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増田カイロプラクティックセンターの近況レポート

筋骨格・神経・アレルギー(NAET)・感情の統合療法。
増田裕D.Cのブログ

2010年5月24日(3月に読んだ本)

2010-05-24 18:38:37 | 読書三昧




昭和の記憶を掘り起こす―沖縄、満州、ヒロシマ、ナガサキの極限状況
中村 政則
小学館

昭和史発掘 (4) [新装版] (文春文庫)
松本 清張
文藝春秋

日本の失敗―「第二の開国」と「大東亜戦争」 (岩波現代文庫)
松本 健一
岩波書店

影武者徳川家康〈中〉 (新潮文庫)
隆 慶一郎
新潮社

出雲神話の誕生 (講談社学術文庫)
鳥越 憲三郎
講談社

エベレストを越えて (文春文庫 (178‐5))
植村 直己
文藝春秋

透明怪人 (少年探偵)
江戸川 乱歩
ポプラ社

今夜は眠れない (角川文庫)
宮部 みゆき
角川書店

昭和天皇―畏るべき「無私」
松本 健一
ビジネス社

北一輝論 (ちくま文庫)
松本 清張
筑摩書房

石原莞爾と満州帝国 (新人物文庫)
クリエーター情報なし
新人物往来社

成熟する江戸 日本の歴史17 (講談社学術文庫)
吉田 伸之
講談社

ココ・シャネル 愛と孤独の日々 (ホーム社漫画文庫) (HMB T 4-1)
高口 里純
ホーム社

左腕の誇り―江夏豊自伝 (新潮文庫)
江夏 豊,波多野 勝
新潮社

ゴルゴ13 (5) (SPコミックス)
さいとう たかを
リイド社



増田先生っ。だんだん解読が難しくなるじゃないですかっ(T-T)

とくに2冊目の「昭和史発掘4」は解読ができませんでした。「昭和史発掘」と「小林多喜二の死」が別物だと思いました。
「小林多喜二の死」という本があると思って探しまくってましたがそのような本は見当たらず、増田先生に聞くと2階の本棚へ案内され、そこで手に取ったのは「昭和史発掘<4>」中を開くと5ページ目から「小林多喜二の死」・・・・・。
わかりません、普通・・・_| ̄|○
でも多分、この中でも「小林多喜二の死」にスポットを当てたかったのではないでしょうか。
ちがったら・・・明日増田先生から抗議の声が飛んでくるかもしれない。

それにしても高口里純の漫画まで読むとは…範囲が広いです。
桐井 記

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2010年5月24日(2月に読んだ本)

2010-05-24 16:07:49 | 読書三昧


はやく続きをアップしろとの命令なので2月分をアップします。
悪女について (新潮文庫 (あ-5-19))
有吉 佐和子
新潮社

鬼平犯科帳 (5) (SPコミックス―時代劇シリーズ)
さいとう たかを,池波 正太郎,久保田 千太郎
リイド社

鬼平犯科帳 (6) (SPコミックス―時代劇シリーズ)
さいとう たかを,池波 正太郎,久保田 千太郎
リイド社

草の径 (文春文庫)
松本 清張
文藝春秋

青春を山に賭けて (文春文庫)
植村 直己
文藝春秋

極北に駆ける (文春文庫 う 1-2)
植村 直己
文藝春秋

巨人の磯 改版 (新潮文庫 ま 1-37)
松本 清張
新潮社

ゴルゴ13 143 百人の毛沢東 (SPコミックス)
さいとう たかを
リイド社

眼の気流 (新潮文庫)
松本 清張
新潮社

信長と消えた家臣たち―失脚・粛清・謀反 (中公新書)
谷口 克広
中央公論新社

昭和天皇伝説―たった一人のたたかい (朝日文庫)
松本 健一
朝日新聞社

五体不満足
乙武 洋匡
講談社


巨人の磯って・・・・解読レベル「高」です。しばらく悩みました。
30分以上悩みました。巨人の石壁かと思いました。
鬼平犯科帳は、さいとうたかをのコミックスも持っていたため、どちらなのかわからなかったです。
本人にたずねてやっとわかりました。
-------2010/6/11記--------------------------
・・・と書いたら、今日になって増田先生が「さいとうたかをの本だっ。直せーー」とものすごい形相でしつこかったため、しぶしぶ直す事に・・・。
だから聞いたんじゃん~ぷりぷりぷりぷり
---------------------------------------------
・・・だんだん大変になってくる。そしてだんだん本のジャンルがばらばらになってきます。
このジャンルの幅が面白いところですねー(^^)
桐井 記

