水路を探す犬

アポロとご近所散歩をしていましたら、
同じくトイプードル2匹を連れて散歩中の飼い主さんと会いました♪

アポロはそのトイプーちゃんに近づきたいけど、
実際は微妙な距離感を保ったままそれ以上は近づけず、
結局たいして触れ合わないままお別れ。

…が、

トイプーちゃんたちが去ったあと、アポロはその場から動かず…。

そして、今までトイプーちゃんがいた場所をクンクンクン嗅ぎ出すアポロさん。


アポロ「クンクン…。あの子の匂いが残ってるのでこれでご飯3杯いけます♪」

アポロってこうなんです…。

他のワンコに興味はあるものの近づけず、
そのワンコが立ち去ったあとになって、
こうやって地面に残ったワンコの匂いを執拗に嗅ぎ始めるのです…。

「だったら目の前にいた時直接嗅げばいいじゃん…（笑）」

という私のツッコミも耳に入らない様子で、
いつま～でも地面の匂いを嗅ぐアポロさん。

すると…、

そこに買い物帰りらしき一人のご婦人が通りかかり、
こう話しかけてきました。

「このワンちゃん、きっと水路を探してるのよ。喉が乾いてるのね」

…と（笑）。



ああ、そういえばこの下には側溝があるはず…。

って、いえいえ、そうじゃなくて実はこの子の場合ですね…、

と説明しようとしたところ、さらにそのご婦人の言葉が続く。

「わたしが昔飼ってたダックスフンドもそうだったのよ」

どうやらそのご婦人のダックスは、散歩してて水が飲みたくなると、
水のある場所を探して側溝へ向かっていったそうなのです。

「ダックスフンドは頭がいいのよねぇ」

「え、ええ…。そうですね…」

頭がいいと言われちゃわざわざ否定するのもなんなんで、
とりあえず、そういうことにしておきました（笑）。

へぇ～、アポロ、水路探してたんだぁ～。

「きっと水が飲みたいのよ。飲ませてあげてね」

水が飲みたいらしいそんなアポロさん、
そのご婦人が去ったあとも、ひたすらその場所の匂いをクンクンクンクン…。

アポロのこの執拗さを見る限り、
たぶん今回のトイプーちゃん、シーズン中だったんだと思います。

今までも何度かこういうことありましたが、
シーズン中の女の子に会うと、もうアポロ匂い嗅ぎが止まらなくなるのです。


クンクンクンクンクンクン…。

おやつのクッキーで釣ってみても、全然顔さえも向けず…（笑）。

ま、ここで夢中で匂い嗅ぎしてれば、
家に帰ってきてからグッスリ寝てくれるだろうとも思いまして（笑）、
しばらく好き放題に嗅がせておりました。

でも、5分経っても10分経っても、わずか半径2mから移動せず、
ひたすら同じ地面の匂いをクンクン嗅ぎ続けるアポロさん…。

私もいい加減しびれを切らしてきたので、回収！（笑）



そのままバッグに入れて、バッグ散歩へ移行☆

いつもは大体、こうしてバッグに入れるとですね、
私が歩いてる間、ず～っと私の手のひらをペロペロ舐めてるアポロなんですが、
今日は全然舐めないで顔を上げたまま、
ずっと鼻をクンクンさせて何かの匂いを探して、

最後の方では、降ろしてくれ、と訴えかける始末…。

これはもう完全に、シーズン中の女の子の匂いで興奮してる状態ですネ。



本当のところはアポロに聞いてみないとわからないことですが、

う～～～～～ん…、

少なくとも、水路を探してたわけじゃないよねぇぇぇ～～～。

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