院長記
「先生、(動悸・不整脈が)治りましたよ。息子(が原因)だったとはねえ」
「これほど気持ち悪いものはなかったね」「心臓がドクンドクンするんだから」
つい先日(11月23日)、久しぶりに常連の患者さんが来院した。10月中旬から動悸がし始めた。病院で検査を受けると、「期外収縮」だと診断された。よくあることだから気にしないことだと言われ、特段の治療もない。
しかし、心臓の音がびっくりするほど大きくて気持ちが悪い。そこでうちにやってきたというわけだ。
心臓の音を聞くと確かに不整脈を打っている。
そこで検査すると、感情のしこりが関与している。調べていくと、「厄介な」という感情が検出された。そこで思い当たることがないか尋ねると、この5月に初孫が生まれて、隣に息子夫婦が住んでいるのだが、嫁が「おかあさんいいですか?」と毎日、1日に数回も孫を連れてやってくる。
それはそれで「癒し」にはなるし、別段嫌なこともないのだが、今までの自由な自分本位の生活リズムが崩れて、ちょっと不自由だなと感じていた。
そこでこの感情を開放する。
11月25日、嫁と初孫の背後に、こうした自分の気持ちを察することのできない息子に対する気持ちがあるのが認められたため、この感情も開放する。
今日が3日目だったが、見事に動悸はなくなった。「気持ちがこれほど身体に影響するなんて、すごいね」
どんな感情も自然に沸いてくるもので、それ自体良いも悪いもない。この場合でも、そんな感情が溜まってしまった。溜まると良くない。症状に現れる。うまく、溜まらないようにはけ口をつくり出すことが生活の知恵である。
「先生、(動悸・不整脈が)治りましたよ。息子(が原因)だったとはねえ」
「これほど気持ち悪いものはなかったね」「心臓がドクンドクンするんだから」
つい先日(11月23日)、久しぶりに常連の患者さんが来院した。10月中旬から動悸がし始めた。病院で検査を受けると、「期外収縮」だと診断された。よくあることだから気にしないことだと言われ、特段の治療もない。
しかし、心臓の音がびっくりするほど大きくて気持ちが悪い。そこでうちにやってきたというわけだ。
心臓の音を聞くと確かに不整脈を打っている。
そこで検査すると、感情のしこりが関与している。調べていくと、「厄介な」という感情が検出された。そこで思い当たることがないか尋ねると、この5月に初孫が生まれて、隣に息子夫婦が住んでいるのだが、嫁が「おかあさんいいですか?」と毎日、1日に数回も孫を連れてやってくる。
それはそれで「癒し」にはなるし、別段嫌なこともないのだが、今までの自由な自分本位の生活リズムが崩れて、ちょっと不自由だなと感じていた。
そこでこの感情を開放する。
11月25日、嫁と初孫の背後に、こうした自分の気持ちを察することのできない息子に対する気持ちがあるのが認められたため、この感情も開放する。
今日が3日目だったが、見事に動悸はなくなった。「気持ちがこれほど身体に影響するなんて、すごいね」
どんな感情も自然に沸いてくるもので、それ自体良いも悪いもない。この場合でも、そんな感情が溜まってしまった。溜まると良くない。症状に現れる。うまく、溜まらないようにはけ口をつくり出すことが生活の知恵である。