふらふら
気になったことだけ勝手に想像して勝手に納得しています

今気になっている神様

2013年09月10日 | 古事記
今日は何ら面白いアイデアが思い浮かばない
気になることはあるんだけどまだまだ足りない感じ…

自分は神様の原型の様なものを見つけたい…
みたいな感じで調べているように感じます。
より古い神様であればあるほど心躍り、
より新しい神様であればあるほど気持ちが萎えてしまいます。
家にある古事記も前半ばかり読んで後半は読むのがしんどいです

そうそう、今気になっているのがアラハバキです。
太陽神としての可能性がありそうなのは以前説明しました。
当ブログ アラハバキ勝手に考察 参照下さい

太陽神としての可能性があるならば、どこの太陽神だったのだろ?
前回の流れからオオモノヌシの元々の名前だったのではないか?
当ブログ オオモノヌシとオオクニヌシ 参照下さい

そうなると伊勢神宮との関係も見えてくるのではないか?

ある程度ストーリのようなものは出来上がっているのですが、
それを証明する資料がまだまだ足りない感じです

伊勢神宮を少し調べて分かったのですが、現在の伊勢神宮から古代の伊勢神宮を想像するのはかなり困難を極めそうです。
伊勢神宮の祭神というのが、どうやら天武天皇の時に大々的にいじくり回されているようなのです

現在の天皇家の祖が古代、祭り始めた頃は単なるアマテラスだったようですが、天武天皇の頃どうやら外国の神と習合した様なのです。
現在の伊勢神宮の神様は、アマテラスはアマテラスなのですが、一筋縄ではいかない性格を持っていそうなアマテラスみたいです。
習合した神様というのが曲者で、太一神っていう神様なんですが…
宇宙の根源の神様で…
この宇宙の根源から陰と陽が生じ…

アマテラスは太陽ですから、もちろん陽なのです。
そうなると陰の性格も付加しなければ、太一神になれないような気が個人的にします。
もしかすると、また別の理屈でアマテラスは太一神になれるかもしれません。

アマテラスを陽とすると、相対する陰はツクヨミです。
伊勢神宮外宮は現在豊受神(女神)が祭られていますが、外宮の建築方法から古代男神が祭られていた事は明らかです。これを理由に外宮の元々の祭神はツクヨミという説もあった気がします。
仮に元来の祭神がツクヨミだとしても、その痕跡は外宮の建築方法以外には消されてそうです。

これだけでもグチャグチャなのに、天武天皇が古事記編纂、伊勢神宮祭祀と深く関わっているため、もうグチャグチャのグチャグチャです

何か面白いネタないかな…