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2010年5月23日(1月に読んだ本)

2010-05-23 09:47:12 | 読書三昧


増田先生は毎月読んだ本をメモに残しています。

1月~5月分のメモを増田先生から渡されましたので、順々にアップしていきます。
前より減っているのかもしれないけど、それでもすんごい読書量なのでくじけそうです_| ̄|○

半生の記 (新潮文庫)
松本 清張
新潮社

沈まぬ太陽〈4〉会長室篇(上) (新潮文庫)
山崎 豊子
新潮社

沈まぬ太陽〈5〉会長室篇(下) (新潮文庫)
山崎 豊子
新潮社

陸行水行―別冊黒い画集〈2〉 (文春文庫)
松本 清張
文藝春秋

火と汐 (文春文庫)
松本 清張
文藝春秋

疑惑 (文春文庫 (106‐67))
松本 清張
文藝春秋

龍は眠る (新潮文庫)
宮部 みゆき
新潮社

新版 劒岳〈点の記 〉
新田 次郎・作,山本 甲士・文
文藝春秋

半島へ、ふたたび
蓮池 薫
新潮社

張込み (新潮文庫―傑作短篇集)
松本 清張
新潮社

平成お徒歩日記 (新潮文庫)
宮部 みゆき
新潮社

ジャスミン (文春文庫)
辻原 登
文藝春秋

西郷札―松本清張短編全集〈01〉 (光文社文庫)
松本 清張
光文社

モモ―時間どろぼうとぬすまれた時間を人間にかえしてくれた女の子のふしぎな物語 (岩波少年少女の本 37)
ミヒャエル・エンデ
岩波書店

天平の甍 (新潮文庫)
井上 靖
新潮社

高麗奔流
深田 祐介
文藝春秋


この月は本のジャンルがあちらこちら跳ばないなぁ・・・と個人的感想。
と、思っていたら・・・あっ!「モモ」がある!これは意外です。
しかしこれは大人に読んでほしいファンタジーですね。そう思うと納得。

桐井 記

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化城の昭和史 寺内大吉/中公文庫

2005-06-05 13:17:55 | 読書三昧
この本を知ったのは『二十世紀を読む』(丸谷才一、山崎正和、中央公論新社)のなかの「近代日本と日蓮主義」である。丸谷才一氏の批評を読むと、批評で取り上げられた本を読みたくなる。この本を読むと、昭和史の前半は熱烈な日蓮宗徒たちによって動かされた、ということがわかる。まったく知らなかった事実で、これには唖然とした。

北一輝、西田税、井上日召、石原莞爾、5・15事件、2・26事件の将校達、いずれも熱烈な日蓮宗徒である。軍国主義という言葉で括られていた昭和前半史の背後を知ることが歴史を反省するうえで欠かせない。日蓮主義者は一人一人の折伏ではなく、国家を丸ごと日蓮宗に改造してしまうという教義から、国家と結びついて「八紘一宇」(アジア侵略)の夢を果たそうとした。国民的人気作家の宮沢賢治も熱烈な日蓮宗徒であったことは昭和史を考えるうえで感慨深い。日本の精神史(政治と宗教)を考察する上でまたとない好著である。
化城の昭和史―二・二六事件への道と日蓮主義者〈下〉

