『腸・美人』 通信

『頭とおなかの中』に地震と災害が一度にやってきた。そして、健康を創る自分に変化した。現在、おなかの「免疫力治癒力」育成。

迪化街・台北霞海城隍廟(シアハイチェンファンミャオ)

2012年05月20日 19時12分39秒 | Weblog
 
ホテルを8時過ぎに出てゆっくりと民生西路を西に向かった。迪化街(ティホワチェ)の歴史は古く、18世紀当初は土砂の堆積場で衰退した水軍基地として発達していたが、日本統治時代が始まると、迪化街は名実ともに台湾随一の商業エリアとして機能しいろいろな商店が終結した。現在の建物は19世紀末期に造営され、1920年代に改築されたものばかりで、古跡にも認定された古い建築物が並んでいる。迪化街全体は南北に延びた道路で乾物、漢方、お茶、カラスミ等の高級食材が安く手に入る街で値段交渉もOKと言う。

 に入り少し南下すると左側に「台北霞海城隍廟」というお寺がある。小さいお寺だけど早朝からたくさんの女性が…月下老人(ユエシァラオレン)という字が見える。その老人をお祀りしているようだ。どうして老人なのか…?中に入ると広さはないが、線香の煙で歴史が古のが分かる。…縁結びの神様…お堂の正面側からおじさんの声が聞こえる。おじさんは日本語がうまい。タクシーの運転手をしながら通訳しているのだ。後ろからついて行くことにする。

 奉納されているのは月下老人なのだ。白く長いひげに赤い頬で始終微笑んでいる。右手には杖、左手には誰と誰が結婚するか書いてある婚姻簿を持つ縁結びの神様は、未婚の男女に赤い糸を授け、良き伴侶が得られるよう手助けしている。このように、月下老人は霊験あらたな神様として人々の間で称賛されている。中国式の参拝方法が書かれている。1・「金紙」と線香3本を購入。2・お供えセット(「鉛銭」「紅糸線」「喜糖」)を購入。3・線香に火をつける(3本とも必ずつける)。

 4・天公に参拝。天に向かって自己紹介(名前・年齢・住所)の後、天の神様に願い事をする。5・常隍爺(じょうこうや)「御利益・無事息災・金運上昇」自己紹介の後、好きな人の名前とその人とどうなりたいかを伝えお願いする。好きな人がいない場合は、好きなタイプを伝え、お願いする。6・義勇公(ぎゆうこう)に参拝(ご利益・悪者を追い出す・旅の安全)。7・城隍夫人(じょうこうふじん)に参拝(ご利益・夫婦円満・家庭円満)。

 8・菩薩に参拝(ご利益・智慧を授かる・心の平和)。9・天公炉(てんこうろ)に線香を立てる。10・お菓子「喜餅」(花嫁のお菓子)とお茶を「平安茶」をお召し上がりください。11・お供えセットの「鉛銭」「紅糸線」を香炉で時計回りに3回す。12・「金紙」を箱に入れる。なかなか大変な儀式。参拝後は「鉛銭」「紅糸線」はお守りとして財布に入れて肌身離さずお持ちください。となっている。台湾式は神も仏も一つの考え方のようである。これが儒教の教えなのだろうか……?

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