中央公論社

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化城の昭和史―二・二六事件への道と日蓮主義者〈上〉

中央公論社

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脳のメカニズム 伊藤正男/岩波ジュニア文庫

2005-06-05 13:09:08 | 読書三昧
 私の敬愛する丸谷才一氏は入門篇として権威ある学者の薄い本を読め、決して無名の学者の厚い本を読むな、というアドバイスをしているが、まさにこの格言が当てはまる本である。小脳の世界的権威である著者が小中学生相手に書いたこの本は大切なことが簡潔明瞭に書かれていて、臨床神経学に従事するわれわれにとっても、非常に有益である。
 何が大事なのかを示唆しているので、言説の強弱がわかる。たとえば、筋紡錘は抗重力筋の感覚受容器として働くが、咀嚼筋の筋紡錘が働かないと顎は垂れ下がってしまう、といった指摘はなんでもないように思えるが、専門書のどこにも見られない重要な指摘である。素晴らしい本の一言に尽きる。

脳のメカニズム―頭はどうはたらくか

岩波書店

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記憶力を強くする 池谷裕二/講談社

2005-06-03 13:26:40 | 読書三昧
 解剖学の授業で「理解なくして記憶なし」と強調されたことがある。暗記学問と言われるこの学問にしてしかり。生理学や神経学では理解がなければ記憶できないのは当然のこと。そこで、神経学では記憶の機序をどのようにとらえているのか。この本は側頭葉の奥にある海馬のシナプス増強(シナプスの伝達効率の向上)の機序を簡潔に紹介しているので初心者向きだ。「記憶の3か条」は座右の銘となるべきもの。

  1、何度も失敗を繰り返して覚えるべし、
  2、きちんと手順を踏んで覚えるべし、
  3、まずは大きく捉えるべし。

 この通りやれば、かならず難しい学問も踏破できる。ただし、継続は力なりで、継続することが大切だ。図30の「勉強と成績の関係」のべき乗効果はそのことを明瞭に示してくれる。イチローは「もし努力することが天才だとすれば、ぼくはその天才にあてはまるかもしれない」とどこかで述べている。その言がまさにあてはまる著者の見解である。

記憶力を強くする―最新脳科学が語る記憶のしくみと鍛え方

講談社

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文章読本  丸谷才一/中公文庫

2005-06-03 13:19:24 | 読書三昧
文章の最も基本的機能は伝達にあることを述べた第四章「達意といふこと」、この章が好きだ。その引用文がいい。現行憲法と明治憲法を比較して、現行憲法は確かに下手な翻訳調でありとても名文とは言えない文章であるが、とにもかくにも意味を伝えるという点で文章の資格を備えているのに対し、明治憲法は美文調だが伝達という機能を初めから放棄した駄文、いや駄文とも言えない呪文の亡国憲法だったとする明解な論旨。気分がすっきりしますね。

ほかにも、読んでいて気分のよくなる引用文がいっぱい。私の好きなところは第八章「イメージと論理」。大内兵衛『法律学について』の一説、吉行淳之介の『戦中少数派の発言』がいい。それにもうひとつ。第十章「結構と脈絡」のなかの堀口大學の『お七の火』、幸徳秋水の『兵士を送る』が好きだ。

文章読本

中央公論社

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思考のレッスン 丸谷才一/文芸春秋

2005-06-03 13:15:21 | 読書三昧
よくゼミの参加者から「どんな本を読めばいいでしょうか?」と聞かれることがある。そんなとき、言葉に窮してしまうのだが、著者は「読みたい本を読むしかない」と言う。著者は作家であり批評家で、主題は文学だから、われわれカイロプラクティックとは畑が違うが、言説はその通りとしか言いようがない。とりあえず、何でもいいから購入して読んでみることだ。

また、通説を疑え、ものを言ったり書いたりするときには何か新しいことを言え、という提言も私の座右の銘である。文章の心得として、書き出しに挨拶を書くな、書き始めたら前に向かって着実に進め、中身が足りなかったら考え直せ、そしてパッと終われ、と述べている。単刀直入に、そして最後まで読ませることが大事である、という。文章の心得をこれほど簡潔に述べたものはほかにない。

思考のレッスン

文藝春秋

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